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就職活動:就職試験・関東編

2023-05-14 08:09:13 | 888私の履歴書ー仕事編-

(神代植物公園のバラ    令和4年5月10日撮影)

 

 関東のメーカーの試験は一旦松本に帰って、そこから向かった記憶がありますが、考えてみると親からは試験のことで何か言われた記憶が全くありません。

 実は、就職について、地元の名鉄に入りたいという気はかなりあったのです。しかし、大学には名鉄からの就職案内はなく、どうしようかと思っていたのです。今はどうなのでしょうか?当時はコネ入社が結構効果的だった時代でした。そこで、実家の近くに名鉄の重役が住んでいて、父がとても懇意にしていたので、口をきいてくれるように頼んでいたのです。ただ、ともかくバカの付く真面目な父はそれが言えなかったようで、この件は駄目になっていたのです。そんなこともあって、父からは「頑張れ!」とは言えなかったのかもしれません。

 余談が入りましたが、関東のメーカーの試験ですが、試験前日は指定された宿舎に入りました。そこは、横浜の郊外にある独身寮でした。この独身寮にはその後10年近くお世話になることになりますが。その独身寮で休んでいると、会社の本社総務部の人が訪ねてきたのです。その人は、何と大学の同じ学部の2年ほど先輩だったのです。

 「入社したいか?」と先輩に言われたとき、「はい!」と答えましたが、内心は『どちらでも…』でした。そんなこともあってか、先輩から背広ではうちは印象が悪くなるので、学生服が良いと、持っていかなかった学生服をどこかで借りてきてくれました。

 ペーパーテストも面接もうまくいった気がしますが、学生服効果だったのでしょうか?結果は合格でした。
 ただ、一番の効果はおそらく先輩のプッシュだったのだと思います。一部上場企業でしたが、ビッグ企業でもないので、組織上本社の総務部は人事権を持っていたのです。つまり人事部が独立してある会社ではなかったのです。入社2年目とはいえその総務部に所属する先輩のプッシュの効果は大きかったはずです。「入社したいか?」「はい!」は大事だったようです。

(次回:入社式につづく)

 

 

 

 

 

 



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