野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

安藤が先制タイムリー!(25日・甲子園)

2008-09-29 15:37:48 | Koushien Stadium
最下位」が決定しているベイスターズの先発は、高卒新人の阿斗里。【2回裏】先頭の鳥谷敬がレフト頭上を越して、一気に果敢に三塁まで狙ったが、「OUT」。しかしVTRでよく見れば、鳥谷の右足が三塁ベースに着いた後に三塁手のグラヴがタッチしているのが判る。明らかな三塁塁審(吉本文弘)の「誤審」。
 その後、ヒットと四球(死球)で1-OUT満塁のチャンスを掴むが、9番と1番が倒れて、無得点。……嫌なムードが続く。

【3回裏】先頭の平野恵一が一二塁間の真ん中にヒット性の打球を飛ばすが、追いついた二塁手に封じられ、一塁は「OUT」。しかし、これに(血相を変えて)猛抗議する平野。VTRで見ると、確かに平野のヘッドスライディングした左手が(一塁手の捕球よりも早く)一塁ベースを滑走しているようにも見える。一塁塁審(森健次郎)はセントラル・リーグの「主任」だ。……嫌なムードは続く。

【4回裏】先頭の鳥谷が四球を選んで、6番・関本賢太郎が(泳がされながら)ライト前ヒットで繋いで、しかし7番と8番が倒れて、2-OUTになって、9番(ピッチャー)安藤優也。また【2回裏】と「同じ結末」になるのかと嫌なムード全開になったが、ここで安藤が(意地と執念の)センター前に先制タイムリーヒット! 
 1番・赤星憲広、2番・平野も連打で続いて、2-OUT満塁から3番・今岡誠が左中間を破る、走者一掃のツーベース(二塁打)!! ホームインして、拳を振り下ろした平野と一緒に(私も)テレビ画面の前で拳を振り下ろして、喜んだ。(会心!)

【5回表】先発の安藤が1点を失い、【6回表】には2点を失って、「5対3」2点差に詰め寄られる。安藤はここで降板……6回3失点なら(メジャーリーグ流の評価基準)QS(クオリティースタート)でマズマズの内容だが、しかし優勝争いしているチームの「エース」としては物足りないピッチング。……タイガースは「(真の)エース」探しを続行しなければならない。

岩田炎上6失点KO…巨人戦連敗 (デイリースポーツ)

Sportiva (スポルティーバ) 2008年 11月号 [雑誌]

今岡、逆転2ラン!(24日・甲子園)

2008-09-28 14:24:48 | Koushien Stadium
 三浦大輔(横浜ベイスターズ)vs.クリス・リーソップ(阪神タイガース)。(試合前から)どう見ても「勝ち目は無い」と思っていたし、初回に早々と先制点を許して、前日(23日)の痛い引き分けに続いて、≪痛さ≫が続くのか、と覚悟したが、【3回表】2番・平野恵一がピッチャー強襲ヒットで(ヘッドスライディング!)出塁して、3番・今岡誠が(2-1と追い込まれながら)センターバックスクリーンへ(第6号)逆転2ランホームラン! (今岡の誇らしそうな顔!)

【4回表】には6番・関本賢太郎、7番・葛城育郎が連続四球。1-OUT二三塁になって(4回1失点の)リーソップの代打・林威助の(浅い)セカンドゴロで、「鈍足」関本が還って1点! 放送席(ABC)の解説者・吉田義男さんが(思わず)「関川のスタート(走塁)を褒めるべきです」と一言。……ああっ関川浩一ヨ……それにしても、冴えない背番号「31」。
 この後、1番・赤星憲広が(流し打って)ショートの頭上を越して、「4対0」! 

