流れゆく時間

両親との日常生活を綴ってたけど1人になった母との時間を記録しています。最近は気持の起伏が激しい母の愚痴になってます。

ヘアカット

2008年08月16日 | 日記

母から、電話。

美容院に行きたいから連れて行ってくれるかな?

母が予約をいれ、時間に連れて行きました。

出かけ際に、母と言い合いになってしまい、いつもは母の手をつないで歩く私は、黙って母の後ろをついていきました。

母も意地になって、30分以上かかって歩いて行きました。

私が手を引けば、15分くらいでつくところです。。。

少し反省してしまいました。

私も母も意地になっていることに気付くと、母子なんだなぁとつくづく感じてしまいます。

 

父がいなくなって、母を美容院に連れていく回数が増えました。

いつもは、父が手を引いて連れて行っていたんだなぁと、父は、母にはいつもきちんとしていて欲しいと言っていたから。。。。

父がいなくなって、私が父の思いを受け継がねばいけないと思いました。


父のトマト

2008年08月08日 | 写真

 

昨日の画像

父が買ってきてくれと言われ、母のところで育てていた、トマトが赤くなりました。

父は、私が子供のころから、野菜を作ることが大好きで、元気な時はたくさんの苗を育てていた事を思い出しました。


先生へのお礼状

2008年08月06日 | 日記

四十九日も終わったので、父を担当してくれた先生にお礼状を渡しに病院に行きました。

受付で「直接渡したほうが・・・・・」と先生に連絡を取ってくれました。

久しぶりに行く病院には、あちこちに父がいる気配を感じ、青いパジャマでひょいと現れそうで涙が出そうでした。

先生を待っている待合室の椅子でも、診察を待って父と話をしていた事を思い出しました。

私への先生の最初の一言が

「ここにくるといろいろ思い出してしまうでしょう」 ここで、涙があふれてしまいました。

「あのお歳で、あんなに早く腫瘍の進行が早かったのは、私も初めてで、凡例がありませんでした。」

確かに、父を焼いたときも、あんなに薬漬けだったのに、とってもしっかりした骨で、眼鏡をかけてあげられたほどでした。

生前に母が聞いた父の独り言・・・・思い出しました。

「なんで、肝臓なんか悪くしてしまったのだろう」

確かに、肝臓さえ悪くなっていなければ、今も母の横で笑っていたのだろう・・・

先生に母の気持ちを綴ったお手紙を渡して、帰りました。

 

これで、病院内に入ることはなくなるのかな・・・・