風の吹くまま、気の向くままに・・・

While facing the care remains the wind

コーカサス・・2

2013年09月30日 23時10分06秒 | 旅行記
アゼルバイジャン 続き



アゼルバイジャンはイスラム教の国。
しかし、お酒はOK。
現地ガイドさんも「コーランには、酒を飲むなとは書いてない」と言う。
イランとは大違い。
同じく、イスラムの教えがゆるやかなトルコだって
「経営者の信仰によりお酒は置いてません」というお店があったりしてたのに・・
ただし「ビールが冷えていない」と嘆くお方もいましたが・・・



その他、アゼルバイジャンの(私的)見所




ゴブスタン国立保護区の景観と岩絵


ユーラシア大陸、どこに行っても、地震があったせいで・・・が決まり文句のように出てきて・・・
























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遠くに見えるテーブル状の岩山が不思議な魅力。
手前の岩山は地震でガラガラと崩れて・・・








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そこらじゅうに岩が・・・
その岩に・・・・







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これ、人物がはっきり見えていますが、
それは、チョークなどで凹んでいる絵柄をなぞってあるから・・・
実際はこんなにはよく見えないものだそうで・・・



すごいのは、この絵が描かれた(正確には岩を彫ってor削ってある)のが
5000年から20000年前だということ。
太陽、星、人物、動物、船・・・とにかく、多種多様
長い長~い年月に描かれた岩絵は・・・60万点を超えている。





シェキ・ハーンの宮殿
1760年くらいに7~8年の年月をかけて建てられた木組み構造の宮殿。













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ステンドグラスが美し~いのですが、中に入らないと見られない。
中に入ると、撮影禁止・・・
(どうしても見たい方は検索して探してください。5.6年前は撮影できたらしい)
室内の壁一面に描かれた花の絵も見事です。







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が、しかし、シェキ・ハーンはここに来たことはあっても
泊まったことはなかったそうで・・・・う~~ん


















首都バクーの今風建物もすこし・・・




スリー・フレームズ・タワー
3つの炎のタワーね・・・う~~っむ。
日本人も設計に関わっていたとか・・・
とにかく大きい!
大きさは右にある普通のビルと比較してくだされ。












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古い建物の間から、靴紐のブッシュウォーク結びみたいな・・・







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と、ここまでは、明るい話題。







南コーカサスはいろいろな紛争をかかえた地域なのだった。
アゼルバイジャン南部、ナゴルノ・カラバフは紛争地帯。
アゼルバイジャンと隣国アルメニアの関係は険悪。
1991年にソビエトから独立したときに問題発生。
アゼルバイジャン内のアルメニア人が多く居住しているこの地域が
ナゴルノ・カラバフ共和国として、独立宣言したのをきっかけに戦争勃発。
2万人の死者、100万人の難民が発生。
以後、停戦合意がなされたものの、しばしば小競り合いが起こっているようで・・・




ナゴルノ・カラバフからの難民になってしまった
アゼルバイジャン人難民の居住地区なども通り・・・




その難民居住地区にも、ちょっと訪問。
しかし、申し訳なくて写真はなかなか撮れず・・・
唯一、これが・・・・



















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周辺にはニワトリがコッココッコと・・・牛や豚なども飼っていたけれど
生活はタイヘンそうで。
道ばたでパンを焼いて売っていたりして・・・・
このおばさんは恐そうだったけれど、この写真の後にっこり笑って・・・







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インドのナンと同じく、壺型の窯の内側面にこねたパン生地を貼り付ける焼き方。
焼きたては、とてもおいしい!
(パンを撮るのを忘れ・・・)






そんなわけで、旅行者はアゼルバイジャンから隣国アルメニアへ直接入ることはできない。
グルジアに入って、一泊。
翌日、アルメニアへ。















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コーカサス・・1

2013年09月29日 17時12分25秒 | 旅行記
コーカサスの旅、
正確には南コーカサス・・・訪れたのはコーカサス山脈の南側、
アゼルバイジャン、グルジア、アルメニアの三国。
どの国についても、予備知識もなく行ってしまったので、ビックリすることも多し。

以下、
いつものように個人的好み満載で、ご紹介。
(相変わらず「なにやってるんだ」的内容含む)











アゼルバイジャン・・・




行く前に、知人から「スパイ・ゾルゲが首都バクー出身だよね」と言われ・・・
この件に関しては、多少の調査をするも、バクーでは話題にもならなかった。
がしかし、スパイ小説好きの私としては、
「そぉーか、この景色をゾルゲも見たのね」とカスピ海を眺める。







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曇り時々晴の気候のせいか・・・なんだか現実感がないような写真で・・・












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この旗、大きいです。
高さ162m、35m×70m、重さ350kg、最近どこかの国に抜かれて
世界第二位の大きさだそうで。






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カスピ海・・・世界最大の湖。
海にしか見えない・・・しかも、塩湖だそうで、海抜-27m。



なんだか、シュールな感じに撮れた一枚。










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バクーは、カスピ海の西側に飛び出した位置にあるせいか「風の町」と呼ばれている。
ゆえに、カスピ海クルーズはしばしば欠航になるらしいが、この日は無事乗船できる。

船上も結構な風。
バクーに着いた時から美女多し・・・で、写真を撮ったら・・・
彼女たち、カメラに撮られることは意識してないはず・・がこんな風に・・・
左から、元美女順に並んで・・・一番右の美女が残念だった~











