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漁業復興へ〝呼び水〟 洋野町で天然ワカメ高値落札
東日本大震災で大きな打撃を受けた本県沿岸部。比較的早く復興が進む北部地域では主幹産業の漁業が動きだし、浜に活気が戻ってきた。洋野町では天然ワカメ漁が始まり、例年の2倍の高値が漁業者の再スタートに弾みをつけている。普代村ではメーンの秋サケ漁に向けできるだけ早い再開を目指し、定置網の修理が始まった。
17日午前7時半。同町種市の角浜漁港で、種市漁協角浜生産部(大村文雄部長)の天然ワカメ収穫作業が始まった。津波の被災を免れた小船7隻が数百メートル沖に出て、十数人のウエットスーツの一団が素潜りで刈り取った。浜に上がったワカメは女性たちがナイフで器用に端を取り除き、町内の加工業者に引き渡した。収量は例年通りの計4・3トンで質も良し。浜での作業は笑顔が絶えなかった。
県漁連によると、県内で現在、天然ワカメ収穫が行われているのは同町だけ。津波で各地の「養殖」が流失して「天然」の需要が大きくなっていることもあり、1キロ当たり230~260円と、例年の130円ほどの2倍近くで推移している。
町内では大量のウニが流失するなど漁業に大きな被害があったため、ワカメの高値には安堵(あんど)が広がる。
大村部長(63)は「津波で先行き不安だったが、ワカメが高値で入札されひと安心だ。被災が大きかった沿岸南部の励みになるように頑張りたい」と決意を新たにする。
普代村の太田名部漁港では同日、村漁協自営定置の乗組員約30人が浮きのついたロープに張り付いている海藻や貝殻などを取り除いた後、網を取り付けるための新しいロープを木づちを使って手際よく結んでいった。
今年は例年の7月から早めて、4月末から操業する予定だったが、震災で不可能になった。津波で船が2隻流失するなどしたが、一日も早い再開に向け復旧を続け、漁港のがれき撤去をようやく終えた。
今後も網の修繕や取り付け、残った船の修理などを進める。沖合の海底調査などを行わなければ網を入れることはできないが、可能になれば秋サケ漁よりも前に操業し、イワシやイカ、サバ漁を行いたい考えだ。
同定置大謀の小丹(こたん)義光さん(58)は「船の修理にも資金が掛かり、再開のめども立っていないが、できればすぐにでも網を入れたい」と作業の手に力を込めた。
【写真=天然ワカメの選別作業をする女性たち。例年の2倍の高値がついている=17日午前10時、洋野町・角浜漁港】
(2011/05/18)
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110518_11
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■ 2009年7月9日
「我が郷は足日木の垂水のほとり」 はじめました。
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