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G7サミット、ロシア非難などの宣言採択し閉幕
2014年06月06日 01時19分
【ブリュッセル=三好益史、中島健太郎】ベルギーの首都ブリュッセルで開かれていた先進7か国首脳会議(G7サミット)は5日午後(日本時間同日夜)、ウクライナのポロシェンコ次期政権への支持やロシアへの非難を盛り込んだ首脳宣言を採択して閉幕した。
安倍首相は5日午前の討議で、東アジア情勢が緊迫している現状を説明し、中国を念頭に力を背景にした現状変更は許されないとの認識を示して理解を得た。各国首脳はエネルギー確保の多角化を進めることでも一致した。
安倍首相はサミット閉幕後の記者会見で、「ウクライナでも、アジアでも、地域の秩序に挑戦するような拡張主義は断固容認できない」と強調。クリミアを編入したロシア、東・南シナ海で一方的な海洋進出を行っている中国を強くけん制した。首脳宣言には、こうした首相の主張を反映して、「航行・飛行の自由」や国際法順守の重要性が盛り込まれた。
ウクライナ情勢では、5月25日の大統領選で選ばれたポロシェンコ氏とウクライナ国民への支持を表明し、ロシアに対し、次期政権との対話を求めた。
ロシアによるウクライナ南部クリミア半島の編入を「ウクライナの主権と領土の一体性の継続的な侵害を一致団結して非難する」と強調。ロシアに、ウクライナ東部の武装集団の武装解除やウクライナ国境近くのロシア軍を完全に撤収させることを要求した。また、「必要ならば、ロシアにさらなる負担を課すため、対象を特定した制裁を強化する用意がある」とし、ロシアへの追加制裁を検討する姿勢も示した。
5日午前は東アジア情勢が主な議題となり、安倍首相は、急増している中国の軍事費を念頭に「アジア太平洋地域は世界の成長センターだが、安全保障環境はかなり厳しい状況にある」と説明。首相就任以来、日中首脳会談が行われていないことに、「我々は冷静に対応しており、いつでも会談に応じたいと考えている」と述べた。
また北朝鮮による拉致問題に関し、「日本の主権、国民の生命と安全にかかわり、基本的人権の侵害という国際社会全体の普遍的問題だ」と訴え、北朝鮮が拉致被害者の全面調査を行うことと引き換えに、日本が北朝鮮への制裁を一部解除する方針に理解を求めた。
2014年06月06日 01時19分
http://www.yomiuri.co.jp/world/20140605-OYT1T50132.html
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■ 2009年7月9日
「我が郷は足日木の垂水のほとり」 はじめました。 本稿はその保管用記事です。
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