柚子の日記

音楽&手作り生活

隣のベッドサイドの会話

2009-04-08 11:18:41 | Weblog
昨夜日付が変わった頃、隣のベッドにご主人と幼い男の子に付き添われ、一人の妊婦さんが緊急入院してきました。部屋の電気は消されベッドは仕切られているので声しか聞こえませんが、何かトラブルがあったのでしょう。その緊迫した空気がカーテン越しに伝わってきます。

男の子はすっかり疲れた様子で、盛んに「ねぇ、お家に帰ろうよ。」とお父さんを促します。お父さんはその度に「皆寝てるから静かにして。」と注意します。そして一段落すると、お母さんがお父さんに何やら色々と指示を出し、お父さんは「わかった、大丈夫。やっておくよ。」と優しく応えます。どうやらその男の子、幼稚園の入園式を間近に控えている模様。待ちくたびれた男の子もようやく家に帰れることになりましたが、そこで初めてお母さんは一緒に帰れないことを知ることになります。すると男の子は心配そうに


「ママ、一人で大丈夫?ねぇママ、一人で大丈夫?」


と繰り返しお母さんに語りかけます。お母さんが「大丈夫よ。」と応えると、男の子は「ママ、また来るからね。」と言い残し、お父さんと一緒に深夜の病室を後にしたのでした。

~つづく~


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2 コメント

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Unknown (どら)
2009-04-09 10:11:32
経過はどうですか?

楽しみだねえ!
Unknown (柚子)
2009-04-09 11:07:35
家にいるときよりのんびり過ごしています。

はい、楽しみです。(*^^*)