南夕陽探偵事務所オフシャルブログ

2022.02.18.より北のこぐま 演歌のシンガーソングライターの書いていたブログを引き続きます

2021/04/30

2021-04-30 01:50:00 | 日記

マイクチャンネル
マイクとわたし2
中学校入学 合唱部へ入る
中学校に入る頃父は駅前の会社から高級住宅街に自宅を新築し中学校へ入ると私は、音楽の先生から合唱部員にスカウトされた。
音楽の先生は地元のNHKのど自慢では鐘を鳴らす役の人で放送局にも良く出入りしているせいもありアナウンサーのような喋り方をされる方でした。
合唱部の大きな課題は全国学校音楽コンクールに出場する事で予選が近づくと昼休みに校内放送で、
合唱部員に連絡します。今日の放課後レッスンを行います。放課後音楽室に集合して下さいと放送で連絡するのです。
私は自分の声が校内放送で流れる事がどんなに嬉しい事なので先生にお願いしてレッスンのある日に先生の代わりにアナウンスしたいとお願いし私が放送当番になるのでした。
やがて私たちの中学校合唱部は合唱コンクールで地区大会で優勝
道北地区代表になりラジオで放送される事になったのです。
各支局からの全道ネットの放送が録音で放送されました。
こちらは旭川です。道北地区大会は参加校00校の中から旭川市立星園中学校が代表に選ばれました、、
当時のアナウンサーは発音がはっきりしていてほとんど皆同じ声に聞こえる程でした。
夏休みに東京からの素人のど自慢が地元から放送される事になり、公開放送を見に行ったのです。当時はお昼のニュースが終わる12時15分から1時までの全国放送と1時からのローカル放送にわかれていました。
全国放送が終わった後も公会堂では
ローカル局のアナウンサーの司会でのど自慢が続いていました。
この時ローカルニュースで良く聞く声のアナウンサーの顔を初めて見るのですが合唱コンクールのこちらは旭川です。と中学校を紹介してくれたアナウンサーは同じ顔の人でした。
ある時、合唱部の友人のお姉さんが早稲田大学の軽音楽同好会のコンサートが地元に来ているからと私も誘ってくれ、友人と3人で公会堂に連れて行ってくれたのです。
司会をしている東京から来たアナウンサーはローカル局のアナウンサーとは違い上手いなと思っていたら、
本日の司会は私早稲田大学放送研究会の
ooですと言うのでびっくり、この時こんな広い公会堂で司会をするアナウンサーになりたいと思うのでした。


マイクチャンネル

2021-04-29 23:40:00 | 日記
連載掲載小説 マイクチャンネル
今日から現在FC2小説で連載中の物語、マイクと私をコピペします。
作/北あかり
あらすじ、
幼年から少年〜青春へと拡声器の出会いからマイクに興味を持った少年が、アナウンサーを志願するがやがて会社を経営のちにサラリーマンを経て歌手になるまでの人生を自叙伝風にスタートした。
この小説は事実を元に書いているが、完成までは、登場人物や地名、建物などは実際と異なる物を使用している。
終戦後の団塊の世代に生まれ、昭和、平成、令和の時代に生きた老人が最後にやりたい仕事は自分の生きた人生の思い出である。成功した人生ではないが、普通の庶民として健康に生きる事がしあわせな事なのだ
マイクと私
第一回配信
まもなく終着旭川です。一番ホームへ到着です。名寄、稚内方面へは橋を渡りのりば三番から乗り換です♪
急行大雪の社内アナウンスがとても発音の良いラジオのアナウンスのように聞こえ、列車は旭川駅の1番ホームに到着する。ホームのトランペットスピーカーからゆっくりとした流れでア、サ、ヒーガーワ 旭川 終着旭川です。と駅長だろうかこの声を聞くと故郷へ帰って来た気がするのです。都会の電車の到着する早口のアナウンスとは違い、盆地ののどかな街にぴったりの列車到着です。
私が最初にマイクに出会えたのは幼稚園の頃だったろうか?
町内会の花見にかりんとう工場の社長さんの会社の余興の席から一丁離れた子供たちの遊んでいる所まで機械的な声が聞こえてきました。
その不思議な社長の声をきいて私たちは音の聞こえる所へ行ってみました。町内会長の社長さんは、さあ、これからのど自慢をはじめます。
ちょうど良い所に岡田君が来た
よし、トップバッターは岡田君やってみるか?と言われ歌いたかったのにはずかしくて歌えませんでした。私は初めてこの世にマイクの存在を知るのでした。