KEIの珈琲。。。

自家焙煎珈琲店開店を夢見ての記録ブログ。

しかし色々重なり、現在一休み。
今は、その時の想いの記録帳です。

Wineが届けてくれた、10年ぶりの噂。

2016年11月13日 | 日々、あれこれ。
先日、新宿区荒木町にある『メゾン・ド・ミナミ』で、愉しいひと時を過ごしてきました。
オーナーソムリエ・南様の奥様がvocalとして、ジャズトリオのミニコンサート・ディナー。



ここでのワインとフードは、イベントを中心にお世話になっていまして、お店の造りや店内の雰囲気、店員の方の動きなど、とても洗練されていて、好きなお店です。

この日は、懐かしいメロディーと、美しいワイン、充実したフード、同席した方とも打ち解けて、それは素晴らしい時間でした。



そんな中、知り合った方との話しで、とあるあるWineショップ(兼・レストラン)の、懐かしい店名と噂を耳にしました。



その話を耳にして、私はかなり動揺しました。
私の知る方が亡くなり、業態も随分変わってしまっているとの様子。



そのお店は、横浜市元町にある、カリフォルニアWineショップ『Tomei's』。
10年前当時、私達は元町に出かけた際にたまたまお店を発見。
当時、店舗の2階のみ。
ご主人・マイケルさん(買付担当)と奥様の知美さん(ソムリエになる直前)二人で、「ワイナリーに直接訪れた際の、ワインのティスティングルームの雰囲気を楽しみながら、マイケルさんが買い付けたオリジナルのカリフォルニアワインをティスティング&購入できるショップ」としてスタートした直後の事でした。

まだ、オリジナルの大きなワインセラーをマイケルさんが自作している最中で、知美さんのワインの説明を聞きながら、ワインを購入。当時、購入者にプレゼントしていた「Tomei's」ロゴ入りワイングラスなども、何客か我が家に残っています。
妻共々気に入って、何度か足を運びました。当時のブログ記事もあります。↓

Tomei's
( ↑過去の記事にリンクしています。)

その後、お店を拡張。
ワイン店舗の下の階に、レストランをオープンさせ、順風満帆・・・と、ここまでで、私達の記憶は止まっていました。





噂とは、奥様がお亡くなりになり、お店が様変わりしたという話。
なんだか居ても立ってもいられず、メゾン・ド・ミナミに出かけた次の日、妻と共に、横浜市元町に急行しました。

久しぶりに訪れた元町は、すでにクリスマスの装い。

マイケルさんが私達を覚えているとは思えませんでしたが、せめて哀悼の意をお伝えしたい。そして久方ぶりに、マイケルさんが買い付けてきているワインを買って帰ろうと考えました。

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しかし、当時のお店の場所にはその姿がなく、以前の場所からハス向かい側に、1階の飲食店のみの様子。
当然マイケルさんはおらず、開店前の店員さんが、簡単に最近の状況を教えてくれたにとどまりました。



個人向けのワインショップは、もう存在せず。
12時からランチオープンの話しは聞いていたのですが、何となく気が抜けたまま、店員さんにお礼を言って、その場を離れましたのでした。





横浜・元町と言えば、すぐそこは、横浜中華街。



懐かしさはありましたが、ご覧の混みよう。
今回はあまり人が近づかないエリアにあった中華料理店で、ランチ。



それでも、リーズナブルでなかなか満足できる料理たち。



特にこの、「台湾風・牡蠣入り玉子焼き」は絶品♪



お約束の杏仁豆腐で〆て、お店を後にしました。



何となく、当初の予定から外れてしまいましたが、これも故人が導いてくれた機会だろうと、人混み嫌いな私達でしたが、しばらく中華街を散策し、帰路についたのでした。

行きも帰りも、道中、渋滞や混雑とは無縁。
噂から始まった横浜散策は、何事もなく終えることができたのでした。
でもなぁ・・・ワイン、手に入れたかった。
今でも、心残りです。








最後に。



今日、立ち寄るに立ち寄れなかった、Tomei's。
その新しいHPリンク先『Tomei Wines』を、貼っておきます。
(↑クリックすると、HPへ飛びます。基本、業者向けのようです)



オーナー、マイケルさん。影ながら応援しています!

