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ちっぽけな夫婦のお話。ルリコシボタンインコやトイプードルたちとの暮らし

病院めし (闘病の記録)

2013-11-20 | メタボ・終末医療など
お食事関連記事が流行っているのかしら?
ワタスも便乗してみようと思いましたよ?・・・(笑)


退院日が決まった直前に
やっと自由に自分でウロウロ出来るようになった頃
デジイチも持ち込んで撮影していました。

旨そうに撮れている↑この↑お食事の全貌はこんな感じ。

これはお昼だったかな・・・・・

この頃には、もう、食べれない事はなくなっていたのですがっ

突然食べれなくなるという恐怖を抱えながらの日々がありました。

そうですなぁ・・・ちょうどクッキーよりミカン食わせろーっって叫んでいた頃とかさぁ~
不安のまっただ中って感じだったのよね。



「今は食べることが仕事です」


と、先生がたに言われ続け
旦那にも、「がんばって全部食え」と言われ
がんばって食べていた当初。



食べたくないけど、ムリしてでも食べれているうちはまだ良かったんです。


それは 訪れたよ、ワタスにもね・・・突然。



お昼が運ばれてきた時でした。

がんばって食べよう・・・と思って、一口食べてみたら・・・

気持ち悪い・・・

どうにもこうにも気持ち悪い・・・

ムリ・・・食えない・・・これ以上クチに入れたら吐くじょ・・・

という状態になって、ほとんど食べずに寝込んだ。


その状態は夜飯のときも持続したままで
夜飯も食わずに終わった。


大層具合が悪くて、眠って過ごした。

そして、朝

また食えないのかなぁ・・・・・・と
おっかなビックリ朝食に向かうったが、食えた~!


食べれるとホッとしたものでした。


食べれたのが数回続き、大丈夫だと思った矢先に
突然また食べれない昼が勃発!
そして、夜も食べれないが続く・・・


という現象が起きて、ワタスはやっと知ったのであった。
これが、この病の術後の特徴でもあるって事か??!
ってね・・・



もう、不安がマックスだったよ。

自分は治るのだろうか??みたいなさぁ・・・


「ムリして食べれば食べれたりしたけど
 食べたくないし、食べれない事が頻発してるーーー」

と、ある日の巡回先生に訴えたとき

「頑張り方が変だよ・・・努力の仕方が変」

とかも言われたよ。

そういうのって、ワタスの人生を覆ってきた事だったと思うので
なんとなく分かる気がしてたけど
ここで、チョイト付き合いの先生にズバッと言われたのは
少々ビックリしたかなぁ・・・
先生曰く

「半分くらい食べておけばいんだよ」

でございました。


旦那からの圧力もありましたしね・・・
がんばって食べてましたけど、がんばるのもほどほどにして残したりもしました。

しかしっ

お食事管理の表をみてみると、残してても、完食で記されていることを
後に知ったであったよ。
これ、救命病棟にいたときなんですけどもね・・・

ロクに見てなんていないんだね・・・
適当なんだな・・・・・・(どうでもイイ事って事なんだろう)
とまたもや思ったのでありました。



突如吐き気で食えなくなる頃
とにかく果物が旨かった―っ
食べれるときに果物だけは、おいしく食べれたよ♪

そんな気付きの頃だったのよね・・・みかん封じにあってしまったのもっ

ハロウィンの夜
ハロウィンだからってクッキー

って言ってたこの時、
メンドウだから嫌いなんだよねーーーって言ってたブドウがあるでしょ~っ!
この頃は、メンドウよりも、果物のウマさの方が勝っていたので食ったのよ(笑)


いつまた食えなくなるか??

ヒヤヒヤどきどきしながら、毎食迎え
もうずっと連続で食べれているねーーー♪とか、少しホッとした頃
突然、一般病棟へ移動の話がきた。

救命病棟でも、すでに4人部屋にいたが
老人といえど男女混同なせいもあるのか??それぞれの仕切りカーテンは閉め切りで
カーテンで仕切られた個室のような状態だった。

回転激しく、2日と同じメンバーだった事はなかった救命病棟の大部屋でしたが
その時のカーテン越しのお隣は、同じ日に手術したというバァサンだった。

ワタスが一般病棟へ移動を告げられた日の昼
このバァサンが、ムリしてお昼を食べようとして
とめどないリバースを繰り広げていたのがカーテン越しに分かった。

そして続くとても苦しそうな吐息。

いろんな機械の音が、部屋の中でも外でもしていて
救命病棟はいつも騒々しかった。


同じ日に手術したバァサンが、隣でリバースして苦しんでる中
ワタスは一般病棟へ移動したのであったが・・・


まるで別世界だった一般病棟のお話は、またいつか出てくると思うのですが
お食事のお話に戻りますと・・・
一般病棟では5人部屋だったのですけど
コチラは、カーテンはほぼ開け放たれ
同室同士で仲良く話などしていましたよ。

