前回の記事のデータをもとに、黄泉のインクリスクロールや
それと比較材料となるインクリスクロールの組み合わせに対して
具体的な期待値を出してみたいと思います
もちろん基準は黄泉のインクリスクロールによるダブルインクリです
なので、強制的にダブルインクリした場合
すなわち、同アイテムに2回インクリスクロールを使用した場合
をメインに考えていきます!!
また、計算し直すのが面倒なのでインクリスクロール各種の
成功率は前回の記事の数値のままで進めていきます
前回の主なインクリデータ
1、黄泉のインクリスクロール
ダブルインクリ成功率 25%
シングルインクリ成功率 0%
ガードのみ成功率 22.5%
アイテム破壊率 52.5%
2、王室インクリスクロール×2
ダブルインクリ成功率 25%
シングルインクリ成功率 15%
ガードのみ成功率 2.25%
アイテム破壊率 57.75%
(うち35%は王室インクリスクロール1本のみ使用)
3、王室インクリスクロール×1、年占インクリスクロール×1
ダブルインクリ成功率 20%
シングルインクリ成功率 15%
ガードのみ成功率 2.7%
アイテム破壊率 62.3%
(うち42%は年占インクリスクロール1本のみ使用)
今回は、インクリスクロール使用によるアイテムの価格に
焦点を当てていきたいと思います
その前に、準備をいくつかしておきます
A、簡略化のために、価格1のアイテムをインクリする場合を考えます
B、仮定として、インクリが成功する度にアイテムの価格は
2倍になると定めます(ダブルインクリ成功の場合は4倍)
アイテムにはお店で買えるアイテムから、超希少なアイテムまで
様々な価値のものがあります。
希少価値の低いアイテムのインクリ成功品は元値の倍以下の価格に
なってしまうことがあります。
また、希少価値が高いアイテムのインクリ成功品は元値の倍以上の価格に
なってしまうことがあるので、希少価値係数を定めます。
また、1回目のインクリスクロール失敗で、2回目に使用するはずだった
インクリスクロールが残る場合があります
そのときインクリに使用するアイテムに対して
使用されずに残るインクリスクロールの相対的価値をあらわす関数として
C、王室=王室インクリスクロールの価値÷インクリに使用するアイテムの価値
を定めます。
Cの例
10000NPのアイテムに王室インクリスクロール2000NPを使用する場合
王室=2000÷10000
=0.2
となる。
D、希少価値係数ξを定める。(0<ξ)
Dの例、元値1のZという名のアイテムをインクリしたとき
シングルインクリ成功品の価格が3になった。
このとき、希少価値係数はξ=1.5です
さらに、簡単に考えるため、希少価値係数ξ=1.5の
アイテムをダブルインクリした場合、アイテムZの
ダブルインクリ成功品の価格は
元値1×(シングルインクリξ×2)×(ダブルインクリξ×2)
=4×ξ×ξ
=9
となります。。
下準備が済んだので、インクリ考察開始です
1、黄泉のインクリスクロール
ダブルインクリ成功率25%×4×ξ×ξ×1=ξ×ξ
シングルインクリ成功率0%×2×ξ×1=0
ガードのみ成功率22.5%×1=0.225
よって価格1のアイテムに黄泉のインクリスクロールを
使用すると、価格ξ×ξ+0.225のアイテムができる
2、王室インクリスクロール×2個
ダブルインクリ成功率25%×4×ξ×ξ×1=ξ×ξ
シングルインクリ成功率15%×2×ξ×1=0.3ξ
ガードのみ成功率2.25%×1=0.0225
1回目アイテム破壊率35%×王室(1個)=0.35×王室
よって、価格1のアイテムに王室インクリスクロールを2回使用すると
価格ξ×ξ+0.3ξ+0.0225のアイテムができる
さらに、0.35×王室が消費されずに残る
3、王室インクリスクロール×1、年占インクリスクロール×1
ダブルインクリ成功率20%×2×ξ×2×ξ×1=0.8×ξ×ξ
シングルインクリ成功率15%×2×ξ×1=0.3×ξ
ガードのみ成功率2.7%×1=0.027
1回目アイテム破壊率42%×王室(1個)=0.42×王室
よって、価格1のアイテムに王室インクリスクロール×1
年占インクリスクロール×1を使用すると
価格0.8×ξ×ξ+0.3ξ+0.027のアイテムができる
また、0.42×王室が消費されずに残る
さて、ここからは黄泉インクリスクロール×1を使用する場合よりも
王室インクリスクロール×2を使用したほうが有効な場合の条件を考えます
(2番、王室×2)-(1番、黄泉×1)
=(ξ×ξ+0.3×ξ+0.0225+0.35王室)-(ξ×ξ+0.225)
=0.3×ξ+0.35王室-0.2025
王室×2使用した場合、黄泉×1を使用した場合と比べて
68%<ξ 程度あれば、任意のアイテムで0.35×王室分のプラスになる
次に、黄泉インクリスクロール×1を使用する場合よりも
王室インクリスクロール×1+年占インクリスクロール×1を
使用したほうが有効な場合の条件を考えます
(3番、王室×1+年占×1)-(1番、黄泉×1)
=(0.8×ξ×ξ+0.3×ξ+0.027+0.42×王室)-(ξ×ξ+0.225)
=-0.2×ξ×ξ+0.3×ξ-0.198+0.42×王室
王室×1+年占×1を使用した場合、黄泉×1を使用した場合と比べて
0%<ξ<101%程度あれば、任意のアイテムで0.42×王室分のプラスになる
仮に、王室=0.1の場合
0%<ξ<127%程度あれば、任意のアイテムでプラスになる
また、127%<ξ 程度の場合は、黄泉のインクリスクロールに軍配があがる
さて、今回の黄泉インクリスクロール考察は、計算が大変だし
やり方が合ってるか、的外れかすらも分からないので
とりあえず、混乱する前にこのあたりでお開きにします
暇があったらまた追記していきます
前回と同様、またご意見お待ちしております!
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