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バクーの町の風景

石油がとれる国だから、お金持ち。
超近代的なビルもありますが、正直に言うと心惹かれるのは古い町並み













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ホテルの前の通り





キャラバン・サライ(シルクロードの隊商宿=現在ホテル)近くのお土産物屋







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アーチストのスタジオ・・・とてもおしゃれ




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アゼルバイジャンは絨毯も有名。今日はなにかの撮影らしく・・・




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世界遺産・乙女の望楼(工事中で入れず)
この塔にはハトが群がる。
そのハトに移住してもらうべく向かいのビルの壁面にハトのマンション。
その全体像、ハトではなく、ツバメに見えるけど・・・
そのせいか(なんて訳ないでしょ)、全面移住とはならないそうで・・・
(どこでも、悩みですね~)







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ご存じの方もいるかも・・・
NHK・BSで放送していた「激走! シルクロード104日の旅」
自分たちで自炊しながらイスタンブールから西安まで移動するというトラック・ツアー。
そのトラックがバクーにいました!









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アゼルバイジャンで、よく出てくる写真がこれ。
ヤナル・ダク・・・地表から炎が出ている。























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巨大なたき火のそばにいる感じ。
この撮影地点で、すでに熱さを感じる。






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ひたすら、ブワーッと燃えてます。石油臭かったりもなしで・・・
添乗員さんは「ここで焼き肉やりたいですね~」などと・・・




バクーでは、工事中が多くて・・・

新築のじゅうたん博物館は建物自体がじゅうたんをクルッと巻いた形をしていて、
ちょっと入ってみたかったが、残念もうちょっとで移転するそうで、
古いじゅうたん美術館見学。
上に書いた乙女の望楼の内部見学ができなかった、その代わりとして、
連れて行ってもらったのが「ノーベル邸」。



ノーベルと言えば、知っているのはノーベル賞の、あのノーベル。
そうです。あのノーベルの二人のお兄さんがバクーに建てた豪邸。
はるばるスウェーデンから
ライフルの銃床に使うマホガニーを求めてやって来て、
石油採掘の様子を見て「これは商売になる」と・・・
1978年に「ノーベル兄弟石油会社」を設立、大金持ちに。
この時、弟のアルフレッドはすでにダイナマイトの発明による富を築いていたようで・・・


このノーベル兄弟石油会社は1920年のソビエトのバクー制圧で国有化されてしまった。
が、ノーベル邸は残った・・・
という歴史的建物。


ノーベル兄弟





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室内






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外観も素敵なんです。
が、しかし、私ときたら玄関前の高級車に目を奪われ・・・
写真を撮るのを忘れました。


ベントレー



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アゼルバイジャン、ほかにもいろいろありましたが、とりあえず・・・・







おまけ・・・
旅行中、87歳になられたメンバーがいました。
ご本人は年齢は隠しておきたかったようですが
ツアー中にお誕生日がくると、旅行会社からお祝いのケーキ! はいつものこと。
パスポートを見られてるから、隠しようがない。
87の数字のロウソク、見えるでしょうか。


私たちも、頑張りましょう!!










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夏の思い出秋のおとずれ展8

2013年09月22日 18時21分58秒 | 展覧会・個展
久しぶりに銀座に行ってきました。

二回ほど参加した、きりえのワークショップの先生・picaさん出品のグループ展。
picaさんはきりえ作家でイラストレーターで・・・
この展覧会で展示の作品は、Facebookやブログで拝見していたのですが、
実物見てビックリ!

桃山時代のお伽草紙「鼠草紙」絵巻物5巻をアレンジしたもの。


楽し~い!




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長~い!

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ふむふむ!
私、ここのところが一番気に入りました!



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この展覧会、ジャンルいろいろの6人の作家さんが参加。
ウシヤマ アユミ さん
釘本 緑 さん
さかうえ だいすけ さん
松井 文子 さん
まつくら くみこ さん
そして・・pica さん




9月18~23日(11時~19時)
最終日17時まで

ミレージャ ギャラリー
銀座一丁目













おまけ:さかうえ だいすけ さんの絵・・お気に入り。











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無事に帰国

2013年09月20日 21時12分29秒 | 旅行記
雨は降っても、移動中だけという幸運に恵まれ・・・
楽しい旅行も終わってしまいました。

昨日、夕方5時に成田着。
なんだかんだで、税関通過が6時。
空港でお茶漬けを食べて、ホッとして・・・
スカイアクセス線で帰宅しました。

と、いうのも今回は夏バテ気味だったのか、
ホテルに着けば、早く横になりたいと思い・・・
(観光している時は元気いっぱいでしたが)
油が合わなかったのか、何回もお腹をこわし・・・
(よく効く薬持参で助かった!)
油は違うのかも。
どうも、食事中に水を飲むのがいけないような気も・・・
ま、そんなわけで、
ホッとした面もあるのです。

それから、自画自賛!
荷物が小さくなりました。
(小さくではなく軽く・・でした。スーツケースが軽くなったということ)
何を持って行くか、何が必要ないかが整理できてきたような・・
(今までが、なんでも持って行きたくなっていた、ということですが)



明日からは、あとちょっとで完成のFK-Press と このブログで旅行のまとめをする予定。








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グルジア・スワネティ地方

2013年09月18日 04時25分36秒 | 旅行記
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緑の大地。一軒に一本の塔。
おとぎ話のような………



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