見えないお客様

　スーパーマーケットやコンビニにおいて、お客さんの来店数はお店にとって重要な情報である。


その日　お客さんが何人来たのかを把握するためにはどうしているのか。


　ほとんどのお店は、その日のレシートの発行枚数で計算している。

しかし、レシートの発行枚数だけでは、買い物をしなかったお客さんはカウントされない。


　一番正確なのは、お店の入り口に自動で入店者を計測するシステムを置くことである。

実際にそういう機械を使っていたところも存在するのだが、全国的に普及率がイマイチというのが事実。


　設置費用や維持費がどうのこうのではない。


２４時間営業のお店では必ずといっていいくらい機械が誤作動するそうだ。

　特に深夜の時間。数えれるくらいのお客さんしか来ていないはずなのに昼間を超す客数がカウントされる時もあるという。


それは、無数のさまよえる死者の霊も生前のように買い物に来ているからなのである。


霊も夜中、明るいところに集まっていってしまうのでしょう。


他にもセンサーの誤作動は霊の仕業なのかもしれない。