そして、奥様知美様のご冥福をお祈りいたします。






おしまい。




ちょうど一周年となりました。

2016年11月12日 | 日々、あれこれ。
先日も書きましたが、一周年。



妻の大病が発覚し、実際の入院となったのが、昨年の今頃。
確認が早かったので、主治医はのんびりしたものでしたが、聞かされた私達夫婦の焦りは、日々蓄積していました。
診断から入院までの時間が、永遠のように感じたりもしました。



この間、できるだけ笑顔で、楽しく過ごそうと思っていましたが、毎日が思うようにいくはずもなく、いろんな形で葛藤があったように思えます。



この妻の大病から遡る事1年前には、実父が癌で逝きました。



体調不良でも鞭を打ち、ろくに検査もせず、生活(商売等々)を支え続けた結果、治療も何も、手遅れになっていました。
それを事前に見ていたので、妻の大病と続き、何か自分に不徳があったかのような罪悪感を感じたりもしたものです。



大病の完治を確信しつつも、私一人『厄払』として靖国神社で昇殿参拝をしたり、入院直前には無理に休みを取って九州一周旅などしたり想い出作りなどしたり。



できるだけ、穏やかな一日とこれからを願いながら過ごしたのでした。



幸い、入院後の経過はすこぶる良く、このブログで書いてきたように変わらぬ日常を取り戻し、この1年の節目の今日も、次のお出かけ作戦や、お酒を中心とした食事の話題などで盛り上がっています。



今回つくづく思ったのは、一般的な『検診』以外にお金を出してでも、詳細な検査を受ける癖をつける事。
日頃の節制はもちろん大切なのですが、自分への心身状態をおろそかにしない事。
ここでケチると、今頑張っていても、それら全てをひっくり返すことになりかねませんからね。。



この『KEIの珈琲。。。』を書き始めてずいぶん経ち、内容も、当初の「珈琲店起業!」(実際にネット販売にこぎ着け、雑誌に掲載されたこともありました)から、「旅ブログ」へ様変わりし、このgooブログ以外でも、趣味系でブログを書いていたりもしますが、そんな日々あれこれを、何となく書き留めておきたい気持ちになるのも、今のこの日常が続いてこそ。



皆さんにおかれましても、何となく、少しでも変化を感じた時は、速やかに詳細な検査をし、しかるべき対処を速やかに実施することをお勧めします。








一周年、おめでとう。



昔と変わりのない今日を迎えられたことに、感謝。





おしまい。



まもなく一周年記念。

2016年11月01日 | 日々、あれこれ。
丁度2年前、実の父が逝きました。


そしてもうすぐ、妻にとっての一周年記念がやってきます。
それは、大病で手術、そして完全復帰の記念日。



その前祝を兼ねて、ワインなどを調達に出かけてきました♪
・・・厳密には、出かけた先でフと、思い出した次第。(笑)





実は私の知人から、山梨県某所で、ワインとなる前の微発泡果汁が、激安で思い存分飲めるワイナリー・レストランがあるとの情報をGETしたのでした。
ワインになる前とは言っても、アルコールを微量含みますから、ドライバーはご法度。「じゃ、適当な宿で泊まるしかないね」と話していたのですが、しばらくは泊りがけのお出かけが難しい、妻と私のスケジュール・・・。

そこで12月入ってから行こうかとも思ったのですが、11月も半ばになれば、見事に「ワイン」化してしまうので、早急に出かけなければ、ありつけないことが分かりました。

「じゃぁ、日帰りで行って、妻は飲むとしても、私は現地で仕入れて自宅で飲む」という前提の下、その微発泡ブドウジュースを求めて、山梨県勝沼町と甲州市の境目くらいにあるワイナリー『シャトー・ルミエール』へお買い物にお出かけ♪



丁度、『ボジョレー・ヌーヴォー』直前の時期。当然、山梨県でもヌーヴォー『新酒』の時期ですが、新酒のお祭り直前だから空いているという、勝手な憶測の下、現地に向かいました。



ところが。



見事に、新酒祭りの真っ最中。( ̄▽ ̄)

「チケット買って、会場で存分に楽しんで下さい!」 ・・・って言われて乗りそうになったのですが、私は当然ながら飲めませんし、そもそも想定外でしたので、新酒祭り会場を避け、例の「微発泡ブドウジュース」を仕入れに、レストラン兼ショップの『シャトールミエール・ゼルコバ』に向かいました。(^^;



建物が洒落ていますが、店内も、ただの売店にあらず、洒落ています。
この日は店内で、ミュージシャンが素敵な生演奏を行っていました。



で、その店内に。



ありましたよ~。
微発泡ブドウジュースが!!



