CINECHANが観た映画について

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基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-247「ドラキュラ デメテル号最期の航海」(アメリカ)

2023年09月29日 00時16分39秒 | アメリカ映画
船にネズミがいない、自然じゃない
 ルーマニアのカルパチア地方からイギリスのロンドンまで、謎めいた50個の無記名の木箱を運ぶためチャーターされた帆船デメテル号は、その航海の途上で毎夜、不可解な出来事に遭遇する。
 デメテル号船長の航海日誌に記されたおよそ1カ月におよぶ無慈悲な存在との対峙の記録をもとに、大海原をわたるデメテル号に何が起こったのか、そして謎に包まれた50個の木箱の中身をめぐる恐怖の物語が展開する。(「作品資料」より)


 ブラム・ストーカー原作の小説「吸血鬼ドラキュラ」

 これまで何度か映画化されているが、本作はその中の「デメテル号船長の航海日誌」を映画化したサスペンス・ホラー。

 ルーマニアからロンドンまで謎の木箱を運ぶことになったデメテル号。

 現地でクルーとして乗船することになった医師のクレメンス。

 そんなクレメンスとクルーたちは、不可解な出来事に遭遇し、やがて夜になると何者かが彼らに襲い来る。

 まず木箱の一つから現れるのは、アナという女性。

 彼女が怪物なのかというと、そうではなく、彼女は生贄にされたと言う。

 そして木箱から別の人影が現れ、乗組員たちを襲い出す。

 犠牲者が増えていく中、怪物が船内にいると確信したクレメンスたちは、戦いに挑むことにする。

 アナが語るに、その怪物の名前は〝ドラキュラ〟

 どうやらドラキュラの目的はイギリスへ上陸することのよう。

 果たして、クレメンスたちはドラキュラを倒し、イギリス上陸を阻止することが出来るのか。

 古典小説の映画化ということで、ドラキュラの姿がどのように描かれるのかと気になったが、現代風のクリーチャーだったな。

 アナがどういう存在か、今ひとつ判らなかったが、噛まれていたのなら怪物になっていてもおかしくないのだが、正気だったし、陽を浴びても燃えなかったな。

 冒頭、デメテル号がイギリス海岸に座礁し、生存者がいないと報告される。

 発見されたエリオット船長の航海日誌を読むことで物語が展開する。

 乗員には船長の孫である少年のトビーもいるのだが、彼がどうなるのかも気になる。

 原作どおりなのか、少年といえどもという運命であったな。  

 ドラキュラの物語ではあるが、怪物を描いたホラーとそれ程相違なかったかなという印象であった。

 そしてラストはまだ話が続いていくような終わりであったが、続編はあるのだろうか。
 
/5

監督:アンドレ・ウーヴレダル
出演:コーリー・ホーキンズ、リーアム・カニンガム、デヴィッド・ダストマルチャン、アシュリン・フランチオージ、ウディ・ノーマン、ハビエル・ボテット
於:TOHOシネマズ日比谷

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