こんにちは
介護予防住民指導者
カワちゃんです❗️
今日も当ブログをお読み頂きありがとうございます。
血管が丈夫であれば、心臓病や脳出血、脳梗塞といった深刻な疾患のリスクが減らせますし、血流もスムーズで体中の細胞に酸素や栄養がたっぷり運ばれ、老廃物や二酸化炭素などもしっかり回収されて排出されます。
人間の体は細胞から成り立っていますから個々の細胞が元気であれば、病気にもかかりませんし不調を感じることもありません。
健康のために食事に気を使いちゃんと薬を飲んでいても、肝心の血管が弱っていてはあまり意味がないですね。
栄養や薬の成分が細胞までしっかりと運ばれないからです。
加齢や栄養バランスの良くない食事、糖尿病、運動不足、喫煙、肥満、生活習慣の乱れなど、さまざまな原因で
血管年齢は老化し、血管が硬く、狭く、脆い状態になり、血管事故のリスクが高くなります。
血管年齢は設備の整った医療機関で測れます。
しかし血管年齢に問題無しと結果がでても加齢により血管年齢の老化は進みますのでずっと安心とはいきません。
また、高血圧や糖尿病は
自覚症状が無いまま進行しやがて深刻な疾患を引き起こす可能性があります。
私の母は現在要介護1で毎日介護施設でお世話になっています。
母は若いときから倒れた79歳まで特に大病をしたこともなく、健康診断でも特に問題もありませんでした。
日頃から血圧のチェックなどもせず過ごしていました。
自分の血圧は常に正常値かむしろ低いぐらいだと思い込んでいたようです。
その時は突然きました、
2017年1月の寒い朝、母はいつものように朝から風呂掃除をした後徐々にいつも通りの動きができなくなり、ついにはまともに歩けなくなりました。
大学生の息子が気付いて救急車で病院に行き即入院でした。
脳出血でした。
母はまさか自分が
隠れ高血圧があるとは全く思っていませんでした。
退院後の今は毎日介護施設に通っており、介護施設では
毎日血圧測定もしてもらっている今、やっと冬場の寒い日には何日か血圧が上がる時があると判明しました。
現在も毎朝血圧の薬を飲んでいます。
心筋梗塞や脳梗塞も元を辿れば血管が硬くなって血液の流れが悪くなったことから起こっています。
したがって血管は人間の健康の基盤となっているだけでなく、生命を司っていると言えます。
血管には
動脈、
静脈、
毛細血管
の3つがあります。
血液は心臓から押し出され、動脈を通りさらに毛細血管を通って全身の細胞に運ばれ、今度は細胞から二酸化炭素や様々な不要物を回収し、静脈を通りそれを処理する臓器に届けながら心臓へと帰っていきます。
動脈は大量の血液をスピーディーに運ぶため太くて丈夫にできています。
動脈から枝分かれした
毛細血管は体の隅々まで血液を送れるように非常に細く
一番細いところでは
直径5ミクロン(5/1000mm)
です。
静脈は動脈よりは細く、血液も比較的ゆっくりと流れており、重力に逆らって血液を心臓に戻す血管なので、血液逆流防止の弁がついています。
血管を動脈、静脈、毛細血管と全てつなげると約10万Kmあり、地球を2周半する長さなのです。
血管の健康的な状態を保つため、定期的な血圧測定や
血管年齢チェックなど日頃から自分の血管の状態を知り、
必要ならバランスの良い食事や生活習慣の改善をするなど
気をつけましょうね。
次回は血管をしなやかにしよう❗️です。
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