イソイソと、一杯注文♪
それを傍らで見守る私。
ま、帰宅までの我慢!( ;∀;)



・・・って思っていたのですが。



酒税法上このドリンクは店内飲用のみで、お持ち帰り厳禁との事!!



ん?

つまりは私、一滴も飲めないって事でしょうか!?(;゚Д゚)
そ、そんなぁ~(´゚д゚`)
しかも、このステンレスタンクにあるだけ、売り切り御免状態(´Д⊂ヽ





結局。



妻が数杯平らげ、後から来たお客さん数人で、完売!!
しかも、今シーズン分、全部完売という悲劇!!

・・・まぁ、妻の完治1周年記念だし、グッと我慢。(=_=)



グッと我慢・・・。



でも悔しいので、妻を焚付けて、かなりのまとめ買いしちゃいました☆
新酒から、重厚なものまで、一通りGET。



さらには、予約がほぼ必要なこちらのレストラン『ゼルコバ』でしたが、調子に乗って、朝一番に店員さんに相談したところ、レストランのコースを二人分抑えることに成功!
レストランがオープンするまで、ノンアルコールドリンクでマッタリし・・・。



ついに、素敵なランチタイムへ♪



地元食材を使った、満足度の高い、料理の品々。



この日は、芸能人の方(辰巳拓郎さん)もいらっしゃっていて。



食いしん坊万歳な、楽しい時間を過ごすことができたのでした。(^^
辰巳拓郎さん、TVで見るより精悍で、なかなか格好いい方でしたよ。




さて。

この日は日帰りなので、食後早々に帰宅・・・とはならず。



下道を使って、山梨県小菅村経由、東京都中野区への帰宅することに。
のんびり山道を楽しみながら、寄り道して帰ることにしました。
そして道中、小菅村の道の駅で地元食材を買い求めたのですが、残念ながらイベントの真っ最中で、



様々なジャンルの方々が、結構押し寄せていたこともあり、



ほとんどの新鮮食材は、完売!(;'∀')
生わさび等を手に入れたのみ。(笑)
仕方ないけど、超残念。



・・・とはいえ、美味しいであろう新酒と、ワインを数本。

そして、1周年記念を楽しく過ごせた時間が、何よりのお土産。

実際は半月後くらいが『1周年記念』。

後日、この日の思い出を話しながら、この日手に入れたワインで、乾杯しようと思います♪





おしまい。



我が家(実家)の守護神。

2016年06月11日 | 日々、あれこれ。
実家では父が逝き、今は実質的に母の1人暮らし。

オシドリ夫婦だった父と母。
急に独りとなり、何するでなく悶々と過ごされる事に不安を感じ、
1年ほど前、弟と共に半ば強制的に犬を飼わせる作戦に出ました。



個人的は、温和な小型犬を選択させるべく誘導したつもりでしたが、
弟と母のウマが合い、民主主義的に選ばれたのが、ビーグルの♀。
ビーグルとしては小型の種と聞き、母も喜んで家に迎えたのでした。



実家で初となる、血統書付きワンコ。

名前はチョコ号として、命名。

初めての座敷犬として、母と家を側で守る守護職を命じたのでした。





これまでの歴代番犬は、貰ったか、拾ったか。
正真正銘の【雑種】。
代々、庭に造った柵の中で飼い、育ててきました。



賢い犬、優しい犬、愛嬌のある犬、よく気がつく犬。
色々いましたが、今回のワンコは、『頭の良い犬』です。
指導するとすぐ、物事をすぐ覚えます。



でも、甘えん坊で自分の『我』の通し方も、すぐ見付ける。
見方によっては、ズル賢いワンコ。(^^;;



ビーグルだけに、瞬発力十分! 歴代1の、元気犬。(笑)
そして、歴代1の、大食漢…いや、大食娘。



母の体調を考えると、かなり過激なカンフル剤。
今更ではありますが、怪我しないか毎日心配です。
でも間違いなく、実家を明るくするカンフル剤になっています。



近頃は、家の外の僅かな変化に反応し、番犬能力を発揮☆
・・・時折、スズメが寄ってきているだけだったりしますが。(^^;

いずれ番犬として成長し、世話されるだけの今の状態から、
家族として実家を支える一員となれることを願いつつ。







ん?

