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カダフィ大佐との盟友関係が裏目に-伊ベルルスコーニ首相の誤算

2011年02月24日 14時35分00秒 | 保管記事

 bloomberg.co.jp
 

  記事の紹介です。

 

カダフィ大佐との盟友関係が裏目に-伊ベルルスコーニ首相の誤算


 2月24日(ブルームバーグ):独裁者による支配がアフリカで最も長く続くリビアとのビジネス重視で、イタリアのベルルスコーニ首相はカダフィ大佐がローマ市内のど真ん中にテントを張ることを受け入れた。

  大佐が2009年6月にイタリアを訪れた際、ベルルスコーニ首相は16世紀にできたローマ最大の公園、ドーリア・パンフィーリ公園を閉鎖し、その近くでカダフィ大佐と全員女性のボディガードがキャンプを設営すること認めた。その1年前、イタリアはかつて植民地だったリビアに賠償金として25年にわたり50億ドル(約4100億円)を支払うことで合意していた。

  ローマにあるジョン・カボット大学のフランコ・パボンチェッロ教授(政治学)は電話インタビューで、「後知恵にすぎないが、敬意を示す卑屈なやり方をエスカレートすることは避けることができたかもしれない。首相はカダフィ大佐と親友になるために特別な対応をした。それを今取り消すことはできない」と話す。

  リビアは、自動車メーカーのフィアットや国内銀行最大手ウニクレディトなどのイタリア企業や名門プロサッカーチーム「ユベントス」に投資している。一方で、石油会社ENIは半世紀にわたりリビアで事業を展開しており、イタリアは原油の約4分の1をリビアに依存している。

  ベルルスコーニ首相は、カダフィ大佐との付き合いを深め、経済関係を築き上げてきたが、それが今瓦解(がかい)しつつあり、独裁政権とのビジネスを進めてきた「付け」が回ってきている。

  フラティニ外相は23日、「イタリア企業にとっては悪影響があるだろう。リビアのインフラ事業で40億ユーロ(約4500億円)を失うリスクがある」と議会で述べた。
更新日時: 2011/02/24 14:35 JST
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90900001&sid=aEIcsLJexN.w

  記事の紹介終わりです。

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