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ボーイング787:機内公開 収納や窓広く、気圧は低く
従来機より大型化したボーイング787の収納スペース全日空が世界で初めて導入する最新鋭中型旅客機「ボーイング787」の1号機が28日、米国から羽田空港に到着し、機体内部を公開した。787は10月26日に成田-香港のチャーター便で初の営業飛行を行い、11月1日から羽田-岡山、広島線に就航する。
国内線は新幹線との競合地域を中心に就航する見通しで、JR東海と西日本は警戒を強めている。新幹線と飛行機の旅客争奪戦も激しさを増しそうだ。
787は、既存の大型機777では10%程度しか使われていなかった軽量・高剛性の炭素繊維複合材の使用割合を50%(重量比)に高め、軽量化と機体強度の向上、構造のシンプル化を同時に実現させている。
公開された客室空間の横幅は、既存の同型機767に比べ79センチ広く、天井高も約20センチ高い。手荷物を入れる頭上の収納スペースも767比で約1.5倍を確保した。従来機では高度2400メートル程度だった客室内の気圧も、1800メートル程度とより地上に近い状態を確保でき、気圧差による不快症状を和らげることができる。
窓ガラスも、767に比べ縦方向に約8センチ拡大し、面積比では約1.3倍大型化させた。日よけも、従来の手動式からスイッチ一つで透明から真っ暗まで、段階的に透明度の調整が可能な電動式に変更された。
また機体の揺れを感知して抑える自動制御システムを採用。乱気流などに遭遇しても、操縦コンピューターが揺れを吸収するようかじを自動補正するため、乗り物酔いの発生も抑えられるという。
客室内は乾燥がつきものだったが、湿気に強い素材を用い、機内の湿度も高めた。【三島健二】
毎日新聞 2011年9月28日 20時50分(最終更新 9月28日 22時13分)
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110929k0000m020072000c.html
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