岩淸水

心を潤す

ローライズ

2010年02月20日 18時20分00秒 | 言葉の説明

 information

ローライズ(Lowrise) 001


ローライズ (Lowrise)

衣服のデザインの一種。
パンツなどのボトムスにおいて股上(またがみ)が浅い、
つまり股間からウエストまでの丈が短いデザインのこと。
ヒップハング英語Hip-huggersとほぼ同義語だが、
ローライズのほうがより股上が浅いものとされることが多い。

 

 

主に女性向けのファッションだが、
ジーンズを中心に男性用のローライズパンツも販売されるようになった。

 

 

腰周りに注目が集まることで、ウエストから上半身がスマートに見えるという特徴がある。また、腹が出た場合に一番出っ張る部分はへその辺りだが、ローライズパンツの場合ベルトラインがそこより下にあるため、結果として腹部を圧迫せずに穿くことができる。

ローライズおよびヒップハングの日本での流行は、1960年代から1970年代にすでに見られたが、当時は丈が長くゆったりとした上着と合わせる姿が一般的であった。2000年頃から欧米の女性歌手や女優のファッションとして国内に入ってきたローライズでは、丈の短い上着と合わせて腰周りや腹部を露出したファッションで多く使用されている。

 

デメリットとしては、屈んだ際にショーツやパンティーなどの下着、あるいは臀部そのものが腰の上から見えやすいという点である。下着の露出についてはこれを防止するために、同様にローライズのデザインとなったショーツやパンティストッキングが市販されるようになった。逆転の発想で、腰部分をリボンやラインストーンなどで装飾し、それを見せるおしゃれができるショーツ (いわゆる見せパン) も売られている。

極端なローライズ ( Extreme Lowrise ) の場合などは、上着をパンツの中にインする着こなしは困難。このため、ボディスーツのように股にクロッチを付けてずり上がらないようにしたシャツなどが作られたこともある。

Brazilian Ultra Low Rise Jeans

 


関連項目

腰パン - 厳密にはローライズとは違う。腰パンのパンツは標準サイズの股上で、これを意図的に下げている。
ヒップハング
ハイレグ - ローライズとは逆に、脚側の布地が深く切れ込んだ水着や下着。
ローレグ - 本来の意味はハイレグの対義語だが、サブカルチャーの世界では極端なローライズのことを指す場合もある。
( wikipedia より抄出し編集を加えた。 )

 

 

 

 

服飾の歴史【資料映像】

 

 

  「ことばの説明」 見出し映像による 記事検索【記事索引】
美術館の索引                 わが郷 HOME 

 

 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ローレグ | トップ | ロードス島 »
最新の画像もっと見る

言葉の説明」カテゴリの最新記事