おばんでがんす
最近は周りじゅうの畑で西洋たんぽぽが蔓延している、これはもう重大な外来種の席巻で危惧すべきものだが、
残念乍らそのことに無力だ、
農道までこの通りに生えている、強い花だ、外国から侵入すると言う事は此れ程の強さがないとだめなのかもしれない
そして一見きれいな白いまん丸の羽毛が一つずつの種を持って風を味方につけて飛び回る
それがほとんど根ずき芽を出して増えるのだから溜まったものではない
たんぽぽの間を縫って耕しているような状況だ、本末転倒この上もない話だ
もうこの畑の来年は絨毯の様になるだろう、根こそぎやっつける除草剤を使用せねばならない
昔戴いた山吹草が辛うじて生き延びて今年は5個ほど咲くらしい、大切にしている
節分草の群生地造成のために移植した山吹も今年は元気が良くなって咲いている
百樹園の物は八重山吹だ、
太田道灌の古事に出てくるほどの深みも何もないが、この花が咲くとこのことが思い出される
わが社の黒土置き場の山の上に、積み菜にして利用している菜の花がとうとう花が咲いてしまった
６㎡程の山になっているので屋根より高い状況だ
そして菜の花にもたれかかるように草藤が咲いている、これも昔飼料用に外国から来た、カラスノエンドウの親戚で
強い強い外来種だ、花はきれいだがすごい繁殖力で閉口する
この時期花好きにとっては毎日が楽しい、次々と咲き盛る花たちに感謝だ
そんじゃあまたはなすべえ
遊童子
