レンゲツツジ
(蓮華躑躅、Rhododendron molle subsp. japonicum)
ツツジ科ツツジ属の落葉低木。有毒植物。
(wikipedia より抄出、【岩水】にて画像添付と編集あり。)
高さ 1~2m の落葉低木、4~6月に葉が出たのち葉が開くのと前後して直径 5cmほどのロート状の花をつける。果実は果、長さ 2~3cmの円筒状で、10~11月に熟すると 5裂して小さな種子を飛ばす。つぼみの様子が蓮華に見えることから名付けられたという。「ウマツツジ」 「ベコツツジ」 などの別名もある。北海道南部から九州まで日当たりのよい草原に多く自生する。庭木としてもよく利用される。花は朱色。花の色が黄色い種類としてキレンゲツツジがある。
全木にジテルペンのグラヤノトキシン(grayanotoxin)[1]、ロドジャポニン(rhodjaponine)などの痙攣毒を含み、呼吸停止を引き起こすこともある。牛や馬にとっても有毒なため(ウマツツジ、ベコツツジの別名はこれらの動物に害を与える事から)食べ残すので、レンゲツツジの群生地になっている牧場も多い。花には蜜があり、子供が吸う場合があるが、摂取させるのは非常に危険である。トルコ産蜂蜜での中毒例が報告されている[2]。このため、日本の養蜂業者はレンゲツツジが自生している所では蜂蜜を採集しないか開花期を避けるなどしている。[3]。
群馬県の県花。
山梨県三窪高原が、10万株の群生地として有名。
長野県東御市と群馬県吾妻郡嬬恋村の県境にある、湯の丸高原、地蔵峠周辺は、約 60万株のレンゲツツジの群生地として、天然記念物の指定を受けている。
レンゲツツジを市の花としている栃木県矢板市の高原山には標高 1200mの八方ヶ原高原があり 約 20万株のレンゲツツジが群生している。
花 しらべ 【植物】