 2番手の(先発失格中)福原忍が【6回表】に1点を失って、2点差に詰められたが、【7回表】からの「新」勝利の方程式=『JAF』リレーで封じ込めて、【8回裏】に再び赤星のタイムリーで「5対2」突き放した。
 この日は読売ジャイアンツも(6対2で)勝って、同率首位は変わらず。(引き分けを挟んで)32年ぶりの12連勝した巨人軍。CS(クライマックス・シリーズ)進出を狙い、広島市民球場「最後の巨人戦」のモチヴェーションも高い広島東洋カープ。翌日(25日)「最後の最後」で意地を見せる。

下柳激投!自身初!志願の中2日 (デイリースポーツ)

“ムッシュ”になった男―吉田義男パリの1500日

タイガースの俊介、タイガースの救世主、(22日・甲子園)

2008-09-24 13:39:38 | Koushien Stadium
 昨年の明治神宮大会で見たときから、この石川俊介(当時・上武大学)のピッチングに(個人的に)惚れ込んでいた。タイガースは昨秋のドラフト会議(大学・社会人)1巡目で(お目当ての)大場翔太(東洋大学~福岡ソフトバンクホークス)の抽選に敗れたが、3巡目でこの石川を獲得できて、個人的には大満足のドラフトだった。その石川が遂にプロ入り初先発のマウンドに立った。しかも……

 ナゴヤドームで「宿敵」中日ドラゴンズに「2勝1敗」で勝ち越して、いいムードで東京ドームに乗り込んで、読売ジャイアンツとの3連戦=天王山を迎えたのに、あえなく3連敗……緒戦のセス・グライシンガー先発の試合は落としても、2~3戦目の左腕・下柳剛岩田稔で1つは勝てると(これも個人的に)計算していたが、3つとも勝てなかった。
 そして移動日無しで地元・甲子園に帰って来て、横浜ベイスターズと4連戦の緒戦。その先発に選ばれた石川……タイガースの“救世主”となるか? 

 初回を打者4人で抑えて、【1回裏】先頭の赤星憲広がレフト前ヒットで出塁して盗塁! 2番・関本賢太郎が四球を選んで、3番・今岡誠が初球を叩いて痛烈! レフト前タイムリーヒットで先制点! 
【2回裏】にも8番(ライトでスタメン起用)浅井良がライト前ヒットで出塁して、石川が送って(バント)、赤星が四球の後、「得点圏打率.417」の関本がレフトフェンスに直撃させて、2者が還って「3対0」! 

 石川は【3回表】まで無失点。【4回表】4番・村田修一に「2-0」と追い込みながら、初回に見逃し三振に取ったカーヴを狙われ、センター前ヒット! これが最初のプロの(テクニカルな)≪洗礼≫。そして、5番・吉村裕基に(逆球の)ストレート(139km)をレフトスタンドに豪快に放り込まれ、プロの(パワーの)≪洗礼≫を浴びる。

 勝ち投手の権利が懸かった【5回表】にはヒットと四球2つで2-OUT満塁のピンチを招いて、そろそろ「限界か…」と思わせたが、4番・村田に対して、146km! 渾身のストレートで村田のバットを黙らせ、見逃し三振! 最大のピンチを切り抜け、2番手のスコット・アッチソンにバトンタッチ。

【8回表】から切り札≪守護神≫藤川球児を継ぎ込んで、「3対2」辛くも逃げ切って、石川にプロ入り初勝利! 
 タイガースは連敗脱出!! “救世主”が舞い降りて、チームのピンチを救って、嫌なムードからも脱出できた、と思いたかったが……

新井収穫!復帰へダッシュ屋外トレ開始 (デイリースポーツ)

2008ドラフト候補逸材図鑑―プロ野球を目指す至宝を完全チェック! (B・B MOOK 532 スポーツシリーズ NO. 406)

鳥谷、初回に満塁弾!(17日・ナゴヤドーム)

2008-09-20 12:59:56 | Nagoya Dragons
 負けられない一戦。中日ドラゴンズと1勝1敗のタイで迎えた第3戦。しかしドラゴンズの先発は≪天敵≫ベテラン左腕の山本昌。対するタイガースは新外国人のクリス・リーソップ。勝ち目はない、と思ったが、初回に鳥谷敬の(第12号)満塁弾(プロ入初)で4点を先制! 
【2回表】2番・平野恵一がライトフェンスにぶつけて、3番・今岡誠もレフト線にクリーンヒットを放って、「6対0」! 

