岩淸水

心を潤す

護衛艦「いせ」 伊勢神宮のお札

2015年01月09日 06時00分00秒 | 保管記事

  
 

  記事の紹介です。


 

 

(11)護衛艦「いせ」 伊勢神宮のお札まつり、シーレーン安全確保図る統合任務の中核艦

 

      2015.1.9 06:00 
 
 新年に首相が参拝する伊勢神宮のお札を艦内神社にまつる自衛艦がある。海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦「いせ」だ。その名にちなみ、艦名板も伊勢神宮の大宮司が揮毫(きごう)した。ある同艦乗組員は「名前が名前だから、やはり縁を感じる。時間が空けばなるべく伊勢神宮に参拝するようにしている」と語る。

 

 全長197メートル、全幅33メートル。艦首から艦尾まで障害物のない全通甲板が特徴で、ヘリ4機を同時に離着艦させ、ヘリ8機を格納することもできる。長々と続く廊下、広々とした食堂、ゆったりと確保された会議スペースを有し、さながら巨大ホテルのようである。艦橋から景色を見晴らせば、観光地の展望台にいるような錯覚に陥る。

 

 もちろん、いせの役割はそんなのどかなものではない。海自有数の対空・対潜水艦戦闘能力を誇り、日本周辺海域の防衛や海上交通路(シーレーン)の安全確保を図る。大規模災害時の救援活動も重要な務めだ。陸上自衛隊の人員やヘリの輸送も可能なため、複数の軍種を一体的に運用する統合運用では、中核的な役割を担う

 

 平成23年3月11日の東日本大震災では、同型艦の「ひゅうが」が支援物資の輸送などで活躍した。一方、いせは同月16日に就役した。就役直後は乗組員の慣熟訓練を行う必要があるため、東日本大震災には間に合わなかった。

 

 しかし、災害はいつでもどこでも起こりうる。いせがその能力をいかんなく発揮したのが、昨年11月に台風30号が直撃したフィリピン中部での国際緊急援助活動だ。1180人態勢での派遣は、海外の被災地活動としては過去最大規模。統合任務部隊が海外の被災地救援任務に就くのもこれが初めてだった。

 

 台風被害発生当時、いせは沖縄近海で自衛隊統合演習に参加していたが、急遽(きゅうきょ)演習を離脱してフィリピン沖に派遣された。武田良太防衛副大臣(当時)は同年11月19日の参院外交防衛委員会で「米国に続き、実質的に2番目に早く実力組織をフィリピンへ派遣できており、諸外国に比べても迅速な派遣ができた」と胸を張った
 
 いせは、陸自隊員約200人を運び、支援物資運搬のため陸自大型ヘリ3機が離着艦する海上拠点として活動した。いせから飛び立ったヘリはセブ島北端のダンバンタヤンなどで医療活動を行い、臨時診療所では日本の医療技術に期待する地元の人々が行列を作った。連絡・調整のため、いせに乗艦した英国海軍少佐は「伝統と儀礼を海自が重視しており、英海軍と非常に似ていることが明確にわかった」と賛辞を惜しまなかったという。

 

 いせは、ひゅうが型護衛艦の2番艦にあたるが、「いせ」と「ひゅうが」には戦前から続く縁がある。帝国海軍ではレイテ沖海戦などで活躍した戦艦「伊勢」が1番艦、「日向」が2番艦だった。今年3月には、ひゅうが型護衛艦の規模を上回る「いずも」が就役する予定だが、「ひゅうが」と「いせ」の“兄弟船”が活躍する機会はまだまだありそうだ。(政治部 杉本康士)
 http://www.sankei.com/premium/news/150109/prm1501090005-n1.html

  記事の紹介終わりです。

 DDH-182 いせ 【岩水・防衛省装備】 DDH-182 いせ 軽空母

 

 

 

 ■ Site Information

■ 2009年7月9日
  「我が郷は足日木の垂水のほとり」 はじめました。   本稿はその保管用記事です。

■ 2010年3月2日
人気ブログランキングへ   人気blogランキング(政治)にエントリーしました。 => ランキングを見る 

人気プログランキングに戻るには、ここ クリック して下さい。 

 

 

 

 

  わたしの里の美術館【索引】我が郷は足日木の垂水のほとり【HOME】岩水
わたしの里 美術館       わが郷 HOME

 

 

 

 

   

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 西宮神社に巨大マグロ奉納 さ... | トップ | テ ロ事件を受け、仏極右マリ... »
最新の画像もっと見る

保管記事」カテゴリの最新記事