「見慣れぬ遊戯」亭

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紹介/カードゲーム/「いかさまゴキブリ」

2015年03月17日 02時01分16秒 | アナログゲーム紹介
 ゴキブリカードゲームシリーズの1つ、本来は禁じ手の「イカサマ」をある程度許容というかルールに盛り込んだ「いかさまゴキブリ」のご紹介です。


 原題:MOGEL MOTTE
 日本語タイトル:いかさまゴキブリ
 デザイナー: Emely Brand & Lukas Brand
 発売:2011(独)
 可能人数:3~5人
 プレイ時間:20分程度
 ボックスサイズ:109×109×36(mm)
 カードサイズ:87×56(mm)

 付記:
 2012年度 ドイツゲーム賞キッズゲーム部門 1位


 「ハンドマネジメント」「ルールに則ったイカサマ」「手札から抜いて置けばOK」

 

 なんだかゴキブリを題材にしたゲームが多いですよね。外箱の大きさも似てますし。
 …でも、メーカーは Drei Magier社で共通してるんですが、デザイナーはこれだけがEmely Brand氏とLukas Brand氏になってます。他のゴキブリポーカーとかはJacques Zeimet氏ですね。

 

 ゲームに登場するのはこの7種類。珍しいのは右上の「蟻」ですかね。なんつーか、あまり害虫っぽい感じはしないんですが…いや、家の中で隊列作られてたな…アレはキモかった…
 
 ゲームは簡単、
 ・場に出ている数の±1の数字のカードを出していく。(上限5でループあり)
 ・手札が無くなったら勝利。

  場が「4」なら「3」か「5」が出せます。

  場が「5」なら「1」か「4」が出せます。

 基本はこれだけ。
 また、ゴキブリや蟻はアクションカードと呼ばれるもので、それが出されたら何かしらの効果があります。

 問題なのは左下の「蛾」。このカード…「警備虫」を自分の場に置いているプレイヤー以外は出すことが出来ないモノなんですね。
 かといってこのカードを出せなければ勝つことが出来ない…

 処分しちゃえば良いじゃない。

 とゆーわけで、様々な手段を使ってカードを処分していきましょう。このゲームはある程度ならイカサマは公認です。バレなけれは許されます…
 ただし、まぁ…「ルールの範囲でのイカサマ」ですのでやっちゃいけないことはさすがにあります。
 ・最後の1枚をイカサマで処分することは出来ない。
 ・2枚以上をいっぺんに処分することは出来ない。
 等々がありますが…それ以外なら大丈夫。ルールは基本的に「禁則」の網羅ですので書いてなきゃいいんですよ(邪)

 袖口に仕込む、床に落とす、帽子に挿しておく、隣の人の手札に紛れ込ませる(←無理無理)と、ご自由にどうぞ。ただし見つかったらペナルティがあるので見つからないことが重要ですよ。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 
 イカサマを許容するゲーム…ではなく、イカサマをしないとほぼ勝てないゲームです(笑)最初の手札8枚なのに、何故か5周する前に手札が無くなる人がいます…なんでやねん…

 ニコニコ生放送を行っておられるアル隊長いう方がおられますが、あの方が言うには「手札から別の場所に放り出せば処分されたものとみなす」らしいので、極論すれば手札からテーブルに置いただけで処分したことになるのだそうな。
 ただ、これらは現行犯でなければ告発は出来ないし、告発できるのは1人だけなので難しいところですね。まぁバッチリ見られてたりもするわけなので気を付けないといけませんね。


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