「えっ?」
勝昭先輩の言葉に
一瞬耳を疑った。
逆境での稽古 逆境を乗り越えてこそ強くなるという
いわば
梶原スピリッツ=極真
と思っていただけに意外だった。
のちの 18年後
「蹴りが出せない状況なら
むしろ蹴りは出さないほうが良い」
という谷川先輩の指導を受けたことがある。
技術稽古もそうだ
やはり合理的にやらなければダメ
と初めて教わったのがこの佐藤勝昭先輩の指導である。
しかしおかげで体力的にはかなり楽になった合宿である。
他の班は砂上でかなりの本数を蹴らされているし
うさぎ跳びも かなりの距離をこなしていた。
「とにかく数をこなせ」
というのが当時の極真だったと思うが
「考えろ。考えないと勝てないぞ」
という認識を持たせてくれた斬新な合宿となった。
この時同じ班に
川越から来られている本部の織田先輩がいた。
現在 清武会川越支部長である。
織田先輩が自分を覚えていてくれて
古谷さん経由で声をかけてくれた。
恐縮(笑)、懐かしい限りである。
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