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UH-72A ラコタ

2014年03月20日 10時15分39秒 | 米軍装備

 

 

 

UH-72A ラコタ

(UH-72A Lakota) はユーロコプター EC 145の軍用機版であり、EADS の子会社であるアメリカン・ユーロコプターで生産され2006年からアメリカ陸軍で運用されている軽量多目的ヘリコプターである。ラコタの愛称は、アメリカ先住民のスー族の別称に由来する。


背景[編集]

アメリカ陸軍はLHX計画を1980年代初頭に開始し、2種類のヘリコプター導入を検討した。1つは、軽量多目的機 (LHX-U) で強襲、近接航空支援、輸送での使用が想定された。もう一方は、軽量で哨戒/攻撃用 (LHX-SCAT) としてAH-64 アパッチが開発された。軽量多目的機の概念は計画から外され、攻撃/偵察に主眼が置かれたRAH-66が開発された。

2004年、RAH-66計画が中止され、補完する計画が持ち上がった。計画には、武装偵察ヘリコプター (ARH)、軽量多目的ヘリコプター (LUH)、次世代貨物航空機が計画された。いずれも生産中の民間機を陸軍仕様に改良する計画であった。次世代貨物航空機 (FCA) は、統合貨物輸送機計画 (JCA) に改名され、G.222、武装偵察ヘリコプターには、ARH-70が選定候補にあがった。

LUH 計画とUH-145[編集]

LUH計画は2004年初頭に立案された。322機のヘリコプターが警備、輸送、医療等に使用される予定である。候補にはベル 412、MD エクスプローラー、アグスタウエストランド AW139、 EADS North America (EADS NA)の販売するユーロコプター EC 145の派生型であるUH-145を含む5機種が挙がった[1][2]。

 

最終的にユーロコプター EC 145を選定し、2006年6月30日にEDASとの契約が成立した。同年にアメリカ国防総省は、ラコタと命名した。2007年に生産が始まり、アメリカ陸軍では345機の取得が予定されたが、2009年の時点で発注したUH-72Aは128機である[3]。

UH-72の元となったEC 145はユーロコプターと日本の川崎重工の共同開発機体であるため(川崎重工ではBK117 -C2)、UH-72の一部のコンポーネント(トランスミッションなど)は日本製である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/UH-72_%E3%83%A9%E3%82%B3%E3%82%BF

 

 

 

 

 

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2013-07-30 11:05:36
「清谷氏はどうも車両の容積という概念を理解されていないようで」
絡みで

# GW中のTK-X記事はどうした!との悲鳴は置いておくとして(笑)

「軍事研究」2010年6月号でも同じ間違いをしていますね。というか、容積という発想が元から無いのでしょう、この人は。
P.187より
「米陸軍は汎用ヘリとして(略)EC145(BK117)をベースに開発されたUH-72Aラコタを採用した。(略)単価は約六億円弱と見込まれている。陸自の調達しているUH-1Jの調達単価の半分以下である。」

おーい。
UH-72A
乗員: 2+8
全長: 13.03m
全高: 3.45m
最大離陸重量: 3,585kg

UH-1J
乗員:2+11人
全長:17.44m
全高 3.97m
最大全備重量 4,763kg

ってことで、キャビンサイズがかなり違うのですが...
UH-1シリーズは御存じの通り、詰めれば15名程度まで輸送できるし...
K自動車と普通の3ナンバーミニバンの価格を比べてどうしよう、というのでしょうか...
今月号は、清谷氏の対談&論文のダブルパンチで、読む場所が減った気分...
その分、値段を安くして欲しい!(笑)

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