パソコンの操作など、覚える必要ないからね。



まずは気優しく、しおらしい娘に育つこと。

そして、立派な番犬になる事、期待しています。(笑)






夜風に吹かれて。

2016年04月09日 | 日々、あれこれ。
とある、暖かな平日の夜。

仕事帰りに、車窓からだけ見ていた桜並木を見に、途中下車。



走りゆく電車の明かりに照らされてグラデーションかかる桜の姿は、提灯ぶら下がる名所と違って、桜の木自体もシットリと穏やかな姿を見せてくれます。



住宅街にあるこの並木は、街灯も少なく、

当然、ブルーシート敷いた人など皆無。

自分のような物好きか、近所の人が散歩で通る程度。



桜並木を辿ると、程なく、公園へ。

水面に浮かぶ、点在する桜の木は、たわわに櫻花を纏い、幻想的な姿。

風は弱く流れて小枝を揺らし、時折、花びらが舞っていました。



不思議とこの日、公園内も人がおらず、走りゆく春の背を静かに体感。

少し遅めに咲き始めた枝垂桜も、今こそ「見頃」という5分咲き。



桜だらけの「包まれた感」も心揺さぶられますが、街中にポッカリ空いた場所で佇む花見も、この上ない贅沢な時間と言えるでしょう。

新年度初め、何とも忙しい毎日ではありましたが、こういった心の洗濯は、意識して出かけるべきですね。。



公園淵に咲いていた、鮮やかな黄色い小花。

妙に目に付いて、思わずカメラを向けました。



でも・・・なんて言う花でしょう?(笑)



そんな常に無い興味も、気まぐれな散歩の楽しみ。

いつもは車で飛んでいくけど、やっぱり歩きも面白い。

夜風に吹かれての散歩は、これからの季節を心待ちにさせる。

そんな魅力が、あります。






弥生、卯月、皐月。

2016年04月05日 | 日々、あれこれ。
東京都中野区某所は、春真っ盛り!
桜がピークを過ぎつつあります。

近場の名所、石神井公園と石神井川も、木々が満開!
たわわな桜花と、水面に落ちた花びらが、それは美しい風景を演じています。



そんな中、妻の所用に付き合い、上野公園へ。
「花見」に出かけたのでした。



人の多さに酔いそうになりましたが、流石は名所。



お寺や池(不忍池)と、満開の桜とのコントラストは秀逸。



見物行列について行く気にはサラサラなりませんが、遠目からでも、十二分に美しい!


(シャガ・5月くらいの花だそうです)

桜以外の花も咲き誇り、それがまた、可憐。


(カタクリ・3月くらいの花だそうです)

こんな花も、道端にひっそりと。
人も少ない場所に。
何だか、ホッとしました。(笑)





軽めの花見の後には、ダンゴ。(笑)



いや、綺麗に盛られた料理に舌鼓♪
妻の関係者と共に、楽しいランチ。



久方ぶりの、上野公園の春を満喫!
盛り付け、味付け共に良い、なかなか素敵なお店でした。
一席設けて下さった皆様へ、この場にて感謝申し上げます。。




その後は。

上野公園・不忍池界隈から、東京大学方面へ。
少し坂道を登ると、そこには湯島天神が。



偶然にも、神前式を行う両家の姿が。

神聖な場なので、写真は避けましたが・・・。
可憐な花嫁さんと、凛々しい花婿さん。
境内を訪れていた皆さんから、静かな祝福が送られていたことは、言うまでもありません。
もちろん、私達も、その一人。(^^

神前にて厳かに契りを結んだ初々しい夫婦に、幸多からん事を。








で、終われば美しい想い出で終わったのですが。








美しく春を満喫して、このお出かけを〆ようと思っていた矢先。

歩きすぎてお腹が減り。

帰路途中、池袋駅界隈。



たった6名しか入れない、手製餃子の店を発見。

ま~た、食べちゃいました。

結局、花より団子か!!(笑)