 前日(16日)何故かスタメンを外された(意味不明)7番・高橋光信がセンター前クリーンヒット! 8番・矢野輝弘がレフトフェンスに直撃させて、【3回表】に1点。
 続けて【4回表】には先頭の平野が三遊間を抜いて(1-OUT後)金本知憲も一、二塁間を突破! 5番・鳥谷がレフトに流し打って(二塁打)6番・関本賢太郎の犠牲フライで9得点! 

 先発のリーソップが(予定通り)【4回裏】にKOされて、3番手の前日(16日)好投した(3回無失点)阿部健太も2ランを浴びて、「9対6」2点差に迫られたが、4番手にスコット・アッチソンを投入して、火消しに努め、【8回表】には4番・金本がライトスタンドに高々と舞い上げて(第22号)2ランホームランで「11対6」! 

 しかし昨日(19日)東京ドームで≪天王山≫の緒戦。読売ジャイアンツ先発の「エース」≪天敵≫セス・グライシンガーを攻略しながら、4番手のジェフ・ウィリアムスが手痛い一発を喰らって、「4対6」敗戦。
 何故【7回表】から3番手に「(27回3/1)連続無失点男」アッチソンを投入しなかったのか? 疑問が残る。度重なる登板(酷使)で(こんな大事な3連戦を前にして)肘でも痛めたか? この3連戦、一つ勝てば御の字だが、アッチソン「不在」(?)となると、一つも勝てない可能性も……救いは、一時の≪底≫を脱した打線の好調ぶりだが。(脅威の“ピストル”打線)

阪神 韓国のスラッガー金東柱調査 (デイリースポーツ)

収録時間:80分
レンタル開始日:2003-01-01

Story2003年プロ野球ペナントレースでの、星野監督率いる阪神タイガースの快進撃を後押しする応援DVDが登場。熱狂的虎党の松村邦洋がナレーターを担当し、18年ぶりの歓喜の瞬間に花を添える。(詳細こちら

高橋光、先制ソロ!(15日・ナゴヤドーム)

2008-09-17 21:06:40 | Nagoya Dragons
 今シーズンは何故か、ナゴヤドームに来れば、元気になるタイガース。【2回表】に先制。先頭の高橋光信がセンター・バックスクリーンに(第4号)ホームラン! 
【3回表】にも先頭の平野恵一がレフト前ヒットで出塁して、今岡誠も(バットを投げ出すようにして)ライト前ヒット! 0-OUT一三塁になって、テレビ(CS)のアナウンサーは「打球判断の良い平野!」「全く躊躇なく!」と実況していたが、ヒット・エンドランのサインが出ていたようだ。4番・金本知憲が一二塁間に内野安打を放って、もう1点。

 先発の左腕・岩田稔が【3回裏】に1点差に迫られたが、【4回表】先頭の野口寿浩のライト前ヒットが三塁打(記録はライトのエラー)になって、1番・赤星憲広のレフト前タイムリーヒットで突き放し、3番・今岡が高めの“クソ”ボールを引っ叩いて(リアル岩鬼正美=“悪球打ち”)左中間スタンドへ(第4号)2ランホームランで(一気に)「5対1」! 

【5回表】にも6番・高橋光がライトフェンス直撃のツーベース! 7番・アーロム・バルディリスが四球の後、8番・野口が左中間を深々と破って、2者が還って「7対1」! 
 先発の岩田が【5回裏】に2ランを喰らって、【6回裏】にも失点して、「7対4」3点差に詰め寄られたが、ピンチを2番手のスコット・アッチソンが火消しして、復活のジェフ・ウィリアムス、≪守護神≫藤川球児へと繋ぐ「新」『JAF』リレーで逃げ切り! ……大事な緒戦をモノにしたが。

桜井豪快2ラン!再昇格アピール弾だ (デイリースポーツ)

