パソコンうぉっち

ー - ― - ― - ― - 
パソコンに関わること全般
製品情報うぉっち
欲しいモノちぇっく

生命保険の歴史

2006年02月25日 05時37分02秒 | Finance
平均寿命はおよそ80年。私の場合、まだ半分にも達していない。
もし健康でいられたら人生90年。ともすればまだ3分の1にも達していない。。。

先は長い。

最近10歳で成人式の1/2を祝う小学校が増えているらしい・・・。
二十歳は成人式、十歳はその半分だから「二分の一成人式」
10年という節目を振り返る機会を小学生に与えるということで心の成長を促す。

私も見習おう。
そこで3度目の節目を迎える前に、生命保険について歴史から学びたいと思う。
(どういう展開やねん)

■保険の定義■

一生の間に起こり得る偶発的なアクシデントに備えるものが「保険」

■生命保険の歴史■

ヨーロッパを中心に「海上保険(損害保険)」から始まったと言われています。航海に出て積荷や船舶に損害が生じた場合など、その損害の程度に応じて代金(保険金)を支払う。というものでした。

現在の生命保険に通じるものは、やはりヨーロッパの「ギルド」という職能集団の組織が母体になっています。ギルドは仲間同士の団結、利益の確保と助け合いを行う目的で作られ、病気や遺族の生活保障などの目的のために掛け金を出し合って組合員の相互扶助(助け合い)を行っていました。この相互扶助の精神が現在の姓名保険に受け継がれています。

日本の生命保険の歴史は、福沢諭吉が1860年ごろに発表した「西洋事情」「西洋度案内」のなかで、海外の近代的保険制度を紹介したことに始まり、明治時代になって生命保険会社が設立されました。


■生命保険の仕組み~基本的な考え方が制度を支えています

1.相互扶助の仕組み

  生命保険は「助け合い」であり、貯蓄ではありません。
  自分の払い込んだ保険料は、他人を助けるために使われ、そしてまた、
  自分が助けられるときに使われます。
  大原則として「一人は万人のために、万人は一人のために」
  という精神で成り立っております。

2.公平な危険負担

  年齢に応じて保険料を算出している。全ての人が平等な保険料というわけではありません。
  高齢層・若年層間の死亡率を加味して公平な危険負担にしています。

3.大数の法則

  個々の現象は偶発的な事柄でも、数多く集めてみるとある決まった傾向が表れる
  すなわち、少数では不確定なことでも大数で見ると一定の法則があることがわかります。
  人間の年齢別死亡率もこの法則にあてはまり、生命保険制度を運営するためには個々の加入者が持つ危険度にばらつきがあってはなりません。加入者の健康状態を告知や診査によって把握したり、職業による加入の制限を設けたりするのはこのためです。

4.死亡率と生命表

  大数の法則を応用して過去のデータから死亡率や災害事故の発生率を求め、将来の死亡率などを見込むことが出来ます。

 【死亡率】特定の集団における性別・年齢別の1年間に死亡する割合

 【生命表】性別・年齢別に死亡者数、死亡率、生存率などを統計表に表したもの
  ・国民表・・・国勢調査をもとに作成(厚生労働省)
  ・経験表・・・被保険者集団の経験をもとに作成(生命保険会社)

5.収支相当の原則

  契約者全体の収支を考え、契約者全体が払い込む保険料の総額とその予定される運用益との合計額(収支)と、会社が受取人全体に支払う保険料とその予定される経費との合計額(支出)の総額とが相等しくなるようになっている。


ホントカネ?ソウダッタノカネ?キホンなのカネ?

キホンを忘れ、保険金目当ての殺害などしてはいけません。あたるまえですが。。。

大人になるとはどういうことなのか。
生命保険に加入するということはどういうことなのか。
小学生に習って私もこの機会に・・・。


最新の画像もっと見る