花の咲くころに。

2016年04月01日 | 日々、あれこれ。
春めいた、ある日。



少し遅めのお彼岸の、お墓参りのため、茨城県へ向かいました。



この日は、1人。



陽気もうららかで、運転も気持ちよく…。
何となく寄り道したくなり、懐かしい友人から教えてもらったカフェに、立ち寄ってみることにしました。

学生時代にさかのぼる、懐かしい土浦市・つくば市界隈。
その街の間の、長閑な田園風景の片隅に、カフェはあります。
「つくば文化郷」というギャラリー内。


『珈琲屋まめは』


朝一番で着いたので、客は私ひとり。



名家の旧家たる、伝統と歴史が刻み込まれた、門構え。
綺麗な水を湛えた池と、品の良い庭。
手入れされてきたであろう、配置の良い木々と草花。
そして、日本家屋。



陽気は春でも、風はやや冷たく。。
店内で、コーヒーを、一杯。


情緒を感じながら、本を読むには良いかな。
コーヒーを味わうより、心に休息を求めるところ…かな。



店員さん曰く、開店は2011年の震災直前。
ちょうど5年になるのだそうな。
カフェや陶芸、農作物など、一定のテーマを持って、複数のコミュニティが一つの空間を形作っているのだそうで…。
コーヒーカップも、特徴的。



珈琲焙煎はしていないものの、扱ってる豆は、確かなもの。
どうも、ご馳走様でした。








そして、一路、霊園へ。

誰もいない中、花を手向けて、お参り。
遠目に海が見られる、美しいところ。



墓前にそえるため、お酒を何本か持ってきました。
でも…一杯やる訳にはいかないから、そこそこで出発。(笑)



ついでに、幼少の頃過ごした懐かしい場所も通過。
河津桜でしょうか。
昔と変わらぬ風景を眺めながら、実家へ。








実家に向かう、帰路。



日立市、国道245号線沿いに、造り味噌屋が。



『みずきの庄』

以前から気になっていたのですが、245号線で通過の際、イベントをしているのを確認。
味噌汁の振舞いがあるという昇り旗に引き寄せられ、寄ってみました。(笑)



ここは、カフェも併設。
オリジナルの味噌料理が楽しめます♪



…で。

振舞いの味噌汁に感激☆

思わず、味噌…以外の品々も、衝動買い。(笑)
名物という「味噌プリン」は見送りましたが、この日買った物いずれも、ハズレなし。
またいずれ、立ち寄りたいものです。(^^








妻の居ぬ間に、ご機嫌ドライブ。

たまにはこんな日も、ないとね。(笑)






晩秋の福島、冬を傍らに。(福島県、阿武隈~安達太良方面)

2015年11月01日 | 日々、あれこれ。
晩秋を愛でに、妻と福島県白河市から福島市へ日帰り旅。。



多分、今日逃すと、来シーズンまでお預けになるので…。



妻からリクエストのあった『雪割橋』。
熊・104頭の供養碑と共に、阿武隈川の渓谷美が見られるスポット。

その前に、まずは『西郷瀞』。



釣りシーズンが終わったのか、静かな川裾の紅葉美が美しく、
赤黄の葉が、川辺と川裾にコントラストを創り、幻想的。
やや標高が高いとはいえ、この場所で、晩秋の山模様。



そして、『雪割橋』。
曇り空にもかかわらず、一帯の渓谷の深さとその形状から、
色の迷彩がより華やかで、風の冷たさも忘れそうでした。

こういった派手さの無いスポットが、点在している地域。
国道289号線は、好きな道の一つです。(^^



ここには、『白河高原牧場』。
一瞬、長野県か北海道を髣髴する風景に、テンションが上がりました。(笑)
原発事故の影響で相当苦労されていると思いますが、明るい話題も。



乳牛さん、絶賛活動中☆

ゲストハウスがある牧場ではなかったので、試飲はできませんでした。(^^;
場所も場所なので人気(ひとけ)も少なかったのですが、
こういった賑わいが早く当たり前になることを、願ってやみません。



最高のロケーション!
見渡しは北海道の牧場・農園に譲りますが、人がいない☆
風と草木の流れる声が聞こえる、素晴らしい風景に癒されます。
開拓した方々の苦労の歴史を、良い意味で忘れさせます。



・・・さて。



調子に乗って。
鎌房・甲子の両林道を試してやろうと、この牧場の奥へ・・・。

丁度、林道ツーリング(バイク)の一組に出会い、挨拶。
そして林道入った直後に、軽自動車とすれ違い・・・。
気が付けばよかった、その道の荒れ具合!!!!!


