Something About ブルガリア

不思議な国、Bulgariaでの出来事エトセトラ。

BGからGBへ (Day 2)

2005-12-23 | About ギリシャ
2日目。この日はひたすらドライブしました。北西ギリシャは山だらけ。そうそうドライブの途中、車の中で何か臭う、オットも私もそれが何かわからないまま走り続け、しかし、その臭いは時間を追う毎に濃くなって(?)いきます。何なのよ、これは。港町イゴウメニッツァに着いたのは、夜の8時位でした。まずはこの臭いの原因を追究するべく、車の中を調べ始めたら、5本あったお土産のラキア(ブルガリア蒸留酒)のビン一本がまるで空状態!ブルガリアのラキアはほとんどがホームメイドで、ボトルの一本はしっかり栓が閉まっていなかった様子。しかしあそこまでカラカラだと諦めもつくというか、何と言うか。このラキア臭はかなりしつこくて、いつまでも車内はブルガリアの香り(?)でいっぱい。(笑) ラキアのボトルを運ぶ時は、栓を確かめましょう。

              

臭い対策を終えた後は、タイムテーブルのチェックに、フェリーターミナルへ。行き先と金額を各社に問い合わせた結果、同夜にアネックラインで、イタリア中部のアンコナまで行くことにしました。イタリアの高速道路はほとんど有料なので、高速代の節約と、私が思うに狭くて運転しにくいイタリアのドライブを少しでもカットしようという思いで決定しました。しかし、所要時間は約12時間。ドーバー、カレー間の小1時間でも船酔いする私に、12時間も耐えられるかどうか?フェリーの中は、クリスマスのディスプレイが素敵です。キャビンの中のラジオからは、ギリシャ語のクリスマス・キャロルが聞こえて来ました。海はとても静かで、ベッドに横になったらフェリーに乗っていることすら忘れてしまう程、海上は穏やかでした。

ALEXPOLIS

2005-11-16 | About ギリシャ
今回ギリシャへ行ったのは、しばらくの間車を保管する為なので、なるべくブルガリア国境近くの街に止めたかったのですが、適当な車庫が見つからずに、エーゲ海沿いの街、アレックスポリスまで行きました。北ギリシャのこの街、ブルガリア国境のスヴィレングラッドからは120キロ位あるのですが、トルコの国境からは約40キロです。去年ブルガリアに来る前にここに滞在していましたので、知っている街に帰れるのは、少しウキウキでした。

          

私の知るギリシャはこの街がメインで、アテネは以前少し観光した程度。アレックスの人々は、「海外からの観光客はほとんどアテネ経由で南の島へ行ってしまうんだよ...。」とぼやいていました。それはそうよね。私だってブルに来なければ、北ギリシャに来る事はなかったと思います。今度、ブルガリアに来たらちょっと足を伸ばして、北ギリシャのアレックスポリスも訪れてみて下さい。夏は観光客で賑わうそうですが、国内からの人達がほとんどの様です。この街では、アジア系の人をほとんど見掛けませんので、思いっきり「外国に来たー!」という気分を味わうには絶好の場所です。アテネ行きの国内線も毎日飛んでいます。

Hotなギリシャ

2005-05-23 | About ギリシャ
週末、「ユーロビジョンソングコンテスト」がウクライナのキエフで開催され、今年優勝したのは、ギリシャの女性歌手でした。私は結果しか見ていないんですけど、ブルガリア人歌手もきっと参加した事でしょう。毎年行われるこの催しは、視聴者の電話投票で勝者が決まり(確か)、優勝者の国が次のホストを務めるという決まり事なので、来年はギリシャで開催されます。ここ最近、ヨーロッパの中でギリシャにスポットが当たる事が多いです。去年のアテネオリンピックに、フットボールの欧州選手権EURO2004ではギリシャはなんと優勝!というのもありましたし。蒼の国、ギリシャの人々は温厚で外国人を暖かく迎えてくれます。私もレツィーナを飲みに行かなければ...。

領事館@テッサロニキ

2005-04-05 | About ギリシャ
先週ギリシャのテッサロニキヘ行って来ました。今回で3度目です。最初はアレックスポリスから飛行機で、二度目はアテネから電車で、今回はブルガスから車で行って来ました。テッサロニキの物価は高くて、バーでグラスワインを頼んだら何と4.5ユーロもしました。これって、ロンドン並み。それでいて特に観光したい街でもなくて、ブルガリア領事館に用事がなければ、もうこの街には来ません。(笑)知人のブルガリア人を同行させたのが功を成したのか、時間外の訪問にもかかわらず、ビザを発行してもらえました。時間外手当(?)として、ブルガリア産のシャンペン、いやスパークリングワインを領事宛にプレゼント。