去年、砂千里登山口から
阿蘇の南岳、中岳に
登山した。
今回、仙酔峡登山口から
仙酔峡尾根を通って
阿蘇の高岳、中岳に登って
ロープウェイ後を通って下山する
コースを選択した。
これが、高所恐怖症でビビリンの
私にはキッツいコース選択となった。
上りの仙酔峡尾根はばか尾根とも
呼ばれているらしい。
その場所で心の中で帰りたいと
絶叫してしまうこと数回。
ズッと岩にしがみついて
登っているような記憶しかない。
畳の縁の数枚分の岩の上を別の
岩に縋り付いて移動する場所が
あったりおまけにきつい急登続きで
全く気が抜けない。
それでも、私が何とか登頂出来たのは
神の御加護としか思えない。
その尾根を下っている人も
何名かいてわたしは驚愕してしまった。
他の人はなんて事の
ない尾根なんだろうかと
首を傾げた。
しかし、頂上の景観は
やはり素晴らしい。
やがて恐怖は去り
えもいわれぬ達成感が
全身を駆け巡る。
また、来よう。
ただし、このコースは
今回で最後~
最高にスリリングで
楽しい一日だった。
尾根の写真を撮る余裕
は全然なかった。





























最後までご覧いただきありがとうございました。