
矢筈峠は別名アリラン峠とも呼ばれる。この険しい山を切り開き、土佐から阿波へぬける道を作るのに動員された半島出身の方がたくさんいて、峠からの眺めが故郷の「アリラン峠」に似ていると言って眺めたそうである。全国各地に「アリラン峠」と呼ばれるところがあるそうだ。それだけ戦前には、日本に連れて来られて、強制労働に従事させられていた人々がいたということだ。

山の方

国有林
前しょっちゅう行っていた時は、ここから山をぐるっと回って、京柱峠に行っていたが、車を変えてからは悪路は通れなくなり
諦めた。林道だった。

峠の駐車場付近 前は夫が熊を見かけたと言っていた。

駐車場には山から出る水を引いた手洗い場がある。飲むこともできる。夏には冷たくて気持ちいい。

トイレには地元の婦人部の方が描いたこんな絵があった。ムササビだ。

いろんな落ち葉があった。

途中にあった、センニンソウの群落
冬は道が凍結し、狭い上に曲がりくねっているので、行くのは難しい。しかし、かなり上の方まで民家がある。前は笹温泉があったが、なくなって久しい。