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貴乃花親方理事辞任勧告で相撲協会会見

2017年12月28日 14時07分00秒 | 保管記事

  記事の紹介です。

 

貴乃花親方理事辞任勧告で相撲協会会見

   12月28日 14時07分日馬富士 暴行

 日本相撲協会の臨時の理事会は貴乃花親方について「降格」にあたる理事の辞任を勧告しましたが、貴乃花親方がこれを拒否したため、理事会は理事の解任の権限を持つ評議員会に貴乃花親方の理事解任を提案することを全会一致で決めました。日本相撲協会は28日、東京 両国の国技館で臨時の理事会を開いたあと、午後1時半から記者会見を開きました。その内容です。

 危機管理委「理事・巡業部長としての責任重い」

      2017 12 28 貴乃花親方理事辞任勧告で相撲協会会見【岩淸水・保管記事】

 

 この中で相撲協会の危機管理委員会の高野利雄委員長は貴乃花親方の責任について、「本件の傷害事件は巡業部長である親方が統率する巡業中の事件であり親方は理事・巡業部長として、貴ノ岩のけがをした把握した直後、被害届の提出前や後に速やかに協会に報告する義務があったのに怠った。親方が被害者側にあることが明らかであり、勘案したが理事・巡業部長としての責任は重いと判断した」と述べました。

 また、報告義務を怠った責任について、「貴乃花親方は巡業部長として協会運営上の緊急事態の発生を認識した場合には、迅速さを最優先して事業部長を通じて理事長に通報すべきこととされていた。貴乃花親方は『傷の状況からすれば事件性が疑われ警察に相談した方がよいと考え、被害届を提出した』と弁明したが、巡業部長として深刻な緊急事態の発生を認識した以上、詳細は不明だったとしてもまず協会に第一報をすべきだったことは論をまたない」と指摘しました。

 そして、「貴乃花親方は『別の部屋の力士であれば報告したかもしれないが、自分の弟子のことだから調べようと思い、すぐには報告しなかった。事態の把握をしなければ協会には報告のしようもなかった』との弁解に終始したが、けがをした者が自己の相撲部屋に所属するかどうかは理由にならない。貴乃花親方は事件発生を知ってから県警に被害届を提出するまでの間、結局、事態を放置したことが問題をここまで長期化させ、深刻化させた大きな原因の1つとなった。理事・巡業部長として緊急事態の発生の報告を怠った責任は大きいと言わなければならず、巡業部長としての危機管理能力を問われる問題でもある」と述べました。

 また、高野委員長は会見の中で貴乃花親方が危機管理委員会による調査への協力を拒否していたことについて、「委員会による調査は、協会執行部の決定に基づくものであり、理事・巡業部長ないし協会員としては、調査に協力すべき義務があったにもかかわらず、貴乃花親方は正当な理由がないのに委員会による再三の聴取要請を拒否続けた」と述べました。

 

さらに、「11月30日の協会の定例理事会において警察の捜査が終了したあとは貴ノ岩の聴取に協力すると確約し、さらに全会一致で日馬富士の暴行問題に関してすべての理事、監事、協会員などが結束して協力していくことを決議したにもかかわらず12月18日まで委員会による貴ノ岩らへの聴取要請も拒否してその義務を怠った。貴乃花親方が被害者側の立場にあることを勘案してもその責任は重い」と述べました。

 また、高野委員長は「委員会は、再三にわたり、貴ノ岩の聴取のための協力を要請をしてきたが、貴乃花親方は『警察の捜査を優先する』、『捜査の結果を待つ』という理由で、ことごとく拒否してきた。親方は、『危機管理委員会が貴ノ岩の聴取をすることが捜査に支障をきたす』と言うが、その判断は県警の指示ではなく親方本人の判断であり、極めて不可解な弁明だ」と述べました。

 そして、「委員会は親方の聴取も要請してきたが、親方はこれも拒否し続けた。親方は『弟子である貴ノ岩と一体だと考えていたので、2人一緒に協力すればよいと考えていた』と述べていたが、親方は事件に直接関係しておらず、委員会の聴取に応じないと自分で決めたに過ぎず、合理的な理由はない。聴取を拒否し続けてたことは協会員としての義務と、理事としての忠実義務に違反していた」と指摘しました。

 

八角理事長 「解任 評議員会で審議を」

 八角理事長は貴乃花親方の処分について「理事の忠実義務に著しく反すると言わざるを得ない。危機管理委員会の報告を受けて協議した結果、貴乃花親方の解任を評議員会で審議してもらうべきだと全会一致で決議した」と話しました。

 

「解任でも立候補は可能」

 また、八角理事長は「評議員会で理事解任となった場合でも1月場所のあとに行われる年寄会の理事候補選挙に立候補することは可能です」と話しました。

 危機管理部長「有識者入れた委員会設置」

 日本相撲協会の鏡山危機管理部長は、「暴力問題の再発防止策を検討するために外部の有識者を入れた委員会を設置することをきょうの理事会で決議した。委員長は外部の方にお願いする。現役の親方たちは、各一門から1人ずつ委員になってもらうつもりだ。危機管理部長である私は副委員長になる。委員の人選はこれからだ」と述べました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171228/k10011274171000.html

 

  記事の紹介終わりです。

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