「見慣れぬ遊戯」亭

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紹介/カードゲーム/「赤ずきんは眠らない~eat me, if you can.~」

2015年07月11日 02時01分16秒 | アナログゲーム紹介
 純粋なブラフ勝負!「赤ずきんは眠らない~eat me, if you can.~」のご紹介です。


 原題: 赤ずきんは眠らない~eat me, if you can.~
 日本語タイトル: 同上
 デザイナー: 佐藤 純一
 発売: 2012(日)
 可能人数: 4~6人
 プレイ時間: 20分程度
 ボックスサイズ: 111×67×28(mm)
 カードサイズ: 90×59(mm)

 「ブラフ」


 

 日本製の超小箱タイプのタイトル。これは少し縦長ですね。どちらにしろ小さい事には変わらないんですが(笑)
 モチーフは「赤ずきん」と「3匹のこぶた」。赤ずきんと子豚+母豚が暮らしている集落に狼が襲撃する。だけどそれを察知した各家(子豚は独立している模様)はそれでも眠るか、寝ずに襲撃を撃退するかを選択します。

 

 4人時のセットアップ。中央のキャラクターカードはラウンド毎にランダム配布です。後は行動を決める「おうちカード」(写真の中では行動カードと表記、以下こちらの説明も同じように表記します)を2種類1枚ずつ。

 

 まずは狼以外のプレイヤーが自分の行動カードのうちどちらかを場に伏せます。狼は襲撃する側なので出しません(笑)
 
 

 狼プレイヤーは伏せられたカードを予想し、誰か1人を指名して襲撃します。
 襲撃を受けたプレイヤーは自分のキャラクターカードと行動カードを公開します。
 行動カードが「寝ていた」場合、襲撃が成功し狼は美味しく相手を戴きます(食欲的な意味で)。
 逆に「トラップ」だった場合は襲撃失敗。影牢ばりの15連トラップコンボで酷い目に遭うでしょう。
 襲撃の結果によって、狼プレイヤーと襲撃を受けたプレイヤーの得点が増減します。

 

 最後に指名されていないプレイヤー全てがキャラクターカードと行動カードを公開し、その行動によって得点が増えたり増えなかったりします。
 ここで確認、誰かの得点が10点以上ならゲーム終了。そのプレイヤーが勝者となります…が、誰も到達ししていない場合、これで1ラウンドが終了になり、キャラクターカードを回収→ランダムに配りなおして次のラウンドを始めます。

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 他の要素は一切なし、純粋なブラフ勝負のゲームです。口が上手い人が有利…なわけでもありません(笑)
 2015年のトレンドとして「詐欺師は目を見て話をする」らしいので覚えておくと良いでしょう。

 ポイントとしては自分のキャラクターによって行動を起こした際の得点の入り方が違うというところ。これは狼の襲撃も同じなので、プレイヤーとしては

 どのキャラクターなのか
 どちらの行動を取っているのか

 をしばしご歓談ください(笑)狼はそれを見て襲撃する対象を決めましょう。
 当然ながら「トラップ」を選択しているプレイヤーは自分に襲撃が来た方が良いので微妙に呼び込もうとするでしょう…狼プレイヤーの洞察力が試されます。


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