収録時間:45分
レンタル開始日:2003-08-08

Story2003年プロ野球ペナントレースでの、星野監督率いる阪神タイガースの快進撃を後押しする応援DVDが登場。熱狂的虎党の松村邦洋がナレーターを担当し、2003年前半戦のタイガースナインの熱いプレイの他、1985年優勝時などの貴重な過去の映像も収録する。(詳細こちら

桧山、今度は矢野の尻に浣腸!(13日・甲子園)

2008-09-16 13:16:38 | Koushien Stadium
 東京ヤクルトスワローズのご好意により、3連勝したものの、前日(12日)の広島東洋カープとの初戦に「0対4」エース・安藤優也で落としたタイガース。なんとしても、負けられない第2戦だったが、【8回裏】まで「0対0」。カープの“ヒクソン・グレイシー”(軟体男)前田健太に打線が抑え込まれた。
 PL学園出身、2年目の前田だが、新たな(強力な)≪虎キラー≫になりつつある。2年目といえば、野原将志(内野手)と同期(高校生ドラフト1巡目)。中日ドラゴンズと≪相思相愛≫の堂上直倫(愛工大名電)に拘りすぎて、地元の逸材(好投手)を逃してしまった、そのツケが回ってきた。

 先発のベテラン左腕・下柳剛が【7回表】まで踏ん張り、【8回表】から「エース」セットアッパーのスコット・アッチソンを投入。
【9回表】0-OUT一塁で、カープの5番・嶋重宣が放った打球は左中間へ! その瞬間、甲子園の観衆(43,530人)は打球が落ちることを直感したが、レフト金本知憲がスーパーキャッチ! これぞ外野手の見せ所、抜けていれば、カープに勝ち越し点が入っていた。金本の好守に救われたタイガース……

 延長【10回裏】先頭の葛城育郎が一、二塁間を破って出塁! 一塁ベース上に葛城と喜田剛。喜田は(タイガース時代)葛城との比較で(どうしても)「下」と見なされ、放出されることになった。前日(12日)に(安藤から)3ランを放って、タイガースに≪恩返し≫した喜田、だ。
 負傷(右肘痛)欠場中の代打・関本賢太郎が(珍しく)送りバントを失敗した後、8番・矢野輝弘が左中間フェンス直撃! 「鈍足」関本の足が縺れそうになりながら、ホームに還って来て、サヨナラ! 「1対0」……この夜、桧山進次郎の「カンチョー」の餌食(犠牲)になったのは、矢野だった。
 翌日(14日)このいいムードで、このカード勝ち越しを狙ったのだが……消滅するマジック、縮まるゲーム差。(広島東洋)カープは「強い」。

上園6回2失点も昇格「厳しい」 (デイリースポーツ)

阪神タイガース猛虎列伝―藤村富美男から藤川救児まで

そこに、今岡が、いる。(11日・甲子園)

2008-09-13 21:45:46 | Koushien Stadium
 アメリカ(マイナーリーグ)でも先発経験が2試合しかない、という「リリーフ専門」男のクリス・リーソップが先発。早速、初回に2失点して、先が思い遣られたが、【1回裏】2番・平野恵一が四球で出塁して、3番に入るのは「あの」今岡誠
 そこに、今岡が、いる。サードの守備に就き、そして打席に入る。タイガースファンはそれだけで嬉しくて満足するのだが、本人は貪欲だった。左中間スタンドへ(第3号)同点2ランホームラン! 

 しかしリーソップ降板後、リリーフ陣が【6回表】【7回表】に失点して、「2対4」で【9回裏】へ……サヨナラの予感は、スワローズの守護神の韓国人(林昌勇)に消されるのではないかと諦めかけたが、先頭の代打・桧山進次郎(カンチョー!)が左中間にツーベース(二塁打)!!  7番・葛城育郎もライトフェンス直撃のスリーベース(三塁打)を放って、1点差! 8番・矢野輝弘もライト線を破って、「4対4」遂に同点!! 

