てんもく日記

ヒゲ親父が独特の感性で記録する日記。このブログがずっと未来に残るなら、子孫に体験と思いを伝えたい。

ブラオイラ#148(富山八尾おわら風の盆編)

2016年09月03日 12時00分00秒 | 【ヒゲ親父】ブラオイラ
昨晩8時ごろ思い立った。

八尾の「おわら風の盆」に行くぞ。

カミさんを誘うと、「明日仕事だからNO!
息子と娘を誘うと、もちろん「NO!

仕方がないのでオイラ一人で隣県富山八尾へ向かおうかと思ったけど、
一応実家の両親に電話してみた
お袋が「行くわ!」だって、(さすがに親父はNO!
ちょうど親戚の姪っ子が実家に泊まりに来ていたので一緒についてきた。

夜の8時30分に富山の八尾へGO!


カーナビに従って進んでいたが、オイラの車のカーナビが古いのか狂っているのか、なにやら人気のない怖ろしい山道を選んで進んでいた

お袋超不安・・・「道あっとんのかいね・・・?」
まさに対向車線の車も一台として通らない山道が続いたのである。

途中明かりもなくなりマジで恐怖を感じた・・・。


それでも、夜の10時過ぎ、なんとか目的地に着いたのだ・・・(ホッ)

多くの路上駐車の車があります。オイラもここに停めちゃえ・・・


さて行こう


それにしても本当に寂しいところです、こんな所にお祭り会場があるの?


細い坂道を上がっていくと


まるで「千と千尋」のように・・・


急に現れた!


オイラにとって生まれて初めての「おわら風の盆」であります

さっそくのお袋の出店チェックが始まった

オイオイ・・・お袋はとにかく地元売り場オタクなのだ

向こうの方から音が聞えてきた。
あっ!


おぉ、これがオイラがどうしても見たかった・・・、


越中おわら節の踊りだ


とても静かだが、


ものすごく洗練されて、


なんともいい感じの踊りである。


これはすばらしい賑やかな盆踊りとはまったく違います。


哀切感に満ちた旋律にのって、


無言の踊り手たちが黙々と踊りを披露する。


哀調のある音色を奏でる胡弓の調べなどが来訪者を魅了する。


この男性の人だけが声を出して歌っている。

全体的にとても静かな踊りなのだ。

オイラははじめて越中おわら節を拝見させてもらったが、一発で虜(とりこ)になってしまった。

だから毎年25万人もやってくるのか・・・。
リピーターも多いのだろう。



おわら風の盆は、毎年9月1日から3日にかけて行われている富山県を代表する祭りである。
江戸時代の元禄期にさかのぼると伝えられ、三日三晩踊り明かすという。
もう11時近いわけだが、踊りは終わることはないのである。(すごい)

町中がお祭りモードで


おっ輪踊りだ!


お袋も来たのは初めてである。


いいね。


なんか食べよう。


温かいそば!


姪はカキ氷


夜遅いのに多くの人がいます。



鮎の塩焼き、旨そうだなぁ


ふ~ん


すごいねぇ。


街並みがすばらしく、同じような古い造りの家が並びます。


石畳が続き、


どの家も、オープンです。


八尾って


こんないい町だと思わなかったよ。


オイラとしてはもっといたかったけど、
お袋と姪がさすがに眠たくて帰りたがったので、残念だが11時30分頃この地をあとにしました。
来年も行きたいな。

ちなみに演歌歌手の石川さゆりさんの「風の盆恋歌」という歌がありましたのでその一節を紹介。
♪私あなたの 腕の中
跳ねてはじけて 鮎になる
この命 ほしいなら
いつでも死んで みせますわ
夜に泣いてる 三味の音

・・・・たしかに雰囲気出てる歌詞だわ。

なんか、八尾町って「千と千尋の神隠し」みたいな町だったよ。


家に着いたの深夜2時
たしかに疲れた・・・。
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コメント (2)
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