お食事のときも、ウマいとか味がナイとか色んな事を言いあいながら
召し上がっていました。

そんな中で、これまた人それぞれ様々な献立になっている事も知りました。


ある人は、朝にはパン食
ある人は、夜にはおうどん
おかずも、まったく同じではなく、アチコチちらほらと違っていたり・・・

ちなみに、ワタスはずっとご飯。
それに、夜は汁物ナシだったよ。

毎朝牛乳がついてたのだけれども、これが飲めないでいたら
ヨーグルトや飲むヨーグルトに変えられるってことで
一度はヨーグルトに変えてもらった。

そしたら、このヨーグルトが巨大でーーーっ

これは、再び、ヨーグルトに戻してもらった時の撮影なんですけれども・・・

あまりにも巨大なヨーグルトなので
ヤクルトにしてもらっていたのですが
他の人々が、小さなヨーグルトを食べているので
ワタスもあの位のなら、ヨーグルトの方がいいなぁ。。。
と、思って、ヤクルトにしてもらってたのをヨーグルトに戻してもらったのだけれど
ワタシに付いてきたヨーグルトは相変わらずの巨大ヨーグルトだったのであった。


一番上、初めて食べたときの約2日ぶりのお食事は、まだ全粥だった。
2度全粥が続いたが、その後はずっとご飯。ライス。
オレンジが妙に旨かったっけ・・・
お魚の登場も多かった。

食べれない時の夜中とかに食べれるようにバナナとかは非常食でとっておいたよ(笑)
バナナもあまり食べたくなかったかなぁ~
ある日の朝食では、病院が印刷されたのり付でビックラこいたよ・・・


病院の食事はマズイ と言われていたのは昔の話なのか?
具合が悪いから入院しているので、病院の食事がマズイと言われていたのか?
とりあえず
味付け的には全般的に好みなタイプで
素材の味が生きている傾向だったかなぁ。。。


食べれるか?? 食べれないか??

どきどきしながら迎えていたお食事タイムの頃は
大根おろしとか、レモンスライスとか付いていると
ホッとしたものでした。

吐く容器を、すぐに手にとれるところへ置いておくようになったのは
術後1週間も過ぎた頃だったかなぁ・・・
ほんとに治るのか不安でしたよ。


24時間点滴の2週間
お食事も闘病(くも膜下出血)生活の1つだったのでした。




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4 コメント

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わかるわぁ~ (さくらママ)
2013-11-20 13:54:54
私も突然に食べれなくなります~何なんですかねぇ~

消化能力が低下してるのか、何なのか~そんなときは、とりあえずカロリーを取るため、好きなおやつや果物をちょいちょいつまみます。
まあそのうちに食べれる様になると楽観的に構えておりますぅ。大きな病院では、病院食の主食は選べますよ~運ばれた本人はそれどころではないので、付き添い家族が勝手に決めるのですねぇ


我が母上は元気になると朝はパンで昼はお粥で晩は麺類かご飯とリクエストしとりました~わがままな患者さんだわ~笑


普通に三食食べて夜しんどくて寝れない状態にならないだけで幸せと私は思っております~笑
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おめでとうございます~♪ (リラ)
2013-11-20 16:33:05
 こんにちは~!  茶毛のワンさん~☆
早くも退院されたのですね~! とてもお元気そうで良かったです。

 それにしても入院中にもブログ更新したり、カメラを持ち込んだり。
そんな事も回復力アップに役立っているのでしょうね~!
気力に満ち溢れていらっしゃいます~!

 くも膜下でしたら生死に関わる病ですが、
茶毛のワンさんからの記事からは、生命力が漲っています。
どうぞ無理をなさらないで、お大事になさって下さいね~!
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大変ですね・・・ (さくらママさんへ)
2013-11-21 10:56:31
ママさんもくも膜下出血の手術して入院中なんですか?
んなワケないか。

普段から調子悪いのも大変ですよね・・・

病院では最初にお食事のアレルギーとかいろいろ聴かれて、それっきりでした。
おうどんやらパンやら召し上がってた人々は、病院を完食してなかったみたいです。もっとも、好き勝手なおやつをめしあがってたみたいですけどね・・・(笑)

ワタスは、退院日が決まり自由に自分で動けるようになる日まで、お茶と病院だけで過ごしていたのでした~
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ありがとうございます♪ (リラさんへ)
2013-11-21 11:07:04
手術後の工程表??みたいなのがあって、2週間は絶対らしいですが
その絶対期間2週間の、2週間で
この点滴が終わったら・・・って感じで最後の点滴済んで退院という感じになったので、体慣らしのリハビリもほとんどないままな感じで
大層怖かったですが^^;
家にいれば、いろいろ動かなくちゃですし、気温の変化も激しいですし・・・

今は、脳に水が溜まる心配の期間らしいですが
日々、普通の生活になれてきています。
まだ平日の犬のお散歩とか出来ませんが・・・


ありがとうございます。
珍しい体験だったので、ついつい撮っておきたくなりました(笑)
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