(↑この写真は、Uターン前の穏やかなエリアの写真。誤解の無きよう…。)

入ってすぐ、私のビビリミッター(ビビッて限界を感じるの意味)作動。
路面が荒れてる事ぐらいでは、ビビりません。
草木生え放題! こりゃ、百戦錬磨のジムニーじゃないと!(泣)

妻の冷ややかな視線の中、すごすごと撤退・・・。





この後、美味しい蕎麦で釣ってみたり、あれこれ懐柔。
一気に県内を北上し、国道495号線へ入ります。
磐梯吾妻レークラインも、気持ちよく走り抜けました。




ここまで来て、まだ15時なのに雲のお陰で夕暮れ模様。
風もどことなく雪の香りを感じるなど、一気に冬の雰囲気に。。
目指すは、『磐梯吾妻スカイライン』。



日本の道100選に選ばれている、美しい山岳美のルートです。
ご覧の通りの空で、紅葉を愛でるって感じではなくなったいましたが。(^^;

このゲートを越えると、気持ちよい道路と光景が広がっている、はずでした。



まだゲートが締まる前の時間なのに、いそいそとゲート前を固める人影が。
近くの詰め所に聞いてみると、昨晩(10/30)に降雪があったとの事。
これで今季終了…にはならないが、作業の関係で明日くらいまで封鎖との話。
「え~っ、そりゃぁ残念の極み!」と、妻と二人で頭を抱えつつ・・・

『ウチはオールシーズンタイヤの雪道機能付きだから、走って良い?』
と、喉元まで出かかりましたが、迷惑な県外客と思われたくないので、断念。



と、そんな時。



非・高性能の私のデジカメでは捉えられませんでしたが、空から白いものが。
冷たい風に運ばれて、10月にして『初雪』に遭遇。(´▽`)
雄大な紅葉と山々の姿の代わりに、願ってもない想い出ができました。



10分も降ったでしょうか、いわゆる『通り雪』。秋と冬のまさに境目。
冬、雪好きの私としてはテンションが上がったのですが、今日は日帰り。

近くのう回路(多くの温泉場を通過する県道30号線)を抜けて、帰路へ。
夕日らしい夕日も見られませんでしたが、遠くに街の明かりを眺めながら下山。
来シーズンは、もう少し早めに来ることを誓いつつ・・・。



福島県は、間もなく冬。

今年は冬季閉鎖が早まりかねないので、観光はお早めにどうぞ♪








余談。



県道30号線の麓に、こんな標識が。



私は、どちらがどこに出るのか知ってますが、こりゃ端折りすぎ。(笑)
ナビ全盛とはいえ、多少の地名なりを書いてもバチは当たらないかと☆





お出かけにまつわる、あれこれ。

2015年08月30日 | 日々、あれこれ。
お出かけ頻度が多いと、いろんな事に巻き込まれる確率は高まります。

数か月前には、首都高速出口を逆走してきた車と、真っ当に出ようとしていた車との事故、発生直後の現場に遭遇。
最近では、高速道路入口(ゲート前)から、一般道に向けてバックし続ける若者運転の車に警告(クラクション)を鳴らして脇を通過したこと。また、高速道路の分岐点で分岐を間違えた(?)初老の女性が運転する車が、これまたバックしているところに遭遇するなど、本当にヒドイ有様です。

小さなこと(?)では、駐車場での当て逃げが最たるもの。
私は、駐車場に停めるとき、ずいぶんと周囲に気を使っているつもりです。
周囲の車から、極力離した停め方をしています。
近くしか止める場所が無かった場合は、乗り降りする時など、自分の手を、ドアとドアの間に挟んで、他人の車に傷をつけないよう配慮をするくらいです。
それでも少し前、左側のドアに凹みを伴う小傷を負わされ、相手には逃げられ、意気消沈していました・・・。



そんなある日の事。



東京都内に数件ある、超有名なラーメン店の駐車場にて。
場内の端っこの端の端、ライン一杯に車を停め、隣に配慮し、駐車。
最初は右の白い車ではなく、黒いステーションワゴンが駐車していました。



食事を終え、戻ってきたら、↑のように車が止まっていたのですが、妙に私の車に寄り添った停め方をしているのでボディーを見てみると・・・ドアパンチの跡が、くっきりと。(塗装の色まで付着して)