 ここで期待の(途中出場)林威助だったが、2球目のハーフスウィングを(四角い顔の)三塁・塁審(敷田直人)に「スウィング」を取られ、結局(4球で)空振り三振! ここ最近のタイガースの貧打の原因は、この林の不調も大きい。≪あの男≫の不在を埋め切れていない。
 しかし1番・赤星憲広が三遊間を破って、平野が敬遠。1-OUT満塁になって、この日の主役=3番・今岡へ。……「夢を見ているみたい」押し出し四球を選んで、バンザイとガッツポーズ! 「5対4」3試合連続サヨナラ勝ち! ≪あの男≫の不在を埋められるのは、今岡しかいない。

絶好調男の関本が右ひじ痛で欠場 (デイリースポーツ)

日めくり阪神タイガース 2009年カレンダー

葛城が選んで四球でサヨナラ!(10日・甲子園)

2008-09-12 20:37:10 | Koushien Stadium
 タイガースの先発は、福原忍。……この時点で連勝は諦めていたのだが。初回の2-OUT満塁の大ピンチを何とか凌いで、【1回裏】3点を先制! 先頭の赤星憲広が(見事に)三遊間を破って出塁して、平野恵一が送りバント。関本賢太郎が(この試合)最初のデッドボール(死球)を喰らって、4番・金本知憲が左中間を深々と破って、先制点! 
 更に鳥谷敬が(前日のVTRを見ているかのように)センターに打ち上げ(ライナー)犠牲フライで2点目。そして3点目がなかなか入らないタイガースだったが、葛城育郎がライト前に痛撃を浴びせて「3対0」! 

 しかし福原。事前のファーム(8月27日)で9失点、幻のベイスターズ戦(4日)で6失点して、本調子に戻らない(かつての)右腕エース。【4回表】まで8安打を浴びて(1失点)降板して、【5回表】に1点差にされ、【7回表】に久保田智之で追いつかれ「3対3」。
 
 追加点が取れなくても、【9回裏】になったら「サヨナラ」の予感が漂う甲子園。先頭の赤星がレフト前に流し打って、平野が送りバントを(珍しく)打ち上げて失敗。どうなることかと思ったが、3番・関本が(この試合)3つ目の死球を喰らって、1試合に3つも喰らったら(セントラル・リーグ新記録)温厚(?)な関本も怒る。仁王立ちでキャッチャーを睨みつけ、言葉を吐く。
 チャンスは拡がったが、4番が三振に倒れて、2-OUT。【9回裏】も得点が入らないのか(延長戦になるのか)と諦めかけたが、5番・鳥谷が(バットが鈍い音を発しながら)一二塁間を抜いて、2-OUT満塁! ここで6番「叫びの」葛城が「1-3」からフォークを見送って、押し出し四球! サヨナラで「4対3」連日の辛勝! 

AF連夜の仁王立ち!アッチ“0神話” (デイリースポーツ)

覚悟のすすめ (角川oneテーマ21 A 87) (角川oneテーマ21 A 87) (角川oneテーマ21 A 87)

五輪ショックを振り払う、矢野のサヨナラHR!(9日・甲子園)

2008-09-11 23:50:33 | Koushien Stadium
 結局、広島東洋カープに負け越して(1日置いて)地元・甲子園に戻ってきたタイガース。その初戦の東京ヤクルトスワローズ戦の初回に先制点。先頭の赤星憲広がレフト線に流し打って、平野恵一の初球に盗塁を決めて、キャッチャーの送球エラーで三塁に進んで、送りバントを決める必要がなくなった平野は四球。
 3番に起用された「得点圏打率.418」の関本賢太郎の(サードゴロ)併殺崩れの間に先制点。4番・金本知憲がライト前ヒットで繋いで、一三塁になって、5番・鳥谷敬が初球を打ち上げて、犠牲フライで「2対0」! 

