それで前項の先日のライブの対バンの人が演奏前に「これからやる曲は腕が痛くてつるけど頑張る」って言って弾きはじめ、確かに腕が疲れる内容の曲でした。他にもセッションやって「あー腕に乳酸がたまる」って言ってた人やもっと凄いのはネットでモー○ステープまで貼って弾くのを見ました。びっくりしました。とくにギターだと腕のダメージは必ずあります。自分も練習ではリラックスして弾いても本番は力んでしまいます。が、腱鞘炎までにはならないか、ダメージがあったらマッサージしたりとにかく出来る限り色々ケアしてます。
ここで思うのは練習やライブ、セッションとかとにかく楽器を触る時間に比例して上達すると仮定し、その分の疲労ダメージをどう対処するかという問題です。それと身体に対して人間工学的な負荷や効率的な弾き方というのがあるはずなのでそれを今自分に合ったものを模索してます。2日前にそれを体現してるレッスン動画があってその人に習いたいと思いました。奏法よりも身体の各部分の精密な使い方。これからの時代は演奏者もアスリートと同様の身体のケアがとやり方が必要だと確信しました。究極は力まないで最大効果のある奏法の追求です。例えばゴルフだとクラブを握るときは腕に力を入れない→結果体が最大限に捻転して結果強力なスイングが出るのですが、などその理屈は他にも転用出来ると思ってます。またそれに気づいた人もいてそういう人と今とことん話しています。