CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-015「レザボア・ドッグス」(アメリカ)

2024年01月19日 00時33分03秒 | アメリカ映画

奴が来るまで、じっと血を流していろ

 宝石店を襲撃するため寄せ集められた黒スーツ姿の6人の男たち。彼らは互いの素性を知らず、それぞれ「色」をコードネームにして呼び合う。

 計画は完璧なはずだったが、現場には何故か大勢の警官が待ち伏せており、激しい銃撃戦となってしまう。

 命からがら集合場所の倉庫にたどり着いた男たちは、メンバーの中に裏切り者がいると考え、互いへの不信感を募らせていく。(「作品資料」より)

 

 「パルプ・フィクション」等のクエンティン・タランティーノ監督の第1作目となる作品。

 1992年製作で、日本では1993年に公開。

 渋谷シネマライズで鑑賞したが、満員だったな。

 今回、デジタルリマスター版によるリバイバル公開での鑑賞。

 6人組の黒スーツの男たちが宝石強盗を企てるが、失敗に終わり、警察からの追走を逃れようとする男たちと、警察のイヌが潜入しているかもしれないという疑心暗鬼の中での行動を描き出す。

 冒頭、食事をしている彼らの姿を映し出すが、そこで繰り広げられる無駄話の様子は、いかにもタランティーノと感じさせるものである。

 オープニングの曲は、佐藤浩市のテーマ曲っぽくなっているものだったが、これがCM曲だったというのは、初めて気が付いたな。

 物語は、ほとんど犯行後に集まる倉庫で繰り広げられる。

 そして、少し時間を遡り、ホワイト、ブラウン、オレンジの計画に参加するまでの様子も描かれる。

 本作は、結構憶えていることもあって、展開に驚きを感じることはなかったが、それでも惹き込まれたな。

 およそ30年ぶりに鑑賞したが、30年経っているとは思えないくらいの新鮮さで、面白い作品であった。

/5

監督:クエンティン・タランティーノ

出演:ハーヴェイ・カイテル、ティム・ロス、クリス・ペン、スティーヴ・ブシェミ、ローレンス・ティアニー、マイケル・マドセン、エディ・バンカー、クエンティン・タランティーノ、カーク・バルツ、スティーブン・ライト

於:新宿ピカデリー


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