この人の事…あまり知らないんですよね…
「松永久秀トリック」のご紹介です。
原題: 松永久秀トリック
日本語タイトル: 同上
デザイナー: 蜂須賀敏浩
発売: 2016(日)
可能人数: 3~5人
プレイ時間: 20分程度
ボックスサイズ: 141×99×25(mm)
カードサイズ: 86×52(mm)
「トリックテイキング」「セットコレクション」「千変万化」
タイトルの松永久秀という方…チラッと聞いた気がしますね。
確か「へうげもの」っていう漫画のアニメ化したヤツをどこかでチラッと見た時に出てた気がします。茶釜に火薬詰めて自爆した人だったよーな…ファンキーですねぇ(笑)
で、このゲームですが…松永久秀さんはかっこよくて渋いわぁ…インパクト大事なのでしょう。
ついでに言うと、ウチが持っている今までのトイドロップさんの作品とは違いちょっと捻ったルールになってました。
ゲームの目的は勝利点を5点取る事。
たった5点です。早ければ2ラウンドくらいで勝負がつくでしょう。
ただし、簡単に勝敗の流れが読めるとは思えません(笑)
コンポーネントはカードだけ。
5色で各色1~8なので全部で40枚。いくつかのカードにはイラストが描かれています。
なお、ゲームをするには別口で得点記録用の何かが必要です。(紙ペン、コイン等)
ラウンド開始時に、各プレイヤーに規定枚数のカードを配れば準備は完了です。
ゲームの流れは基本的にオーソドックスなトリックテイキングのものです。
各プレイヤーはスタートプレイヤーからカードを1枚ずつ手札から出してカードの強弱でトリックを誰が取るかを決定する、そしてトリックを取ったプレイヤーが次のスタートプレイヤーとして新しいトリックを始める。
…これを手札ががなくなるまで行ってから得点計算を行うわけなのですが。
あとは、マストフォロー(スタートプレイヤーが出した色と同じ色が手札にあれば場に出さなければならない)があるのと、無い場合はどの色でも出していいというところだけを抑えておきましょう。
さて、このゲームでのメンドイところその1です(笑)
一般的なトリックテイキングならばトリックを獲得するのは一番強いカードを出したプレイヤーなわけですが、このゲームではたまにそうでは無い場合があります。
どうやって決めるかというと…トリックで出された絵札の枚数で「数字の大きい方」が取るのか「数字の小さい方」が取るのかが決まります。さっくりいえば「トリックで出されている絵札の枚数が奇数か偶数か」で決まります。
上の写真では左上のプレイヤーがこのトリックの勝者ということで場に出ているカードを獲得します。要するに場に出ている絵札の数が奇数枚ならばマストフォローを行っているうちで一番小さい数を出したプレイヤーが勝者ってことですね。
偶数枚なら?
一番数字の大きいカードを出しているプレイヤーです。
なので、最後の1人がカードを出すまでにはトリックを取るプレイヤーは2人に絞られますが確定しません(笑)
…これがまた頭を悩ませます。
一般的なトリックテイキングだと途中で最強のカードを出されるとその後のプレイヤーはかなりの頻度で惰性にてカードを出すことになります…が、このルールだとそういった強カード連打のプレイヤーに対してトリック獲得を邪魔できる権利が発生することがあるわけですよ…出せるカードを持ってればですが(笑)
そして、トリックを獲得するプレイヤーが決定したら、該当プレイヤーは獲得したトリックから絵札を自分の場に出しておきます。
正直言って、絵札の無いカードはいくらとっても意味ないです(笑)
とりあえずは数字毎に並べておくと得点計算がしやすくなります。
これを繰り返していって全ての科手札が無くなれば1ラウンド終了です。
ラウンド終了時には得点計算が行われます。
はい、このゲームのメンドイところその2(笑)
各プレイヤーはそれぞれの絵札数字カードを数字毎に集計し、それが奇数枚だった場合、1点を取れます。
……うん、ウチの解りにくい文では意味わからないと思います。
つまりこういうこと。
上の写真で「1」のカードが1枚なので1点獲得。「5」と「8」はそれぞれ4枚と2枚なので点数は入りません。もちろん0枚は偶数です(笑)
この枚数の把握によって、ラウンド終盤では見にくいトリックの押し付け合いが発生する場合があります。
スタプレ「じゃあ紫の4からスタートってことで」
隣1「あー、紫ないねん。青の2で」(スタプレの4は3枚所持)
スタプレ「あ」
隣2「ウチも紫ないんだよなぁ…代わりに赤の1あげるわ」(スタプレの1は1枚)
