CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-253「MONDAYS このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない」(日本)

2022年11月12日 22時15分15秒 | 日本映画
それじゃ、また今週
 小さな広告代理店に勤める吉川朱海は、憧れの人がいる大手広告代理店への転職を目指しながらも、仕事に追われる多忙な日々を過ごしていた。
 ある月曜日の朝。彼女は後輩2人組から、自分たちが同じ1週間を何度も繰り返していることを知らされる。他の社員たちも次々とタイムループに気づいていくが、脱出の鍵を握る永久部長だけが、いつまで経っても気づいてくれない。
 どうにか部長に気づかせてタイムループから抜け出すべく悪戦苦闘する社員たちだったが。(「作品資料」より)


 大手広告代理店からの仕事をこなすため忙しい一週間を過ごす小さな広告代理店に勤める面々。

 やがて彼らは同じ一週間を繰り返していることに気付き、何とかループから脱出しようと奮闘する姿を描いたコメディ。

 大手広告代理店への転職を目指す吉川朱海は、ある日後輩二人から自分たちが同じ一週間を繰り返していることを知らされる。

 最初は取り合わなかった朱海だったが、ある一つの出来事からタイムループを信じるようになる。

 そこからタイムループを脱するため、計画を練っていく朱海たち。

 果たして、同じ一週間を繰り返すというタイムループから脱出することが出来るのか。

 同じ一週間を繰り返しているということで、何が起こるか判っているがため、突発的な出来事にも対処でき、更に仕事もどんどんうまくこなしていけるようになる。

 そしてタイムループから脱するために、部長を説得しようとするのだが、その対応、そして部長の反応が面白い。

 何とか部長を説得した面々。

 これでタイムループから脱することが出来ると思うのだが、ことは予想外の真実をさらけ出してくる。

 一度目的を達したかと思わせ、その後も続く話。

 そこまではコミカルさを前面に出していたが、その後は結構感動的な話になっていったな。

 すごく登場する漫画の中身が気になったな。

 タイムループを脱するため、皆で作業を行っていくうちに、上昇志向の強かった朱海の気持ちにも変化が起こってくる。

 コミカルな要素も強く、笑わせてもらったが、後半の展開もなかなか惹き込まれる作品であった。

 先に何が起こるか判っていれば、その対処もできるし、同じことを繰り返していたら、上達していくものだな。

 人生、後悔しないように。他の人のことも大切だし、たまには自分のこともやればいいということかな。

/5

監督:竹林亮
出演:円井わん、マキタスポーツ、長村航希、三河悠冴、八木光太郎、高野春樹、島田桃依、池田良、しゅはまはるみ
於:池袋シネマ・ロサ

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