入院の日

入院する日は、息子も進学先へ引っ越す日。

家族みんなで自宅を出発

ちゃんとした、お別れ？みたいのをしてないので、なんか今だにもう家にいないんだ。という感じがない！

寂しいなとは思うけど、楽。の方が勝ります。笑

病院は面会付き添いできないので、みんなとは病院前でバイバイ！

娘が不安にならないように、笑顔でじゃあね！と

ここからは、1人。

やっとゆっくりできるー！！と密かに嬉しい私w

個室に入院させてもらって、部屋でのんびりー

ご飯は出てくるし最高！！

はぁー疲れたぁ言いながら久しぶりに昼寝…

していたら、変わるがわる来る看護師さん。

わたしの腕を見に。

そう。わたしはラインがとりにくい血管らしく、前回の手術前、4．5回さがしても取れず、オペ室で麻酔科医に手の甲から全身麻酔を入れられるとゆー、生粋の？取りづらい腕w手の甲からの全身麻酔は痛いですw染みます薬が。

どれ見せて!と腕を見ては

ほんとだねーこれは難しいかもなー

ほうほぅ…まがってるねぇ

あらぁ………

や、大丈夫！この血管取れ…ないかー。

とそれぞれ呟き、見に来る看護師たちw

私、やりたくないわ。ともう顔がそんな顔でwなんか、すいません。って思いましたw

※わたし、標準体重で別に太ってませんwww

明日、朝イチの手術

さて。誰がわたしのラインを取りに来るのか！また2回3回と刺されるのか…と

この日はゆっくり、本当に久しぶりにゆっくりしました！

手術までの間

まずは、がん保険、医療保険の請求準備。

アフラックの安い掛け金のものに入ってました。

なにげなく付けていた、女性疾患の特約に乳がんも、乳房再建も付けていた！

10年前の私、ナイス！🤣

2年前にも、子宮頸部異形成でガン保険医療保険の請求してたから、ここはスムーズに処理完了！

これでしばらくの治療費の心配は無し！

抗がん剤治療もホルモン治療もつけていた！

そしてさすがアフラック、入金が早い！

助かります…

そして、日本の医療制度はすばらしいなと。

乳がんかもしれないと思った瞬間に、限度額認定証を取り寄せていました。

これがなかったら、まとまったお金が必要になってしまいますからね！

次は、職場への報告。

みんな、自分の体を第一に！無理はせずに、しっかり治療しておいで！と送り出してくれました…😭

理解のある職場で、本当にありがたいです。とりあえず、2週間の病休をいただきました。

次は、息子の進学、引越し準備。

本命の隣町の国公立大学と、地方の私立大学に合格いただいてました。

彼は、せっかくあんなに勉強したから私立の魅力的だけど、国公立に進学するよ。と。

内心は、安心しました。笑

学費の面でも、これから本格的に治療になる私。

旦那は忙しく、なかなか休みは取れない。

娘はまだ小学生。

息子もそんな事も汲んでくれたんだと思います。

そうと決まれば、家の契約。家電や家具を買いに週末は入院まで、予定ビッチリでした。

次は、入院中、娘をあずける義父母への連絡や細かいお願い事。

娘は多感で、ちょっと感受性が強く

まだわたしが癌で入院する事は伝えていませんでした。なのでそこらへんのケアも…

ちなみに、息子には合格発表の日に伝えました。迷ったけど、早く伝えないと動きづらくて…

泣きながら聞いてくれて、このときは本当に、絶対に死ねない！と思った。

早く手術しないと、転移しちゃうじゃん…って泣きながら言ってきて、

大丈夫だからね！って。ちゃんと大学に送り出してあげるから心配しないで、自分のやらなきゃならないことを自分で調べてやる事！

そんなような話をしました。

あとは、心許す友達やママ友に伝えて

本当、この人たちがいなかったら、わたしはもう病んでいただろう…

子供たちの前では絶対に泣かない!と決めているので、友達の存在はかなり大きいです。

みんな、本当支えてくれてありがとう。

入院まで、職場も年度末で多忙。あっという間に過ぎていきました。

検査結果を聞きに病院へ

わすれもしない3月5日。

早朝から病院へ。追加の検査をしてるとき、息子から大学合格の連絡。

あぁよかった…とジーンとしながら

診察室へ…

転移があったら…転移さえなければ…どうか、トリネガじゃありませんように！！そればかり考えながら。

すごく穏やかな部長先生。

開口一番に、

転移はありませんでしたよ！脇の腫れも副乳です。とMRI画像をみながら確認。

ただ、ガンの方が思ったより乳管内進展が見える。3センチかな？

それに、石灰化が広範囲。

タイプは、ルミナールタイプ。

HER2が…2＋なので、追加のfishに出している…そうなると、治療が長くなっちゃう。と。

わたしは、ルミナールタイプで安心した。HER2は予想外だったけど、乳がんプラザの田澤先生は、HER2は今、ルミナルタイプより予後が良い。

これをみていたから、なんか、よかった！治療法がたくさんある！と。安心？というか、よかった…と思った。

乳管内進展から、全摘を進めます。と。

わたしも全摘希望だったし、需要もないしw

手術日は、4月3日

手術までに大学進学の準備に集中できるようにしてくれた主治医に感謝。

一緒に喜んでくれて、うれしかったなぁ…

そうと、決まればやることはたくさん！

また怒涛の日々がはじまりました。

紹介先の総合病院へ

主治医は外科部長先生。

クリニックからのデータプラス、じっくりのエコー、採血、心電図、尿検査、レントゲン撮影、造影MRI、造影CT、骨シンチ

この検査を2日かけて一気に。

造影MRIは、うつぶせで、おっぱいを穴にinして大体40分くらいかけて撮影。爆睡。

造影CTは、おしっこもらしたかと焦った。言っといてよねw熱くなるってw

指先まで一気にかぁ！っときました。

骨シンチは寝ていた。爆睡w

もう、検査一連、されるがまま！まな板の鯉ってやつです。

検査結果は3月5日。

大学の合格発表の日。一生忘れられない日になりました。

組織検査の結果

結果が出るまでは、もー検索魔。

仕事も集中できやしない。

そして、大学受験で忙しい…

クリニックからの電話

結果が出たのでお時間ある時にどうぞ〜って。

え？1人で大丈夫ですか？

大丈夫ですよ〜と。

え？1人でいいの？まじ？まさか陰性か！と悪かったら家族呼ばれると思っていた私。

結果聞く時は、旦那にもきて欲しかったけど

仕事が忙しいと断られる。←一生許さない忘れない。

いざ！結果を聞きに！！

診察室に入った瞬間わかると聞くけど、あれは本当だね。

あ、わたし、癌だ。ってもう空気と先生の顔でわかったもん。

悪い結果が出ちゃいました…って

出ちゃいましたじゃねーよ！

あんた3月にもわたしの乳、エコーしたじゃん！そのとき見落としたんじゃないの？！って言いそうになったけど、グッと飲み込んだ。

浸潤性乳管癌です。石灰化があって、ホルモン陽性、HER2も追加で検査出してます。

紹介状を受け取り

泣きながら告知を1人で聞き、泣きながら会計を待ち、泣きながら車に乗り、泣きながら旦那に電話

まさかよ！！！！って。癌だとは思ってなかったらしい。本気で。

多分、わたし1人で聞きに行かせたこと後悔しただろうね。