スタプレ「ちょっ…」
隣3「…紫はあるけど…3だなぁ」(絵札じゃないので関係なし)
スタプレ「つ…潰された…」
……とまぁ、ラウンドの途中でこんなことがしばしばおこるのがこのゲームです。
スタプレだった彼がこの後巻き返せるかは手札次第ですね。
さて、この得点計算が終わった段階で誰かが5点以上を持っていればその時点でそのプレイヤーの勝利でゲーム終了、誰も5点に達していなければ再びカードを配って次のラウンドへ突入となります。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ウチが持っている他のトイドロップさんのゲームに比べると少しだけルールが複雑かなぁ…ってくらいですが。
やることはなんてことはない、カードを1枚出すだけのトリックテイキングその物なわけです。勝敗判定と得点獲得判定で捻っただけです。
でもそれだけでひどく考えさせられるゲームになります。
上で書いたスタプレと隣さん達のやり取りはウチが身内会でやってもらった時に発生したものの再現です。身内プレイが長いと阿吽の呼吸で瞬時に結託するんですよ…よくあることですね。次の瞬間には連携なぞなかったとばかりに牽制を始めるのもいつも通り。
どうすれば勝ちを狙いやすいのか、みんなであーだこーだやり合いました(笑)
本来なら1~2回のトリックを取りに行った後、はひたすら逃げるのが枚数変動型トリテのやり方なんですが…勝敗条件がフラフラしてるので負け続けることも難しいですし、下手すると絵札の枚数が全て偶数で揃えられるという地獄が待っています。
若干運要素と邪魔要素が強めだと思いますが、狙ってもその通りに向かってくれないだけで近いところまでは寄ってくれるゲーム…あとは祈れ(笑)
好きです、こういうゲーム。
「松永久秀トリック」のご紹介です。
原題: 松永久秀トリック
日本語タイトル: 同上
デザイナー: 蜂須賀敏浩
発売: 2016(日)
可能人数: 3~5人
プレイ時間: 20分程度
ボックスサイズ: 141×99×25(mm)
カードサイズ: 86×52(mm)
「トリックテイキング」「セットコレクション」「千変万化」
タイトルの松永久秀という方…チラッと聞いた気がしますね。
確か「へうげもの」っていう漫画のアニメ化したヤツをどこかでチラッと見た時に出てた気がします。茶釜に火薬詰めて自爆した人だったよーな…ファンキーですねぇ(笑)
で、このゲームですが…松永久秀さんはかっこよくて渋いわぁ…インパクト大事なのでしょう。
ついでに言うと、ウチが持っている今までのトイドロップさんの作品とは違いちょっと捻ったルールになってました。
ゲームの目的は勝利点を5点取る事。
たった5点です。早ければ2ラウンドくらいで勝負がつくでしょう。
ただし、簡単に勝敗の流れが読めるとは思えません(笑)
コンポーネントはカードだけ。
5色で各色1~8なので全部で40枚。いくつかのカードにはイラストが描かれています。
なお、ゲームをするには別口で得点記録用の何かが必要です。(紙ペン、コイン等)
ラウンド開始時に、各プレイヤーに規定枚数のカードを配れば準備は完了です。
ゲームの流れは基本的にオーソドックスなトリックテイキングのものです。
各プレイヤーはスタートプレイヤーからカードを1枚ずつ手札から出してカードの強弱でトリックを誰が取るかを決定する、そしてトリックを取ったプレイヤーが次のスタートプレイヤーとして新しいトリックを始める。
…これを手札ががなくなるまで行ってから得点計算を行うわけなのですが。
あとは、マストフォロー(スタートプレイヤーが出した色と同じ色が手札にあれば場に出さなければならない)があるのと、無い場合はどの色でも出していいというところだけを抑えておきましょう。
さて、このゲームでのメンドイところその1です(笑)
一般的なトリックテイキングならばトリックを獲得するのは一番強いカードを出したプレイヤーなわけですが、このゲームではたまにそうでは無い場合があります。
どうやって決めるかというと…トリックで出された絵札の枚数で「数字の大きい方」が取るのか「数字の小さい方」が取るのかが決まります。さっくりいえば「トリックで出されている絵札の枚数が奇数か偶数か」で決まります。
上の写真では左上のプレイヤーがこのトリックの勝者ということで場に出ているカードを獲得します。要するに場に出ている絵札の数が奇数枚ならばマストフォローを行っているうちで一番小さい数を出したプレイヤーが勝者ってことですね。
偶数枚なら?
