岩淸水

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一気に浮上した衆院9月解散、10月総選挙

2017年09月15日 17時51分00秒 | 保管記事


 

  記事の紹介です。

 

一気に浮上した衆院9月解散、10月総選挙~「山尾ショック」が流れを変えた

 

   9/15(金) 17:51  

 

 9月25日衆議院解散、10月22日総選挙の可能性が、湧き上がっている。私は、8月11日に今秋の解散は自民党への逆風の中、厳しく、やはり総選挙は来年の総裁選挙後だろうと予想し、記事を書いた。「急浮上の『9月22衆院解散・10月22日総選挙』は、本当にあるのか?」しかし状況が一変しつつある。

  2017 09 15 一気に浮上した衆院9月解散、10月総選挙~「山尾ショック」が流れを変えた【岩淸水・保管記事】

 

 

 8月までは自民党の閣僚や議員の不祥事や失言によって、自民には逆風の嵐が吹き荒れていた。豊田真由子衆議院議員の「このハゲー」という叫びは強烈であった。今井絵里子衆議院議員の不倫騒動もあり、この二つは連日、ワイドショーを賑わした。どちらも破壊力十分な不祥事といえた。ちょうど民進党は新代表を決める選挙があった。盛り上がらないとは言え、新代表が誕生するわけで、御祝儀的支持率のアップもありえる。その直後の解散総選挙は、自民にとって賢明な選択とは思えなかった。

 

 しかし、状況が急変しつつある。なんといっても、「山尾ショック」だ。民進党の幹事長に就任予定であった山尾志桜里衆議院議員の不倫疑惑が文春にスクープされ、ワイドショーの関心はそちらに移ってきた。今井議員の不倫疑惑よりインパクトがあり、山尾議員に関するニュースネタが取り上げられ続けている。さらに民進党の前原誠司代表と北朝鮮の関係について、14日発売の週刊文春が「前原誠司 北朝鮮美女のハニートラップ疑惑」として報じた。民進党は新代表を決めて、なんとか挽回を図ろうとしていたが、嵐の中での船出となった。もともと民進党の支持率は低迷しており、それでさらに民進党の支持率が大きく下がるわけではない。しかし、自民党の閣僚や議員の不祥事ネタがメディアで取り上げられなくなったので、その分、安倍政権や自民党の支持率がアップしている。

 

 さらに民進党からは、次々と離党者が出ている。どこまでこの離党ドミノが続くのか。解散総選挙があるかもしれないという予想が広まれば、離党予備軍が一気に離党に踏み切る可能性がある。この1週間でさらに数名の離党者が出るだろう。

 

 今年の春から逆風ばかりであった安倍自民であるが、プラスの要因が出ている。まず北朝鮮が強硬に核実験やミサイル発射をしていることだ。「有事の自民」という印象は国民にある。民進党が有事に的確に機能するとは思えず、またまだ出来てもいない小池新党に託すわけにもいかない。安倍政権の支持率がじわりとアップする要因の一つだ。安倍首相は9月13日、14日とインドに行き、モディ首相と会談している。新幹線プロジェクトも順調のようであるし、なんといっても日本の経済再生の切り札は最後の超大国といわれるインドだ。日印連携はプラスのイメージに繋がる。森友学園問題、加計学園問題などで防戦一方であった安倍首相だが、インドに行って、攻めのメンタリティになっていると思われる。

 

 最大の問題は、小池新党の動きだ。小池百合子政経塾、つまり希望の塾には3000人を超える受講者があった。そのかなりは政治家志望だ。つまり相当に短期間で候補者擁立が可能である。ただ、実際には、若狭勝衆院議員が塾長を務める政治塾「輝照塾」から国会議員を擁立する運びとなっている。つまり、今すぐ、解散総選挙となると、小池新党の準備は相当に不十分な状態での戦いになる。民進党からの離党組もまだ小池・若狭グループに組織化されているわけではない。おそらく一気に準備を進めるだろうが、いきなりの解散総選挙となると、選挙まではわずかに1ヶ月強しかない。どれだけ擁立が可能か。

 

 民進党は小池新党との選挙連携を模索する姿勢がある。しかし、小池新党の候補者は、民進党の現職がいる選挙区でかつ可能性が高いのだ。つまり自民党の弱い選挙区で、非自民の票や浮動票を大きくとることによって議席を得る確率が高い。とうてい、選挙協力はできないだろう。

 

 私は、泥縄式でも小池新党の候補者はかなりの善戦をすると予想している。「実績がない」という批判があるが、「実績がない」ということは「ケチがつけにくい」ということでもある。候補者像が全く分からず、小池新党へのぼんやりとした期待感だけがある。民主党が何をするかわからなかった時の期待感に似たものだ。

 

 今は、民進党が逆風で全く厳しく、小池新党の準備が伴っていない野党の勢いの空白の期間となっている。安倍首相としては、今、解散総選挙をするか、来年の総裁選後にするか、の選択を迫られる。来年の秋までには小池新党は準備を整えて、もっと大きな脅威になっている可能性がある。今、総選挙をすれば、多少、議席を減らすことがあっても大きく減らすことはない。民進の議席が小池新党に移るという感じになるだろう。安倍首相は憲法改正を実現したいのだ。小池新党は、憲法改正には協力的だろう。むしろ今よりも憲法改正が近づく可能性さえある。

 

 小池新党は創設のニュースが飛び交うし、国民は期待感を持ち、比例でもかなりの議席を取るだろう。泥縄式の候補者擁立でも50~60議席を獲得できるのではないか。候補者の数によってはもう少し増えて100議席に迫るかも知れない。野党第一党になる可能性がある。民進党は解党を考えるくらいの大敗をするかもしれない。選挙後には政界は大きく動く可能性がある。

 

 こうした新たな状況を考えると、安倍首相は9月解散、10月総選挙に踏み込む可能性は高いと考える。「山尾ショック」は「風」を大きく変え、選挙日程にも影響を与えそうだ
https://news.yahoo.co.jp/byline/kodamakatsuya/20170915-00075802/

 

  記事の紹介終わりです。

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