なんでこんな状態で停め、ドアを開け、当てても知らぬ顔でお出かけされるのか、理解に苦しみます。
私なら、ドアパンチはもっての外ですが、寄りすぎたら停めなおしするのが「常識」だと思っています。
ぶつけてしまったなら、相手を待つか、一筆置手紙でもして、出かけるでしょうね。

結局、警察を呼び、検証してもらい、当事者が来るまで待ち、事の現実を承知させるまで、長い時間を要しました。
お互い、美味しいものも美味しくなくなるわけなので、今後は十分に気を付けてもらいたいものです。





しかし、美味しいものを手に入れるための苦労は、いといません。
たとえ、駐車ひとつで、大げさなくらい遠くに停めてテクテク歩いたとしても・・・。



で、今回は、栃木県壬生町へ、「干瓢(かんぴょう)」を買いに行ってきました。(^^
巷では、中国産のガッツリ味の付きすぎたカンピョウばかり目にしますが、丁度今頃、国産かんぴょうの新物が出るようなのです。
先日、テレビで色んな食べ方が紹介されていて、ぜひとも栃木で買いたいとやってきました☆



この界隈は、全国トップクラスの、かんぴょう産地。
ずいぶんと歴史深いようで、地元の物産屋さんには、こんな展示コーナーが。(^^;
でも、あまりマジマジ見る人は少ないんですよね、こういったものは。。



肝心の「かんぴょう」の写真は写りが悪く割愛しますが、かんぴょう以外の新鮮な野菜もGET!
東京都内の野菜が高騰している中、鮮度抜群の地物を仕入れられ、有意義な一日となりました♪





・・・で。

最後に、話はその日の夜へ。





この日の〆は、私がここ数年、最も愛するラーメン屋へ。



東京都中野区・西武新宿線沼袋駅界隈にある、無鉄砲・中野店。
店主が、歌手の長○剛に似ていて、男気もあり、応対もよい。



美味しいものを食べ、何事もなく無事に自宅に辿り着ける事こそ、至福。



そんな、些細な事でも幸せを感じてしまう、今日この頃です。(;´∀`)




出掛けられる一瞬こそ、お出かけ日和。(東京都小平市)

2015年08月25日 | 日々、あれこれ。
少し、身内の事でシビアな話があり、なんとも優れない気持ちでの車中。

何もする気にならず、何となく一呼吸入れたいとの話になり・・・。

なぜか、道中にあった、東京都小平市にある東京ガスの「がす博物館 GAS MUSEUM がす資料館」へ。(笑)



夏休み中ってこともあり、チラホラ、お子様連れが(^^

ガスって、煮炊きだけでなく、灯りでもあったんですよね。
さらに、ガス機器の歴史を見ていたら、けっこう楽しくて(^^;



↑ これは、実際に街頭で使われていたガス灯のレプリカ。

LED照明は、明るいけど、とても無機質な冷たさを感じます。
ガス灯はそのものが熱を発しますが、揺らめきが、情感を感じさせる美しさがあり・・・。
現代の、何でも「安全」信仰の無情さに、手間暇の愉しさが、妙に心に残りました。
余談ですが、私が手掛けていた珈琲がそれに重なり、より強く感じたのかもしれません。

  

ガス全盛当時の、生活の一コマ。
今ほど豊かでないはずの暮らしが、とてもとても豊かに感じられる。
人の居ない写真なのに、家族の声が聞こえてくるような感じがしませんか?



実はこの二部屋、ガス博物館に飾られていた、ミニチュアの展示物。

他にも、懐かしい家庭用品(ガス器具)や絵などが、多数展示。

資料館の建屋もレンガ風の造りで、庭も素敵でした。

駐車場が無料ですし(笑)気軽に楽しめる事、請け合いですよ☆



以前、味の素「食と暮らしの小さな博物館(港区高輪)」にも立ち寄った事がありますが、

こういった、歴史ある企業の展示室って、とても凝縮されていて面白いです♪

ぜひ、お出かけされてはいかがでしょうか(^^








ここを出た頃には、何となく曇っていた心が、仄かに温まった気がしました。

ゆっくりと生活する事。

思いださせてくれたこの「博物館」に、感謝です。





※ 「がす博物館」と表記していましたが、
  「GAS MUSEUM がす資料館」が正解です。大変失礼しました。