一番数字の大きいカードを出しているプレイヤーです。
なので、最後の1人がカードを出すまでにはトリックを取るプレイヤーは2人に絞られますが確定しません(笑)
…これがまた頭を悩ませます。
一般的なトリックテイキングだと途中で最強のカードを出されるとその後のプレイヤーはかなりの頻度で惰性にてカードを出すことになります…が、このルールだとそういった強カード連打のプレイヤーに対してトリック獲得を邪魔できる権利が発生することがあるわけですよ…出せるカードを持ってればですが(笑)
そして、トリックを獲得するプレイヤーが決定したら、該当プレイヤーは獲得したトリックから絵札を自分の場に出しておきます。
正直言って、絵札の無いカードはいくらとっても意味ないです(笑)
とりあえずは数字毎に並べておくと得点計算がしやすくなります。
これを繰り返していって全ての科手札が無くなれば1ラウンド終了です。
ラウンド終了時には得点計算が行われます。
はい、このゲームのメンドイところその2(笑)
各プレイヤーはそれぞれの絵札数字カードを数字毎に集計し、それが奇数枚だった場合、1点を取れます。
……うん、ウチの解りにくい文では意味わからないと思います。
つまりこういうこと。
上の写真で「1」のカードが1枚なので1点獲得。「5」と「8」はそれぞれ4枚と2枚なので点数は入りません。もちろん0枚は偶数です(笑)
この枚数の把握によって、ラウンド終盤では見にくいトリックの押し付け合いが発生する場合があります。
スタプレ「じゃあ紫の4からスタートってことで」
隣1「あー、紫ないねん。青の2で」(スタプレの4は3枚所持)
スタプレ「あ」
隣2「ウチも紫ないんだよなぁ…代わりに赤の1あげるわ」(スタプレの1は1枚)
スタプレ「ちょっ…」
隣3「…紫はあるけど…3だなぁ」(絵札じゃないので関係なし)
スタプレ「つ…潰された…」
……とまぁ、ラウンドの途中でこんなことがしばしばおこるのがこのゲームです。
スタプレだった彼がこの後巻き返せるかは手札次第ですね。
さて、この得点計算が終わった段階で誰かが5点以上を持っていればその時点でそのプレイヤーの勝利でゲーム終了、誰も5点に達していなければ再びカードを配って次のラウンドへ突入となります。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ウチが持っている他のトイドロップさんのゲームに比べると少しだけルールが複雑かなぁ…ってくらいですが。
やることはなんてことはない、カードを1枚出すだけのトリックテイキングその物なわけです。勝敗判定と得点獲得判定で捻っただけです。
でもそれだけでひどく考えさせられるゲームになります。
上で書いたスタプレと隣さん達のやり取りはウチが身内会でやってもらった時に発生したものの再現です。身内プレイが長いと阿吽の呼吸で瞬時に結託するんですよ…よくあることですね。次の瞬間には連携なぞなかったとばかりに牽制を始めるのもいつも通り。
どうすれば勝ちを狙いやすいのか、みんなであーだこーだやり合いました(笑)
本来なら1~2回のトリックを取りに行った後、はひたすら逃げるのが枚数変動型トリテのやり方なんですが…勝敗条件がフラフラしてるので負け続けることも難しいですし、下手すると絵札の枚数が全て偶数で揃えられるという地獄が待っています。
若干運要素と邪魔要素が強めだと思いますが、狙ってもその通りに向かってくれないだけで近いところまでは寄ってくれるゲーム…あとは祈れ(笑)
好きです、こういうゲーム。
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