今年、いちばん感動したのは、
初めて目にした海外の景色ではなく
これだったのかな、と思っています。
総武線の電車が東中野駅に着く直前
右手の窓から、「みどり書房」を発見。
約束の時間にはまだ、余裕がある
いや、遅刻したってかまわない
そんな気持ちで電車を降りて、改札口を出て
地上に降りて、左に曲がって二軒目。
懐かしいみどり書房がそこにありました。
いまから、51年前(調べてみてわかったこと、ですが)
昭和34年(1959年)のことでした。
はっきりと、そのシーンを覚えています。
夕方だった。
みどり書房の店員さんが配達に現れ
渡されたのが、講談社の少年少女世界文学全集
第一回配本『ああ無情』でした。
これも後から調べたところでは、
26巻フランス編、『ああ無情』、
『三銃士』、『マテオ・ファルコーネ』ほか2編。
数ヶ月前にひとりで大騒ぎしていた
『ネズナイカ』や『ヒキガエルの冒険(たのしい川べ)』も
ここに収録されていた。
この文学全集が、読書好きになった原点。
厚さ3センチくらいの本一冊を読むのに、
1か月以上、かかっていたなぁ。
書店の大型店舗ばかりになって、
町の本屋さんがどんどん減っているのに、
まだこの書店が健在だったとは、ひたすら感謝。
それにしても、このデジタル時代に
本や雑誌はどうなるのでしょう。
10年後にどうなっているのか、
知りたいような、しりたくないような。
2010年もあと1時間で終わり。
来年はなにをしようか、じっくり考えることにします。
初めて目にした海外の景色ではなく
これだったのかな、と思っています。
総武線の電車が東中野駅に着く直前
右手の窓から、「みどり書房」を発見。
約束の時間にはまだ、余裕がある
いや、遅刻したってかまわない
そんな気持ちで電車を降りて、改札口を出て
地上に降りて、左に曲がって二軒目。
懐かしいみどり書房がそこにありました。
いまから、51年前(調べてみてわかったこと、ですが)
昭和34年(1959年)のことでした。
はっきりと、そのシーンを覚えています。
夕方だった。
みどり書房の店員さんが配達に現れ
渡されたのが、講談社の少年少女世界文学全集
第一回配本『ああ無情』でした。
これも後から調べたところでは、
26巻フランス編、『ああ無情』、
『三銃士』、『マテオ・ファルコーネ』ほか2編。
数ヶ月前にひとりで大騒ぎしていた
『ネズナイカ』や『ヒキガエルの冒険(たのしい川べ)』も
ここに収録されていた。
この文学全集が、読書好きになった原点。
厚さ3センチくらいの本一冊を読むのに、
1か月以上、かかっていたなぁ。
書店の大型店舗ばかりになって、
町の本屋さんがどんどん減っているのに、
まだこの書店が健在だったとは、ひたすら感謝。
それにしても、このデジタル時代に
本や雑誌はどうなるのでしょう。
10年後にどうなっているのか、
知りたいような、しりたくないような。
2010年もあと1時間で終わり。
来年はなにをしようか、じっくり考えることにします。