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Malang Indonesia ~今度は杜の都へ

仙台アラ還単身赴任の日本語教員。教育のこと、旅した場所、地元のこと綴ります。

草莽崛起 そうもうくっき 吉田松陰

2014-05-10 | Reading, Literature poem song
Yoshida Shōin ( (Japanese: 吉田松陰)
September 20, 1830 – November 21, 1859) was one of the most distinguished intellectuals
in the closing days of the Tokugawa shogunate.

He devoted himself to nurturing many Ishin Shishi
who in turn made an outstanding contribution to the Meiji Restoration.


  親思う
    心にまさる親心

       けふのおとずれ
           何ときくらん

吉田松陰 享年29歳 安政6年(1859年)10月27日。
家族宛に記された『永訣書』から





維新の志士たちを育てた吉田松陰
山口県萩 松下村塾の先生は、
安政の大獄で老中暗殺計画の罪により
満29歳で斬首された。

10歳で長州藩藩校で兵法を説き
19歳で独立師範

22歳 江戸遊学中に
藩の旅行許可書を待たずに東北旅行へ出発し、
当時は重罪になる脱藩。

25歳 ペリー艦隊へ乗船し「外国を見たい」と切々と訴え
密航を計画するも失敗



松下村塾で実際に教えたのは処刑される直前の2年余

自分の信念を塾生たちにぶつけ、
一方的に教えるのではなく、塾生たちと一緒になって問題を考えていった。
講義は室内だけでなく、農作業を共にしながら行なわれるなど、
心身両面の鍛錬に重点が置かれたという。



松陰は学問を「人間とは何かを学ぶことである」と言った。
また「学者になってはいけない。 実行しなければならない」とも言い、
学んだことを活かし実行に移す大切さを強く説いた。
脱藩や密航を試みるなど、実行に実行を重ねる松陰であったからこそ、
若者達の心は強く揺さぶられ、惹き付けられていった。


引用  http://www.yoshida-shoin.com/torajirou/shoukasonjyuku-shusai.html





草莽崛起(そうもうくっき)
収監される直前に松陰が書簡の中で書いている言葉。


「草莽(そうもう)」は『孟子』で草木の間に潜む隠者を指し、一般大衆を意味し
「崛起(くっき)」は一斉に立ち上がること。

“在野の人よ、立ち上がれ”



久しぶりに自宅で過ごす土曜の午後
国造りに命を掛けた偉人の文章を追いかけてみた。
野にある自分に何が出来るのか
もう一度考えてみたくなった


絵は密航を企て黒船に小舟で近づくの図

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