都立9庭園のうち5庭園の紅葉めぐりに出かけで東京の秋を感じてきました。
JR駒込駅から。
柳沢吉保の文学的造詣の深さを反映した繊細で温和な庭園の六義園へ。
園の入口で都立園芸高等学校生徒の作品「懸崖菊」が迎えてくれた。
北側の小高い丘には洋館を建て、斜面には洋風庭園、そして低地には日本庭園を配したのが特徴の旧古河庭園へ。
小高い丘の洋館には真っ赤なサルビアが咲き、洋風庭園にはバラが咲き、日本庭園には錦秋の紅葉が見事でした。
大江戸線清澄白河駅から
泉水、築山、枯山水を主体にした「回遊式林泉庭園」の清澄庭園へ。
清澄庭園は関東大震災で大きな被害を受けましたが、災害時の避難場所としての役割を果たし、多数の人命を救ったそうです。
水戸徳川家の祖である頼房が、江戸時代の中屋敷の庭として造り、二大藩主の光圀の代に完成した庭園、小石川後楽園へ。「雪つり」が見事でした。
最後にJR国分寺駅から殿ケ谷戸庭園に行き、日没近くで紅色が落ち始めた紅葉を紅葉亭から鑑賞しました。
昼間とは違って静寂さを感じ、良いひと時でした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます