腎臓、副腎、膀胱、尿道はお互いに助け合って働いており、こ
れらを腎臓系と言います。腎臓の働きは身体に必要な物は残し
て、不必要な物は尿として排泄をします。腎臓がうまく働かな
いと、体内に不必要な水分が残り、色々と病気の原因になりま
す。
近代医学では未だ腎臓病に効果のある薬剤は無いと言われてい
ます。腎臓病は慢性化してしまうと回復がとても難しく、早期
発見をして慢性化しない内に治す事が大切です。慢性化します
と、人工透析や腎臓移植しか手段は有りません。腎臓病は子供
や若年層に多いと言われていましたが、最近は老人にも増えて
います。
◎腎臓の働き
腎臓に大量の血液が流れて尿を作ります。腎臓は尿の排泄の他
には、血液を循環させる仕事をします。腎臓は背中の両側にあ
ります。腰よりも少し上の位置に、左右一つずつあります。大
人の握りこぶし位のおおきさです。腎臓を強くするには喉を強
くする事がとても大切です。風邪が原因で扁桃腺炎を繰り返し
ていますと、腎炎にかかり易くなります。外出から帰宅したら、
ウガイをして喉を強くして風邪の予防を心がけて下さい。
又、乾燥した室内の空気は喉を痛めやすいので、咽頭炎などの
風邪にかかり易く腎臓を痛めやすいのです。腎臓はいつも一定
量の血液が流れている事が大切ですが、室温が高すぎたり高温
多湿は、大量の血液が一度に腎臓に流れる事になり、腎臓が疲
労してしまいます。又、血液の循環に関係している心臓をも疲
労させてしまいます。 腎臓病を予防するには
冷えと寒さは血管を収縮させて血流を悪くします。すると腎臓
に流れる血液が減り、腎臓の機能が落ちます。冬の外出時には
手袋やマフラーで保温するのは、腎臓を守る為には大切です。
冬は肌の露出部が無いように気を付けましょう。就寝時には腹
部を保護するのは腎臓には有効です。
冷えは腎臓を悪化させますので、水仕事、寒い時の外出、冷房、
ぬるい風呂、入浴後の火照りを取るための扇風機や、冷房の風
等は避けましょう。
夏でも暑いからと言って、素足で過ごすのは止めましょう。又、
冷房や扇風機の風が直接に肌に当たると、発汗が妨げられます
ので、腎臓にとっては良くありません。湿疹や虫刺されは肌の
トラブルになり、急性腎炎の引き金になりますので気をつけま
しょう。
◎腎臓を守る為の食事
動物性のたんぱく質を充分に取る事が大切です。肉、卵、大豆、
落花生などの必須アミノ酸が大切です。腎臓病は症状によって、
食事制限や食塩の制限、水分の制限が違います。症状に合わせ
た食事療法を守りましょう。
=急性腎炎=
溶血性連鎖球菌に感染して起きます。急性腎炎の8割近くは、
扁桃炎が原因しています。咽頭炎を起こした後に糸球体に炎症が
起きて、むくみ、高血圧、蛋白尿、血尿があります。血尿と蛋白
尿は必ず現れます。
安静と食事療法が大切です。回復には時間がかかりますし、治
っても定期的な検査が必要です。慢性化しないようにする事が
大切です。保温には充分に気を付けましょう。
=慢性腎炎=
急性糸球体腎炎が原因でなる例が多いとされています。1~10
年位の期間をかけて慢性化すると言われています。その他には、
原因不明の場合もあります。病状の進展が遅い場合と、尿毒症を
引き起こして、死に至るケースもあります。むくみと少量の蛋白
尿と、血尿があります。昔は不治の病とされていました。養生を
守り病状を悪化させない事が大切です。食事療法と安静が大切で
す。
=腎盂腎炎=
腎盂炎が治らない事が原因です。細菌の感染で炎症が腎臓に出
たのが、腎盂腎炎です。細菌は膀胱の尿路から入ります。急性
の場合は風邪に似た症状が出ます。
=腎臓結石=
腎臓部や側腹部に激しい痛みがあります。その他には冷や汗、
吐き気、肩こり、頭痛、めまい、のぼせ等があります。尿の中
のカルシュウム、ナトリウム、リン酸塩、炭酸塩、アンモニウ
ム塩、シュウサン塩などの尿成分のバランスが崩れると、腎盂
のヒダや、尿道の狭い部分に小さい結晶が固まります。やがて
それが石になります。冷たい飲み物は、血流を悪化させます。
結石が止まっている位置によって、腎結石、尿管結石、膀胱結
石、尿道結石と、呼び方が変わります。それらを総して、尿路
結石と言います。
=尿毒症=
腎臓が悪くなると身体に不必要な水分が残りむくみになります。
視力が落ちて心臓も悪化します。民間療法としては昔からコン
ニャクが効果があるとされています。 治療箱 腎臓は脊椎の左右に
一つずつ有り、体内の水分の調節をします。
血液の老廃物を糸球体で濾過をして、体に必要な水分を再吸収
します。そして不必要な水分は尿として排出します。
糸球体に炎症を起こす病気を糸球体腎炎と言います。代表的な
のには、急性腎炎、慢性腎炎、亜急性腎炎があります。この他
には、膠原病が原因の腎炎と腎盂腎炎があります。
=腎盂炎=
膀胱炎を起こして、細菌が膀胱から腎盂に入る込むのが原因で
す。突然の寒気と震えや高熱が表れます。腎臓の位置に激しい
痛みがあります。炎症が腎盂に出ます。
れらを腎臓系と言います。腎臓の働きは身体に必要な物は残し
て、不必要な物は尿として排泄をします。腎臓がうまく働かな
いと、体内に不必要な水分が残り、色々と病気の原因になりま
す。
近代医学では未だ腎臓病に効果のある薬剤は無いと言われてい
ます。腎臓病は慢性化してしまうと回復がとても難しく、早期
発見をして慢性化しない内に治す事が大切です。慢性化します
と、人工透析や腎臓移植しか手段は有りません。腎臓病は子供
や若年層に多いと言われていましたが、最近は老人にも増えて
います。
◎腎臓の働き
腎臓に大量の血液が流れて尿を作ります。腎臓は尿の排泄の他
には、血液を循環させる仕事をします。腎臓は背中の両側にあ
ります。腰よりも少し上の位置に、左右一つずつあります。大
人の握りこぶし位のおおきさです。腎臓を強くするには喉を強
くする事がとても大切です。風邪が原因で扁桃腺炎を繰り返し
ていますと、腎炎にかかり易くなります。外出から帰宅したら、
ウガイをして喉を強くして風邪の予防を心がけて下さい。
又、乾燥した室内の空気は喉を痛めやすいので、咽頭炎などの
風邪にかかり易く腎臓を痛めやすいのです。腎臓はいつも一定
量の血液が流れている事が大切ですが、室温が高すぎたり高温
多湿は、大量の血液が一度に腎臓に流れる事になり、腎臓が疲
労してしまいます。又、血液の循環に関係している心臓をも疲
労させてしまいます。 腎臓病を予防するには
冷えと寒さは血管を収縮させて血流を悪くします。すると腎臓
に流れる血液が減り、腎臓の機能が落ちます。冬の外出時には
手袋やマフラーで保温するのは、腎臓を守る為には大切です。
冬は肌の露出部が無いように気を付けましょう。就寝時には腹
部を保護するのは腎臓には有効です。
冷えは腎臓を悪化させますので、水仕事、寒い時の外出、冷房、
ぬるい風呂、入浴後の火照りを取るための扇風機や、冷房の風
等は避けましょう。
夏でも暑いからと言って、素足で過ごすのは止めましょう。又、
冷房や扇風機の風が直接に肌に当たると、発汗が妨げられます
ので、腎臓にとっては良くありません。湿疹や虫刺されは肌の
トラブルになり、急性腎炎の引き金になりますので気をつけま
しょう。
◎腎臓を守る為の食事
動物性のたんぱく質を充分に取る事が大切です。肉、卵、大豆、
落花生などの必須アミノ酸が大切です。腎臓病は症状によって、
食事制限や食塩の制限、水分の制限が違います。症状に合わせ
た食事療法を守りましょう。
=急性腎炎=
溶血性連鎖球菌に感染して起きます。急性腎炎の8割近くは、
扁桃炎が原因しています。咽頭炎を起こした後に糸球体に炎症が
起きて、むくみ、高血圧、蛋白尿、血尿があります。血尿と蛋白
尿は必ず現れます。
安静と食事療法が大切です。回復には時間がかかりますし、治
っても定期的な検査が必要です。慢性化しないようにする事が
大切です。保温には充分に気を付けましょう。
=慢性腎炎=
急性糸球体腎炎が原因でなる例が多いとされています。1~10
年位の期間をかけて慢性化すると言われています。その他には、
原因不明の場合もあります。病状の進展が遅い場合と、尿毒症を
引き起こして、死に至るケースもあります。むくみと少量の蛋白
尿と、血尿があります。昔は不治の病とされていました。養生を
守り病状を悪化させない事が大切です。食事療法と安静が大切で
す。
=腎盂腎炎=
腎盂炎が治らない事が原因です。細菌の感染で炎症が腎臓に出
たのが、腎盂腎炎です。細菌は膀胱の尿路から入ります。急性
の場合は風邪に似た症状が出ます。
=腎臓結石=
腎臓部や側腹部に激しい痛みがあります。その他には冷や汗、
吐き気、肩こり、頭痛、めまい、のぼせ等があります。尿の中
のカルシュウム、ナトリウム、リン酸塩、炭酸塩、アンモニウ
ム塩、シュウサン塩などの尿成分のバランスが崩れると、腎盂
のヒダや、尿道の狭い部分に小さい結晶が固まります。やがて
それが石になります。冷たい飲み物は、血流を悪化させます。
結石が止まっている位置によって、腎結石、尿管結石、膀胱結
石、尿道結石と、呼び方が変わります。それらを総して、尿路
結石と言います。
=尿毒症=
腎臓が悪くなると身体に不必要な水分が残りむくみになります。
視力が落ちて心臓も悪化します。民間療法としては昔からコン
ニャクが効果があるとされています。 治療箱 腎臓は脊椎の左右に
一つずつ有り、体内の水分の調節をします。
血液の老廃物を糸球体で濾過をして、体に必要な水分を再吸収
します。そして不必要な水分は尿として排出します。
糸球体に炎症を起こす病気を糸球体腎炎と言います。代表的な
のには、急性腎炎、慢性腎炎、亜急性腎炎があります。この他
には、膠原病が原因の腎炎と腎盂腎炎があります。
=腎盂炎=
膀胱炎を起こして、細菌が膀胱から腎盂に入る込むのが原因で
す。突然の寒気と震えや高熱が表れます。腎臓の位置に激しい
痛みがあります。炎症が腎盂に出ます。