 しかし(ここ最近)3点目が取れないタイガース。先発の左腕・岩田稔が【5回表】に同点にされて、【7回表】からスコット・アッチソン【9回表】から藤川球児の必勝リレー。
 スワローズも松岡健一五十嵐亮太押本健彦の「勝利の方程式」を繰り出して防戦するが、【9回裏】先頭の(途中出場)矢野輝弘が6球ファウルで粘って、センターバックスクリーン右に一撃! 第4号サヨナラホームランで「3対2」辛勝! ……これで「北京五輪ショック」を振り払えた、だろう。

星野氏が胸中告白 WBC監督受けられない (デイリースポーツ)

プロ野球100人タイガース猛虎 (NIKKAN SPORTS GRAPH)

久々に藤川を見た…連敗脱出!(6日・広島)

2008-09-08 12:48:02 | Hiroshima Carp
 5連敗していた阪神タイガース。昨年同様、シーズン終盤になってから、失速(大型連敗)する。こんなチームに≪優勝≫する資格があるのかどうか……間違いなく現在セントラル・リーグ≪最強≫は読売ジャイアンツ。もしかたしたら【NPB】(日本プロ野球組織)≪最強≫かも……このチームに逆転優勝を許すのか? それとも逃げ切ることが出来るのか? 「不在」の新井貴浩(第五腰椎疲労骨折)もCS(クライマックス・シリーズ)から出場などと悠長なことを言っていられる状況ではなくなった。

 初回に先制点。先頭の赤星憲広が四球で出塁して、平野恵一が送って、3番打者(PL学園出身、7年目)が酷いスウィングで三振の後、4番・金本知憲がレフト前へ流し打ちのタイムリーヒット! 
 ベテラン・キャッチャー(石原慶幸)のサインに二度首を振って、金本に真っ直ぐ勝負を挑んで打たれた、広島東洋カープ3年目の左腕(斉藤悠葵)。若者の個人プレー(我儘)が瀕死の重症の≪虎≫に勝利への糸口を与えた。

【2回表】にも1点=6番・関本賢太郎の左中間スタンドに飛び込む(第7号)ソロホームランで「2対0」! 関本は3番に据えるべきだ。新井不在の今、新井と同じ右打者の関本に「擬似新井」を期待するしかない。あるいは5番に据えて、鳥谷敬を3番に戻すか。左打者が1番から6人(7人)も並ぶ打線や、3番打者が日替わりに起用される異常事態は避けなければならない。

 しかし先発の「エース」安藤優也が【3回表】に1点を返され、【5回表】に一気に逆転される。安藤には「エース」の風格(だけ)は備わっているし、今シーズンもここまで12勝を挙げているが、内容が「エース」と呼べるほど伴っていない。毎回のようにランナー(ヒット)を許し、抑えるときもあれば、連打を許して、失点されることもある。実に安定感に欠ける「エース」。優勝するチームの「エース」に相応しいかどうか……微妙なところだ。

【6回表】(初回にキャッチャーファウルフライを落球した)矢野輝弘のタイムリーで同点に追いついて、延長戦に突入! スコット・アッチソン、藤川球児の磐石なリレーで延長【12回表】を迎えて、先頭の赤星がセンター前ヒット! 
 2番・平野が確実に送って、3番打者(平安高校出身、17年目)のライトライナーの後、4番・金本が敬遠。ここで5番・鳥谷が勝負強さを発揮して、三遊間へ流し打ち! 2者が還ってきて「5対3」勝ち越し! やはり現状、鳥谷は5番に置くべきだろう。 

 延長【12回裏】は(4番手)久保田智之。延長には強い(イメージがある)久保田。【11回裏】同様、最初のランナーを出すが、後続を抑えて、勝利投手。これで「不調」久保田も立ち直ってくれればいいのだが……連敗脱出! マジックも復活(再点灯)したらしい「22」。しかし翌日(7日)それも消滅する。……点いたり消えたりするものに、これ以上≪一喜一憂≫させられて堪るかっ。 

金村暁、また初星取り逃がした (デイリースポーツ)

もう一度、投げたかった―炎のストッパー津田恒美最後の闘い (幻冬舎文庫)