記事の紹介です。
2013参院選かごしま:民主、退潮止まらず
維新は存在感、共産も善戦 /鹿児島
毎日新聞 2013年07月23日 地方版
参院選鹿児島選挙区は、当初から予想されていた通り自民の圧勝で幕を閉じた。民主は退潮に歯止めがかからず、維新は確たる組織を持たない中で一定の存在感を示した。「自共対決」を掲げた共産はわずかに得票率を伸ばした。【宝満志郎、垂水友里香、土田暁彦】
自民現職の尾辻秀久氏(72)は、目標としていた45万票には届かなかったが、40万票の大台は何とか維持した。陣営幹部は「自民の組織力に加え、野党の敵失に助けられた」と話した。ただ、これまでは選挙区で加治屋義人氏、比例で尾辻氏と参議院で事実上2議席持っていたが、尾辻氏の選挙区への転身と、比例に立候補していた園田修光氏が落選したことから“2議席”は維持できなかった。
民主新人の皆吉稲生氏(63)の約12万票は、過去最低。2007年参院選で自身が獲得した約40万票を大きく割り込んだ。敗因については「安倍政権で経済が良くなるという期待感が県民の間に多いのでは」と述べた。近く、県連幹事長を辞任する意向という。
維新新人の岩重仁(さと)子氏(39)は10万票の大台にはわずかに届かなかったが、鹿児島市では皆吉氏を1906票上回り、天城、三島などの各町村でも上回った。奄美市や垂水市などでも皆吉氏に肉薄した。「選挙区が全県に及び、時間が足りなかった。橋下発言はむしろ選挙戦には追い風になった」と話した。
共産新人の野口寛氏(67)は地元の西之表市と隣の中種子町で得票数2位だった。西之表市・馬毛島への米空母艦載機陸上離着陸訓練(FCLP)移転反対を明確にしたことが評価されたようだ。野口氏は「全体としては思ったほどの躍進にはつながらなかった。私の力不足」と総括した。
◇龍郷町選管が投票者数修正 70万3305人に
県選管は21日、投票者数を70万3306人と発表していたが、70万3305人に修正した。龍郷町選管のミスに伴うもの。投票率は変わらない。
◇「ネット」効果は限定的
今回の参院選で解禁されたネット選挙。最大限に活用したのが岩重氏の陣営だ。しかし、その効果は岩重氏本人が「思っていたほどではなかった」と話したように、限定的だった。
岩重氏は、ツイッターやフェイスブック(FB)、動画サイトによる番組配信で積極的に発信してきたが、投票率は上がらず、自身の得票も10万票に至らなかった。「投票行動に結びつけるための課題は多い」(陣営幹部)という結果に。
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130723ddlk46010587000c.html
記事の紹介終わりです。
■ Site Information ■
■ 2009年7月9日
「我が郷は足日木の垂水のほとり」 はじめました。
本稿はその保管用記事です。
■ 2010年3月2日 人気blogランキング(政治)にエントリーしました。
人気プログランキングに戻るには、ここ を クリック して下さい。