あんのん雑記

愛媛県西予市野村町の慈雲山安穏寺、
住職の雑記です

香川「禅をきく会」開催しました

2016年02月01日 | 仕事
土曜日は高松市サンポートホールで「禅をきく会」でした
寒気も去って、寒さも穏やかな日です
私は、いつものようにオペ席へ…

今回は、第一部はテレビでもおなじみの落語家でありながら
天台宗の尼僧の「露の団姫」さん



最初は、自作の仏教落語。上方の噺家さんらしい歯切れのよい語り口
マクラにお坊さんに因んだ小噺を入れたり、洒落をきかせてグイグイと
会場を引き込みながら、様々な仏さまが登場する噺を披露…

後半は、ご自身の尼僧になるまでを仏教の魅力をたっぷりに語っていた
だきました

休憩を挟んだ後の第二部。法話と御詠歌のコラボレーション!



佐賀県 普恩寺ご住職「金子 謙三」さんがお釈迦さまの一生をなぞり
ながら「幸せのみちしるべ」と題しての法話を語られ、そこに、曹洞宗
四国管区が誇る、詠讃師(ご詠歌を唱える和尚さん)三名が、「誕生」
「成道(お釈迦さまが悟られた事)」「涅槃(お釈迦さまが亡くなられる事)」
に因んだ御詠歌をお唱えします



素晴らしい歌声、そして分かりやすくしっかりと心に響くお話で、とても
よい「禅をきく会」となりました

欲とは何だろう?幸せとは何だろう?幸せへ向かう方法は?道しるべは?

物があふれた時代に生きながら、満たされなさを感じて生きている現代の
私たちに向けたお釈迦さまのメッセージが伝わってきました!

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