スマートメーターだけではない! “列島 WiFi 化” に突き進む日本?
スマートメーターは電磁波源としては大きいので、従来のメーターからこれに替えるかどうかは、たしかに重要な問題である。
しかし、スマートメーター以前に、こんにちの我々の “電磁波環境” はすでに相当悪化している ことを忘れてはいけない。
電磁波に対して人一倍過敏な、いわゆる電磁波過敏症の人たちは苦痛の声を上げているのだが、ほとんどの人たちは脳や臓器やDNAに同じ程度のダメージを受けていても感じないものだ。それが目には見えないので、問題として実感されないのだ。
自分が実感しなければ、存在しないと思っているのである。
有害な “放射能” も “電磁波” もほとんどの場合、 ふつうのひとには “実感” されることはない。ふつうのひとが “実感” するレベルというのは、すでに取り返しのつかないほどに重篤なケースである。
たとえふつうのひとが何も感じなくても、電磁波過敏症のひとがトラブルを抱えている場合は、電磁波環境としては劣悪であると考えるべきなのである。
電磁波過敏症のひとたちが “現代のカナリヤ” であるというのは、そういうことである。
「俺は何も感じないから平気だ」 と思っているひとには、「自分には物理的環境をあらゆるレベルで感知できる」 という “傲慢” と “無知” がある。
さらに、電力会社、ケータイ会社といった大手企業が牛耳る財界によるマスコミ支配体制にあっては、「電磁波の危険性」 は “組織的” かつ “巧妙に” 隠蔽されている。
電化製品、電子機器、無線機器の 便利さ、快適さばかりがアピールされ、それらが潜在的に持つ “人体への危険性”、“健康への有害性” はつねに覆い隠されている。
そして、国民も便利さ、快適さばかりを追い求め、大きな代償としての健康被害 の現実に気づかない振りをしている。
幼い子供ほど電磁波を吸収してしまう。頭蓋骨が薄く、柔らかいので透過しやすい。電磁波に囲まれた環境の家庭では “自閉症児” が生まれやすいという報告がある。
脳内の吸収量は、成人が7.6 mW/kg だが、10歳児は19.6、 5歳児は32.9。
目の液体部分は、成人が3.2 mW/kg 、 10歳児が17.4、 5歳児が39.2。
目のレンズ部分は、成人が1.5 mW/kg 、 10歳児が7.6、 5歳児が17.8。
つまり、5歳児の脳は、成人の4倍以上の電磁波を吸収してしまい、5歳児の目は大人の約12倍もの電磁波の熱を吸収してしまうということである。
電磁波や電磁波の熱の吸収は、細胞の損傷、劣化につながる。
DNAレベルで欠損が生じる。
そして、気がつくと、大きな反対もないまま、
ケータイ基地局のアンテナは増え続け、
電車内はスマホ族であふれ、
WiFi エリアが拡がり、
職場、学校、街中でも飛び交う有害な電磁波が、目に見えないまま濃密になっている。
ちょうど戦後長い間 “原子力発電所” の危険性が隠蔽され続け、「安全神話」が喧伝されて、日本列島が “原発だらけ” になってしまったのと同じである。
今や日本はどこへ行っても “電磁波源だらけ” になっている。
“3.11” は日本人にとって、“敗戦” に次ぐパラダイムシフトであったはずだ。
数年前まで、「原発」の危険性は組織的に隠蔽されていた。
今度は、 「電磁波」の危険性が組織的に隠蔽されている。
“スマートメーター” という、先進諸国ではどこでも大問題になっているものが、日本のマスコミでは一切触れられることがないのは “電通” による “鬼の気配り” の結果である。
あなたは、「スマートメーター」 という言葉を新聞やテレビで目にしたことがあるだろうか? 冷静に考えて頂きたい。どうして言葉すら出てこないのかを。 (追記:2018.11.18.) 「スマートメーター発火、東電公表せず」 東京新聞に見るジャーナリズムの精神
さて、“WiFi の危険性” も欧米の先進諸国ではつとに指摘され、学校への導入には保護者団体からの根強い反対がある。日本ではどうであろうか?
「WiFi 使えます!」 という表示を見ると、「あ、ここも便利になっている!」 としか思わないひとが圧倒的に多いのではなかろうか。 実際は、 「ヤバいな」 「コワいな」 「ほかへ行こう」 と思うべきなのである。
日本では東京オリンピックをめざして、どうやら日本国中を WiFi 環境にすることが目標となっているようである。
総務省の “バラ色の展望” には、電磁波の危険性への配慮が微塵もない。
しかし、こんな国は先進諸国では例外である。真実が国民から隠蔽されているからこそできることである。
先進諸国の中で、“真実の組織的隠蔽” において日本に並ぶ国はない。日本は、中国共産党一元支配の “中国” 並みである。
一般大衆は日本が民主国家で、言論の自由があり、戦前、戦中の頃のような “検閲” は過去のことだと思っている。しかし、それはとんだ間違いである。
か つ て 軍部の誤り を隠蔽 していた “大本営” に代わって、
今日では 財界の誤り を隠蔽 するために “電通” が機能している。
“電通” が、テレビ、新聞、週刊誌といったマスコミにおけるあらゆる情報操作の総元締めとして機能している。財界を守るために、国民が現実を直視しないように、日本人向けの虚像をスクリーンに投射して、国民を騙している。
“電通” が、“大本営” や “中国共産党” と違うのは、検閲や隠蔽をしていることを気づかれないように、「電通の鬼の気配り」 で周到に細部に至るまで “情報操作” をしている点である。
こんにち、テレビや新聞のみならず、インターネットを通じても、多くの日本国民は見事に “染脳” されている。
不可逆的な健康被害の危険について何ら警告されることなく、放置されている。
総務省も、厚生労働省も、経済産業省も、文部科学省も、国を挙げて一斉に “日本列島のWiFi 化” に向かって突き進んでいる。それがあたかも先進国の証(あか)しであるかのように。
成熟したまともな先進国では、国民を犠牲にするようなそんな “無謀なこと” は国民が許さない。
悲しいことに、日本は “技術立国の優等生” のつもりで先頭を切っている幼稚な国なのである。
数年前まで、「原発」の危険性は組織的に隠蔽されていた。
違うだろうか?
今 度 は、 「電磁波」の危険性が組織的に隠蔽されている。
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でも、自分の家にもWi-Fiが付いていて、自分も使用しているので、止めづらいんですよね、、
パソコンはもちろん有線接続なのですが、これを打っている端末は有線接続ができない、もしくはかなり大変で、便利と害悪どっちを取るか、みたいなところもありますよね、
「便利」 ということがまるで “至上の価値” であって、“すべてに優先する” かのように思うことには非常に危険なものが潜んでいます。
はっきり言って、マスコミによって “集団的染脳” を受けているのです。
電磁波、特に無線の電波という人工的な電磁波が有害であることは、タバコの害よりも明白なのに、「日本のマスコミ」 では決して指摘されることはありません。 「日本のマスコミ」 は “世界の常識” ではありません。
“世界の常識” で物事を見て下さい。
電磁波にもいろいろありますが、天然のものは概して無害で、人工のものはほとんど有害です。