CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-094「変な家」(日本)

2024年03月24日 22時39分08秒 | 日本映画

それぞれの家にはそれぞれの秘密がありますから

 オカルト専門の動画クリエイター・雨宮はマネージャーから、購入予定の一軒家の間取りについて不可解な点があると相談される。

 そこで雨宮は、自身のオカルトネタの提供者であるミステリー愛好家の設計士・栗原に意見を聞いてみることに。間取り図から次々と浮かび上がる奇妙な違和感に、栗原はある恐ろしい仮説を導き出す。

 そんな中、その家のすぐ近くで死体遺棄事件が発生。

 事件と家との関連を疑う雨宮が一連の疑惑を動画にして投稿すると、その家に心当たりがあるという人物・宮江柚希から連絡が来る。(「作品資料」より)

 

 ある家の間取りが違和感のあるものであり、それを調べていくと、やがて恐ろしい真実に辿り着くというサスペンス・スリラー。

 動画クリエイターの雨宮は、マネージャーの柳岡が購入しようと思っている一軒家の間取りについて、設計士の栗原に見てもらうことに。

 栗原は間取りに違和感を感じ、ある仮説を立てる。

 折しもその家の近くで遺棄された死体が発見され、雨宮は家との関連を疑う。

 雨宮が配信した動画を見て柚希という女性が彼の元を訪れ、夫が殺されたと言い、新たな間取りを見せる。

 雨宮、柚希、栗原の3人は、更に調べを進め、やがて思いも寄らぬ恐怖に直面することになる。

 ホラーなのかなと思ったが、どうやら殺人に関わるサスペンスという感じのよう。

 そして彼らが辿り着くのは、まるで横溝正史作品のような恐ろしい因習であった。

 最後には更なる驚愕の真実がダブルで明かされる。

 栗原がどうやって打越の本家に入ったのか気になったりしたが、謎の提起から思わぬ真実まで、面白い話であった。

/5

監督:石川淳一

出演:間宮祥太朗、佐藤二朗、川栄李奈、長田成哉、DJ松永、瀧本美織、根岸季衣、高嶋政伸、斉藤由貴、石坂浩二

於:TOHOシネマズ池袋


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