遊童子のひとり遊び

日々の生活の中で心を休ませる時間と趣味を独り言の中で話すブログです

観桜会

2024年04月09日 | 年中行事

今日は当地区の恒例の行事、観桜会の日であった

思い起こせばしょわ五十三年の四が八日のお釈迦様の誕生日に大雪が降った

春の雪は重い雪だ、地区の中央通りにある桜の巨木の大きな枝が折れた

昭和の初めに相馬ヶ原が高崎十五連隊の演習場に成った時に植えられた桜であるからもう九〇年以上も生きてい

る奴だ枝が折れた時はもう五〇年ほど経過して居ただろう、大した手入れもしていない枝であるから無理もない

さくら伐る馬鹿梅伐らぬ馬鹿、等と言われていた時代だから

其の満開の桜を当時まだ集会所の半分が、農産物集出荷場として使われて居て、半分が土間で有った

其の土間に折れた枝をひきずりこんで、雪の花見酒を呑んだ、時に集落三二軒のうちの半数で一六人で有った

土間であるから簡便な鉄板で、その時代の定番のホルモン焼きをして酒盛りをした

其れが観桜会の最初であった、始めた人たちの大半はもう身罷って仕舞った、古い話だ

爾来いままで、新住民が増えても続いているいまや参加者が六〇人にも成るようになった

之こそが当区の団結と安寧と平穏の元だ、新旧住民の軋轢もない、誇れることだ

今年は鳥居の竣工祝いの人観桜会を同日にした、だから年寄りも参加できた。

テント見三張りは中中の広さだが其の他にも集会場の中でも宴会が始まっていた

鉄板焼きの肉類は一段落している、まだ火がある処を見ると、第二段があるらしい

一軒千円の参加費で家族は全員参加して良いと言う格安の会費だ、勿論区本部からの助成もあるらしい

さいわいてんきがよかったのでそとで賑やかに出来ている

手慣れた焼きそばも山のようにできている

子供達も大勢参加している、何しろ少子化で150軒で小学生16人しかいない、貴重な存在なのだ

飲み物もふんだんにある。とても冷蔵庫でという訳には行かぬ量だ

二段目の焼きそば

二段目の焼きそばも沢山出来た、昼食用に一杯戴いて嬉しく、年寄りは早めに退出した

結局若い者たちは夕方薄暗くなるまで宴会をして、重症の者は送ってもらって帰ったようだ

愉しい楽しい観桜会が出来て集落の団結がさらに深まったことだろう

こうしたことの積み重ねが.区の運営にも良い影響を与えてゆくもとに成る

市内でもよくできている区という評判が立って居る

区内の各種団体も、独立採算制で 

予算請求や決算などもとてもよくできている、市内でもこれほどよく出来ている区は類を見ない

何時までも、希望の持てる集落で有り村で有ることを願うばかりだ

 

そんじゃあまたはなすべえ

遊童子

 

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