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※無断引用転載ご勘弁ください※

アイリス

2017-05-28 01:20:18 | 非分類

今朝も沿線で事件があって 怖くなるほどの無関心
「人が足りない、景気が良くない」
D.I.はいつも水面下
そっと 設計図通りの
この国の終わりがそこに
★ けなげに生きてるあなたが
なおも優しいから 切なくて泣けてくる
乾いた大地に咲くアイリス
あなたの未来が幸せであるように
祈るほかに……何ができる?
たとえ期待されてはいなくたって
無力さが締めつける
こんな現実から逃げ出してしまえたなら

明日すること既に山積み 終点のない環状線
重い胸のうち ため息で濾過
みんなそうだって言うけれど
ただ愛があるなら捧げることはつらくない
★ せめてあなたを守りたい
悲しいくせに凛として見せるから
すべてを懸けた願いも
砂と散ってゆく 儚さのさなかで
夜を抜けて きっと残る
思いがけない 煌めきのカケラ
予防線を張らない あなたの本気に
とっくに当てられている

いい人ばかりじゃない
無数の窓のひとつ
正義がこの世にあるのなら
報われてよ

★ けなげに生きてるあなたが
なおも優しいから 切なくて泣けてくる
乾いた大地に咲くアイリス
どうしてそんなに強く美しいの
期待したり 諦めない なんて
言うほど簡単じゃないよ
信じられなくなったら
あなたのその手でここへ連れ戻してほしい









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2017.5.22-27



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2017-05-07 23:54:10 | 非分類

紳士な素振りで優しいときほど
どこか遠くに君を感じてた
-雨が降る この国に
-下りてくる 夜の帳
-隠してる 真実の
-君が浮かび上がる

勝ちめのある顔で笑っているから
無茶をしていても信じてしまう
揺さぶる夜風
知らない人と相対してるみたい
止められない
★ 漆黒を切り裂いてゆく その胸に負うものは
軽くないはずなのに 見せないの決して
凛と立つ姿に心奪われている
誰のことも求めてない君だけど
どうかここでその翼を休めてほしい

どうして失うことを厭わずに
強く正義を持ち続けられるの?
長い指先で辿る顎のライン
甘い香り
★ 絶対零度の眼差しで 何もかも見抜いてる
謎めいて 灼けた肌に傷なんて無いみたい
ふと笑顔が翳るのは 君が零したサイン
嘘つきなのにすべてが真実だから
どうかその背中を預けて 泣いてほしい

-雨が降る この国に
-下りてくる 夜の帳
-隠してる 真実の
-君が浮かび上がる

弱さを知るほどに君を愛してしまう

★ 漆黒を切り裂いてゆく その胸に負うものは
まだ痛むはずなのに 見せないの決して
どんなときでも迷わずにスピード上げていく
誰のことも求めてない君だけど
どうかここでその翼を休めてほしい








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2017.5.7.
ちょっと現実離れしてる感じ。
なんかの背景に流れて邪魔にならない(情景が日常的でない)、
そして単語だけで雰囲気を作れる(漆黒とか絶対零度とか)
のを目指してみた。


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