いやぁ~、毎日毎日暑くてウンザリしますねぇ~
それでも、休みの日は家族と一緒にドライブでもして、パァ~っと気晴らしをしたいものです
暑くて死にそうな顔をしながら走っているライダー達を横目に、エアコンをガンガン効かせて気持ちよ~く…といきたいところなんですけど…本当に暑い日になると、クルマのエアコンもなかなか効いてくれなくなるんですよねぇ…
そこで、あまりお金をかけずにクルマのエアコンを強化できないかと色々調べてたところ…
エアコンの配管に断熱材を巻くという方法を採用してる人が多く、実際に効果があったという書き込みも多く見られたので、「これはやってみるしかないでしょ!」という事で、早速、愛車のアトレー7のエアコンの配管に断熱材を巻いてみました
「何でエアコンの配管に断熱材を?」という人もいるでしょうね。
家のエアコンの場合、エアコン本体から室外機に伸びる配管には、しっかりと断熱材が巻かれてます。
でも、クルマのエアコンの配管には何も巻かれておらず、むき出しのままになってる事が殆んどです。
部屋用とクルマ用ではエアコンの大きさはかなり違うけど、基本的な構造はそんなに変わらないはず。
「じゃあ、クルマのエアコンの配管にも、断熱材を巻いてやった方がいいんじゃないの?」という、単純な考えで(←何も考えてないとも言う)、配管に断熱材を巻いちゃった訳です。
はたして、結果はいかに…
…あ、そうそう、
エアコン配管用の断熱材は、ホームショップなどで1メートルあたり200~250円くらいで販売されてます。
※ カーソルが手のマークになる写真をクリックすると、大きな画像で見ることができます。
エアコンの配管には太い管(低圧側)と細い管(高圧側)があり、エアコンをONにしてる時は、太い管は冷たく、細い管は熱くなってます。
どちらの配管に巻いたほうがいいのかはっきりとは分からなかったので、とりあえず「効果あり!」という意見の多い太い管(低圧側)に断熱材を巻いてやることにしました。
ただ断熱材を巻きつけただけではすぐに剥がれてしまうので、タイラップでしっかりと固定してあげます。
エアコンコンプレッサーの周りは、エンジンの熱にさらされて熱くなりやすいので、ここもしっかりと断熱材を巻いてやります。
普通の乗用車の場合、エアコンは運転席&助手席の前にしかないため、断熱材も1~1.5メートルあれば十分足りるんですけど、アトレー7はデュアルエアコンで後部座席にも風の吹き出し口があるため、エアコンの配管も後部座席のところまで延びてます。
「多めに買っておいて、余ったら嫁さんのクルマに使おう…」と4メートル購入してたにもかかわらず、余るどころか全部使い切ってしまいました(苦笑)
クルマの下に潜り込み、頭を打ち、腕を擦り剥きながら悪戦苦闘すること約3時間…
手の届く範囲内にある配管全てに断熱材を巻き終わった時には、日は完全に沈み、空が暗くなり始めてました
本当は、断熱材の上からさらにアルミ断熱テープを巻いてやった方が効果があるらしいんですけど、断熱材を巻き終わったところで体力&気力を使い果たしてしまったので、とりあえず断熱材のみで様子を見てみることにしました
…で、肝心の結果はというと…
これ、けっこういいかも…♪
断熱材を巻いてないときと比べて、劇的に冷える!という訳ではないんですけど、吹き出し口から出てくる風がかなり冷たくなってます
設定温度まで下がる時間もかなり短縮されて、エアコンコンプレッサーの作動時間もかなり短くなってます。
…という事は、エアコンをつけたときのパワーダウン&燃費悪化も軽減できる可能性があります。
断熱材&タイラップなどの材料費全部あわせても1000円ちょっとでできてしまったので、これでこれだけの効果があれば言うことなしですね
「ウチのクルマのエアコン、全然効かねぇ~(困)」という方は、ぜひお試しあれ!
…あ、これはあくまで私個人の意見なので、もし同じ事をして効果がなかった時でも、「効果がなかったぞ!ど~してくれるんじゃ( ゜Д゜)ゴルァ!! 」なぁんて事は言わないでくださいね(汗)
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コスト以外に問題があると思いますが?
アトレー7の場合、運よく(?)それらを避けるように配管が伸びてたので、特に熱対策をせずに断熱材を巻くことが出来ました。
もし、配管がエンジンやエキマニのすぐそばを通ってる時は、耐熱の断熱材(アルミ断熱テープなど)を使用しないとダメですね。
確かにそうですよね あの配管の長さと
エンジンルームの暑さでは
大分ロスしているんでしょね
しかし大変な作業ですし職人風な作業ですね
(特にタイラップが)
ただ断熱材を巻いただけなのに、本当によく効いてくれるようになったのでビックリしました(笑)
やっぱ、これだけ長い配管がむき出しになって熱にさらされてたので、かなりのロスになってたのかもしれませんね
いえいえ、職人風だなんて…(笑)
実際に見ると、あっちこっちに手抜きが…(ォィォィ)
断熱材ですか。すごいアイデアですね!
今度、僕も実践してみます。
何か注意することってあります?
ご訪問&コメントありがとうございます。
えぇえぇ、このアイデアを思いついた人はけっこうスゴいかもしれませんねぇ。
「1000円ちょっとだし、あまり期待できないかな?」なぁんて考えてたんですけど、エアコンのスイッチを入れて走り出した途端、その考えは消え去ってしまいましたからね(笑)
そうですねぇ、注意する事といえば、エンジンルームの中など高温になるところを通ってる配管には、やはりアルミ断熱テープを巻いてあげた方がいいみたいです。
このレポを作成した後、ラジエーターの横とエンジンの近くを通ってる部分だけですけど、アルミ断熱テープを巻いてみたところ、さらによく冷えるようになりました。
私の場合、アルミ断熱テープは"アルミガラスクロステープ"を使用しました。
幅5センチ、長さ10メートルのもので1200円前後とちょっと高めですけど、エンジンルーム内の配管のみに巻く場合、これだけあれば十分だと思います。
あと、断熱材は、エキマニなど高温になるものからは最低5センチ以上離しておかないと、車両火災の原因にもなるので、配管がそれらのすぐ横を通ってる時は、耐熱の断熱材を使用した方がいいと思います。
あとは…配管にあまり大きな力をかけると配管を傷めてガス漏れの原因になったりするので、タイラップなどで断熱材を固定する時は、引っぱり過ぎないように気をつけてください。