蔵六の思いつ記

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情報の選択

2005-06-30 18:10:38 | ニュース

国会図書館、情報保存はお堅いサイト限定 反対多く転換 (朝日新聞) - goo ニュース
 インターネットのウェブサイトの網羅的な収集を検討していた国立国会図書館は、政府や自治体などのサイトに限って集める方針に転換した。当初は個人サイトも含む大規模の収集方針だったが、「違法なサイトがあふれている」と反対意見が多数寄せられたため。国会図書館法の改正案を今国会中にも提出する。
 当初収集の対象とされたのは、「日本国内発」を意味する「jp」が末尾につくサイトだった。しかし、このうち、「jp」の前に「go」「lg」「ac」「ed」「or」がつくサイトのみを収集対象とすることにした。それぞれ、政府や地方公共団体、大学、小中高校、社団法人などのサイトを意味する。
 「全部集めて、全部公開する」という当初の方針に、法務省や音楽、出版、ソフトウエア関連団体から反対が相次いだため。特に個人のサイトには著作権やプライバシーを侵害しているものだけでなく、児童ポルノや犯罪教唆の情報まで含まれるものがある。
 また、同図書館は、人権侵害などにあたるかどうかを個別にチェックできる立場になく、その能力もない。「違法なものまで、国が集めて公開するのはおかしい」などの批判も寄せられ、同図書館が4月に公募した意見でも同様の声が大勢を占めたという。
 同図書館によると、「jp」がつくサイトはファイル数で約9000万に上る。今回加えた条件で絞り込むと、収集数は8割近く減るという。
 同図書館企画課は「ネットには当時の人々の動きや考えが膨大な情報として載っている。すべて残したいが、理解が得られるところから始めたい」としている。

 ちと残念。著作権や違法データ等の問題はあるだろうけど残して欲しかった。今は単なる有害情報かもしれないが、将来インターネットの変遷をたどるのに有効なデータとなるだろうし、社会情勢を知るのにも有効だろう。なにも万人に公開する必要はないだろうし、公開にそれなりの規制をつければよかったのではないかと思う。
 まだ社会システムが大量の情報に追いついていないんだろうな・・・。
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