おはようございます!
8月に調子を崩したトゲモモですが最近はトリートメントタンクから脱走を図るまで元気になりました。
気温・水温ともに下がりましたのでもう大丈夫、本水槽に戻すことにしました。
丸2ヶ月間の集中トリートメントでしたが無事に回復してホッとしました。
たっぷりと太り体力もすっかり元通りです。
今では狭いトリートメントタンクがストレスのようなので120×60水槽で体力を使ってもらいましょう。
まぁ、本水槽にはもう1匹トゲモモがいるのでお互いストレスでしょうが仕方ありません。
さて、今朝の水温は、
上が室温、下が水温です。
まぁ、19度なら活発にエサを食べます。
水温13度まではごく普通に過ごすブラジルヘビクビなので寧ろ夏場のクーラー故障の心配がない分安心ですね。
オスです!
こちらはメスです!
23日で飼育開始から丸18ヶ月になります。
死にガメで有名なブラジルヘビクビガメ…
著者の◯水氏自身もこのカメを2ヶ月で落とした…とか。
文中とにかく分からないの連発で「飼えないカメなんだ…」と分かった記事でした。
私、今なら書けますよ!
このカメの調子がいい状態だとか、どういう条件で状態が上がるか、だとかどんなエサが好きで、どんな水質が好きか、とか。
とにかくブラジルヘビクビガメを語らせたら止まらないでしょうね。
だってこのカメが何よりも好きなんですから!
飼育方法は教わるものでなく自分で作るものなのです。
では、どうやって作るのか?
それはカメのサインを読みとることです。
サインを読み、カメとの対話を重ねることです。
私が最も参考にしたのはカメレオンの飼育方法です。
多くの屍の上に築かれ確立されたカメレオン飼育方法ほど勉強になるものはありません。
実を言えばブラジルヘビクビガメの飼育は決して容易ではありません。
自分で言うのも気が引けますが、地味にすごい技の積み重ねが長期飼育を可能にしています。
例えば今ではカメレオン飼育では当たり前のドリップ式の給水方法、知ってしまえば大したことではありませんが最初にやってみた人はすごいと思います。
以前は水を飲まずにバタバタとカメレオンが死んでいったのですからね。
それからカメレオンが高温に弱いことを突き止めたマニア。アフリカ=暑さ、なんて昔は単純な発想でしたからね。
タイマーサーモや1日の温度差なんてことも知ってしまえば当たり前かも知れませんが、最初にやった人は本当にすごいと思います。
カメの飼育に絶対はありませんし、正解もありません。
ご自身の飼育個体、オンリーワンをひたすらみつめ続け、対話できた飼育者こそが最も正解に近い場所にいる飼育者ではないのでしょうか?
そしてこの高みを目指すこともカメ飼育の醍醐味であると私は思うのです。
自分以外の飼育者のカメへのアプローチ方法を知ること、これも自分のスキルを上げていくことに大変役立つものです。
最近はリクガメ飼いさんのブログを読んでは自分自身の気づきに繋げて、飼育技術の向上に努めています。