ここ数回の絵画クラスだよりでは、油絵や塑造などの華やかな課題の紹介が続きましたが、もちろんデッサンも忘れずにこつこつと続けております。
毎回デッサン課題の終わりには、「大静物」と題しまして、通常より大きめのモチーフを組み、デッサンと、透明水彩絵の具を使っての着彩に挑戦しています。
こちらが今回の大静物の作品です。
大きなモチーフの難しさはいくつかありますが、そのひとつは構図 です。
構図とは、画面の中にモチーフをどのくらいの大きさで、どの辺りに描くか、そしてモチーフが複数ある場合は、どこまでを画面に入れ、どこを切るか、またどこかをクローズアップして集中的に描くか、そういった描き始めに行う画面の計画のことです。
大きなモチーフだと、全体像を捉えるのが難しく、また全てをすっぽりおさめようとすると、それはそれで絵が小さく萎縮してしまいます。ですので、大きなモチーフを描く場合は、いつも以上に慎重に構図を決めることが重要になります。
最近の生徒さん達の作品を見ると、デッサンの練習の成果もあり、始めた当初に比べて格段と構図の取り方が良くなってきました。画面全体に気を配れるようになって きた証拠です。
あらゆる絵画や造形の基礎となる「デッサン力」は、一朝一夕で身に付くものではありません。スポーツの練習のように何度も何度も繰り返し、目と体が覚えるまで描き続け、やっと手にできるものです。
ただ好きに絵を描くのに比べると、制約も多く、忍耐も必要なのがデッサンです。けれども、「いつもより本物らしく描けた」という感動は、きっとただのお絵描きでは味わえない、自分の成長の喜びと、絵を描く喜びとが混ざり合った、なかなか味わい難いものだと思います。
さて、只今の絵画クラスは、小学生は再び油絵課題に挑戦中!
一般クラスはデザイン課題に取り組んでいます!
またこちらのブログで紹介する予定です。お 楽しみに!
毎回デッサン課題の終わりには、「大静物」と題しまして、通常より大きめのモチーフを組み、デッサンと、透明水彩絵の具を使っての着彩に挑戦しています。
こちらが今回の大静物の作品です。
大きなモチーフの難しさはいくつかありますが、そのひとつは構図 です。
構図とは、画面の中にモチーフをどのくらいの大きさで、どの辺りに描くか、そしてモチーフが複数ある場合は、どこまでを画面に入れ、どこを切るか、またどこかをクローズアップして集中的に描くか、そういった描き始めに行う画面の計画のことです。
大きなモチーフだと、全体像を捉えるのが難しく、また全てをすっぽりおさめようとすると、それはそれで絵が小さく萎縮してしまいます。ですので、大きなモチーフを描く場合は、いつも以上に慎重に構図を決めることが重要になります。
最近の生徒さん達の作品を見ると、デッサンの練習の成果もあり、始めた当初に比べて格段と構図の取り方が良くなってきました。画面全体に気を配れるようになって きた証拠です。
あらゆる絵画や造形の基礎となる「デッサン力」は、一朝一夕で身に付くものではありません。スポーツの練習のように何度も何度も繰り返し、目と体が覚えるまで描き続け、やっと手にできるものです。
ただ好きに絵を描くのに比べると、制約も多く、忍耐も必要なのがデッサンです。けれども、「いつもより本物らしく描けた」という感動は、きっとただのお絵描きでは味わえない、自分の成長の喜びと、絵を描く喜びとが混ざり合った、なかなか味わい難いものだと思います。
さて、只今の絵画クラスは、小学生は再び油絵課題に挑戦中!
一般クラスはデザイン課題に取り組んでいます!
またこちらのブログで紹介する予定です。お 楽しみに!